インターホン・ドアホンの電源直結式と電源コード式にする方法とそれぞれの違いを紹介します。

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近年、業者に依頼せずに自分で交換する方が急増している「ドアホン」。

しかし、各メーカーの情報を見てみると、「電源直結式」「電源コード式」といった2種類の取り付けタイプから選ぶ必要があり、自宅のドアホンを交換したいけど、どう違うのか分からない方も多いと思います。

そこで今回は、これらドアホンの違いについて詳しくご説明いたします。

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電源直結式とは:

コンセントに差し込む電源プラグがないドアホンを「電源直結式」といいます。

ドアホン本体の裏側に電撃線を直接配線するタイプで壁の内部に設置してある電線から電源供給しています。

配線は壁の中にあるので見た目はコードがない分スッキリとしています。一戸建てやマンション、アパートにもともとドアホンが設置してある場合は、電源直結式が使わていることが多いです。

また、電源直結式はFケーブルと呼ばれている電気配線をドアホンの電源部分にある端子に固定金具をビスでネジ留めするようになっています。

電源コード式とは:

「電源コード式」とは電源プラグを使ってコンセントから電源供給するタイプです。

つまり、電源コード式はドアホンの裏側から配線が出ていて、家庭用の電化製品と同じようにコンセントに挿すだけで取り付けできる仕組みになっています。

電源直結式・電源コード式の違い:

直結式とコード式、どちらも家庭用電源であるAC100Vを使用しており、基本的な仕組みは同じで、違いがあるのは取り付けする配線方法だけです。

直結式は電線を直接配線することで電源供給しており、一方のコード式はコンセントを挿し込むことで電力を供給しています。

つまり、ドアホン本体は電源直結式でも電源コード式でも同じものを使用しており、電源供給している配線が、直付かコンセントからなのか?という違いになります。

電源直結式から電源コード式にする方法:

電源直結式でも、ドアホンのモニター親機に電源コードを挿すと電源コード式にすることができます。

逆にモニター親機から電源コードを外すと電源直結式になります。

電源直結式の配線作業は資格が必要:

免許が必要となる電源直結式ですが、取り付けに関しては比較的簡単なので家庭用のインターホンなら自分で工事するのも難しくありません。

しかし、配線の不備が原因で火災などが発生する危険性があるのでご自分で交換するのはやめておきましょう。

というのも、無免許で電気工事を行ったことで発生した火災には火災保険が適用されないと言われてますからね。

DIYなら電源コード式か無線式がおすすめ:

電源直結式とコード式のドアホンは共に家庭用電源100vを使用するので配線する必要がありますが、近年では配線を必要としない無線式のドアホンも取り付けしやすいと評判です。

無線式では、面倒な配線作業がないので特に知識がない方でも簡単に取り付けることができることから、ご自分で交換したい方は無線式がおすすめと言えます。


電源直結式と電源コード式のまとめ:

電源直結式と電源コード式それぞれの接続方法のメカニズムを把握することが大切です。

直結式とコード式の配線方法はそれぞれ異なりますが、基本的にコードの有無だけの違いなので取り付けされる使用環境に適したものや取り付けしやすいものを選ぶのもポイントです。

また、液晶サイズや、録画機能など、使用用途を満たすものを選びましょう。

簡単に取り付けしたい場合は、直結式やコード式よりも無線タイプの方がおすすめです。

これらのポイントを踏まえて、適したドアホンを選ぶようにしましょう。