DIYで錆びた車高調のスプリングを塗装してみた!

CAR

中古で購入した、車高調のスプリングのサビがスゴい…(・Д・)

知人に頼まれて購入したのに、この状態では見た目が悪すぎて納得がいきません。

とにかく知人の喜ぶ顔が見たいので、この車高調のスプリング(バネ)を徹底的にキレイにしていきますよ!

車高調やダウンサス、純正のスプリングにも使えるテクなので参考にしてみてください!

 

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まずは、サビたスプリングの状態を確認する:

DIYで作業するには、状態を確認することが先決です。

見切り発進は間違いの原因ですからね!

早速見ていきましょう(^^)

ふむふむ、サビがスプリング全体に広がってしまっていますね。

サビ過ぎて元々なに色なの?ってぐらい(´⊙ω⊙`)!

僕は見た目のカッコよさと、知人の満足がとにかく欲しいんです!(笑)

というわけで、キレイさにこだわって作業を進めていきますね。

 

サビたスプリングをキレイにする:

こういったキレイ系のメンテナンス作業は、最初にゴール(完成)を決めた方が効率が上がります。

ゴールを決めないと、ダラダラ作業して時間がガッチリ掛かりますから…

今回は、シンプルをテーマにこんな感じで作業していきますよ!

  1.  サビを除去する
  2.  塗装する
  3.  磨く(時間があったら気分で…)

時間を掛けたくないので、とにかく時短を意識してサクッとキレイにしましょう。

サビを除去する方法は?

この見るからに頑固なサビをどうするか(*´-`)?

これだけ全体的にサビてる場合は、ワイヤーブラシでチマチマ擦ってたら時間がかかり過ぎる。

できるなら一気にサビ達を排除したい僕は、コイツを使おうかと考えてます!

サンポールで一気にサビ落とし:

そうそう!トイレ用のお掃除アイテムがサビにも効果的なんですよ。

サンポールの塩素とサビが化学反応を起こす事で、サビを除去してくれます。ボルトやナットなんかもスッキリ綺麗になるし、なんといってもサンポールは安い!まさに〝キレイにする系のDIY〝にはかかせないアイテムですよ。

 これでしつこいサビとは、おさらばできるはず(^O^)/

しかし・・・

今回は自分の車用じゃないので、絶対に失敗は許されません!もしかしたらサンポールでバネが溶けてダメになったら…どうする!?ってゆーネガティヴな想像が膨らんできた僕は、結局安全で確実な方法をチョイスしました( ̄^ ̄)ゞ

ワイヤーブラシ+ヤスリを使う:

確実といえば、〝コレ〟以外の選択肢はなし!

使用したのは、ステンレス製のワイヤーブラシと3Mのヤスリです。


この方法は、時間がかかり過ぎるからパスするはずでしたが…Σ(゚д゚lll)

 

さぁ…地道にゴシゴシしていきますよ。

 

ワイヤーブラシ→ヤスリの順番で作業しました。

このイガイガしているサビを最初に落とす必要があるので、ワイヤーブラシで全体をムラなく擦ります。

ここで手を抜くと仕上がりに大きく違ってくるので、しっかりと作業しましょう!

古い塗装が部分的に残っている場合は、錆びと同様に少し擦ってみてポロポロと剥がれるなら除去しましょう。

塗装が浮いている所も表面上は錆びがないように見えますが、塗装の下は錆びが広がっているのでこの段階で錆びと一緒に落とします。

ワイヤーブラシで擦ると、サビが空気中にけっこう舞うのでマスクをした方がいいかもしれませんね。

 サビが取れていくと、ザラザラだった表面が滑らかになってきました。

一通りワイヤーブラシをかけたら、3Mのヤスリで更に表面を整えていきます。

スプリングはネジネジになっているのでヤスリがけの面積が意外に広いから大変です。

上、下、内側などは手が入りにくく作業しにくいですが、しっかりヤスリをかけておきましょう!

3Mで磨いたらこんななりましたよ。

比べると全然違いますよね〜

画像の上が磨く前のスプリングで、下がワイヤーブラシ+3Mのヤスリで磨いたスプリングです。

こだわる人は、さらに番手を細かくすると思いますが、横着者の僕はここでOKということにしました!

さぁテンポ良く、次は塗装作業に移ります( ´ ▽ ` )ノ

スプリングを塗装する:

個人的にスプリングの塗料選びは悩みました(*_*)

悩んだ3つの選択はこちら↓

  • つや消し黒
  • シャシーブラック
  • 純正色

ブリッツZZRのスプリングはブラックで塗装してあったし、シンプルに色は黒で決まり。

あとは、耐久性か?見た目か?コストを抑える為に手持ちの純正品の塗料か?で悩みましたが、今回はこのシャシーブラックで塗装します!

画像左は脱脂剤の代用品のパーツクリーナーです。

シャシー用なので、他の塗料よりも耐久性に優れているのが1番の理由ですね。

車高調といえば、一度クルマに取り付けしたら交換以外では外す事ってそうそうないですよね?名分よりも実利を取る!って感じです(*’ω’*)話がそれましたが、塗装の流れはこんな↓

  1.  脱脂
  2.  スプリングを吊る
  3.  シャシーブラックで塗装
  4.  クリアーを吹く(時間があったら…)

脱脂して油分を除去する:

まずは、スプリングの油分や汚れを除去するために脱脂をしていきます。脱脂剤は、手頃な価格で買えるパーツクリーナーで代用します。

 パーツクリーナーは吹き付けたら、乾く前にキレイな布ですぐに拭き取ります。

すぐに気化するから、パーツクリーナーの使用はスピードがとにかく大事。
きちんと脱脂しないと塗料がスプリングにうまく付かないので、しつこい位の脱脂を!

脱脂が終わったら、下地無しでシャシーブラックで塗装します。

こだわる人は、ここから様々な工程を経てから塗装しますが、今回は足回りのスプリングだしホイールを付けたらで見えにくくなる部分。取り付けまで時間が少ない事もあり、ならべく簡潔にいきます。

スプリングを吊る:

塗装をする前にスプリングに針金を引っ掛けて、少し高さのある台に設置しましょう。

スプリングを宙ぶらりんにして塗装する方が、塗装しやすくなるんですよね(^^)設置して準備は完了です。次は塗装していきます!

シャシーブラックでスプリングを塗装する:

それでは、シャシーブラックをスプレー缶塗装していきます。

塗料が垂れない様にスプリングから20cm位離して一定のスピードで吹き付けます。全体を塗装して、15分ほど乾かしてを3〜4回繰り返しつから、仕上げに少しクリアーをスプレーしました。

乾くまで半日放置します。表面は乾いているみたいですが、触るとグニグニして完全には乾いてない様ですね。

シャシーブラックは、乾きにくい性質があるのかもしれません。それだけ塗装に厚みがあるという事ですが、塗装するときは時間に余裕が必要ですね。

さらに乾くまで待ちます…最終的な仕上がりはこちらです。

塗装して乾かしてる時に落としたり、乾いたと思ってタオルの上に置いたらタオルの生地の跡がついたりして、仕上がりは微妙な感じになってしました。

最初のキレイをテーマに塗装するはずが…( ̄O ̄;)まぁ…サビサビのままよりマシになったからヨシとします!

 

まとめ:

スプリングのサビは、純正品でも社外品でもサビるときはサビます!

今回の様にサビが深刻な場合は、新たに塗装する事も考えた方がよさそうです。

ひどくなるとスプリング自体がダメになる場合もありますからね。