シャボン玉洗たく槽クリーナーを購入したのでレビュー!成分や使い方などをわかりやすく紹介します。

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私はこれまで、洗濯機の槽洗浄をするなら、メーカー推奨の塩素系クリーナーが1番だと思って利用してきました。でも、メーカー推奨クリーナーは比較的高めの価格だし頻繁に使用するのは気が引けるし、かといってドラックストアで手に入る格安のクリーナーだと少し頼りなく感じてました…。

そこで検索していたところ、条件に合う洗濯槽クリーナーを見つけたので、試しに買ってみたらレビュー&使ってみた感想を紹介したいと思います。

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届いた「シャボン玉洗たく槽クリーナー」:

今回購入した「シャボン玉洗たく槽クリーナー」はこちらです。

包装は簡易的なビニールだけと、ゴミが少なくて助かりました。

裏側はこちらです。

中身はこんな感じ。

開封すれば、すぐに使える状態です。

ちなみにパッケージには、「シャボン玉 洗たく槽クリーナー」の9つの特徴が挙げられていました。

  • 黒カビ、汚れ、ニオイがごっそり取れる。
  • カビ除菌率99.9%
  • 発泡パワーの酸素系
  • 除去、消臭
  • つけおきが必要
  • 塩素、合成界面活性剤不使用
  • 1回分で使いきり
  • ステンレス槽、プラスチック槽のどちらにも使える。
  • ドラム式洗濯機にはご使用いただけません。

こんな感じの洗たく槽クリーナーです。パッケージでもわかりますが、シャボン玉せっけん株式会社から製造されています。

シャボン玉洗たく槽クリーナーの成分:

シャボン玉洗たく槽クリーナーの成分表示はこんな感じ。

シャボン玉洗たく槽クリーナーの成分は、以下の3種類です。

  • 過炭酸ナトリウム(酸素の供給)
  • 界面活性剤(純石けん分〔脂肪酸ナトリウム〕)
  • アルカリ剤(重曹)

この3種類の内容成分となっており、天然由来の洗浄成分て作られています。

また、この洗たく槽クリーナーは、弱アルカリ性となっており「アルカリの成分で汚れを分解しつつ、素材や肌を痛めにくい」特徴があります。

大事にしている洗濯機に使用するので、配合成分について、さらに調べてみました。

過炭酸ナトリウム(酸素系):

汚れを浮かび上がらせる発泡成分

過炭酸ナトリウムとは、炭酸ナトリウムと過酸化水素を2:3の割合にした混合物のことです。家庭で使う洗剤にも配合されていることが多く、洗たく槽クリーナーの他にも食器洗い乾燥機の洗剤、漂白剤、パイプクリーナー、除菌剤などさまざまな洗剤の主な洗浄成分として使われています。

地球に優しい成分なので、使用後は水・酸素・炭酸ソーダに分かれて分解され、殺菌効果も無くなるから比較的安心してご家庭でも使えます。

界面活性剤(純石けん分・脂肪酸ナトリウム):

汚れやカビを落としやすくする成分

物質には、混ざるものと混ざらないものがありますが、界面活性剤が配合されているると物質同士の界面が変化して混ざるようになります。

配合された成分を複数混ぜ合わせるときに、界面活性剤が必要になってくるというわけです。また、界面活性剤には洗浄作用があるので汚れを落とす効果もあります。それぞれのご家庭にある洗剤や石鹸にも含まれているくらい界面活性剤はけっこう身近な成分のようです。

アルカリ剤(重曹):

石鹸の洗浄効果を持続させる成分

シャボン玉洗たく槽クリーナーには、化学的に合成された成分を使用しない、天然成分のアルカリ剤(重曹)が配合されています。その洗浄成分は強力でありながらも無機物なので、生分解の必要がありません。合成洗剤に比べて環境への影響も少ないエコな成分です。

シャボン玉洗たく槽クリーナーの使い方:

早速、この洗たく槽クリーナーで自宅の縦型洗濯機を洗浄してみました。

このようにパッケージにも使い方が表示されているので迷うことはないと思いますが、注意するポイントもあるので詳しくご紹介していきたいと思います。

① 選択コースを選ぶ:

まずは、洗濯コースを選びます。槽洗浄コースがあれば簡単なんですが、なくても大丈夫です。この場合、標準コースを選んでおきましょう。

② 洗濯槽を給水する:

槽洗浄(洗濯)コースを選んでスタートを押して洗濯槽が高水位になるまで給水します。

槽洗浄コースの場合は、水位が上がりきると自動的に一時停止します。通常コースを選んだ場合は、水位が上がりきったのを確認してから手動で一時停止の状態にします。

ちなみに水を使用するよりも30から40度くらいのお湯を使った方が洗浄効果を発揮しやすくなります。ただし、50度以上のお湯は使用できないので気をつけましょう。

③ シャボン玉洗たく槽クリーナーを入れる:

シャボン玉洗たく槽クリーナーを入れます。粉タイプなので空気中に舞わないように調整しながら全部投入しましょう。もしものためにマスクを着用しておくと安心ですね。

槽洗浄コースがある場合は、ここから⑦番目の工程まで自動になるので気長に待ちましょう。

④ 攪拌する:

洗濯槽クリーナーを入れ、5分くらい運転して溶かした後、電源スイッチを切ります。

⑤ つけおきする:

攪拌したら3~4時間くらい放置します。24時間以上のつけおきはできませんし、長時間つけおきしてもそこまで汚れの落ち具合に変わりがないようなので、つけおきはほどほどにしておきましょう。

⑥ 標準モードで運転する:

洗たく槽クリーナーが入ったままの状態でそのまま「標準コース」で運転します。この洗濯機の場合は、「おまかせコース」にしました。

しっかりと洗浄したい場合は、毛布コースやパワフルコースなど洗たく時間がかかるコースを選ぶ方も多いようです。

⑦ 洗濯槽の状態を確認して必要なら再度すすぎをする:

本来だとつけおきが終わってから通常コースで1度運転したら終わりなんですが、場合によってはカビが洗たく槽に残っている場合があります。一通り工程が終わったら洗濯槽の中をよく確認してカビが残っていたら、再度すすぎ運転をしましょう。

洗たく槽内部とフィルターにカビや汚れが残っていなければ、無事終了となります。

シャボン玉洗たく槽クリーナーを使ってみた感想:

今回、シャボン玉洗たく槽クリーナーを使ってみて、「そこまで洗たく槽の掃除頻度が高くないご家庭の場合でも、今回購入した槽クリーナーで十分」だと感じました。

実際、僕が洗たく槽を洗浄する機会といえば、以下のようなときのみです。

  • 洗たくしたあとの衣類やタオルのにおいが気になる
  • 洗たく後に黒いワカメのようなカビがつくようになった
  • キレイさを維持するための定期的な洗浄

これぐらいの用途でしたら、シャボン玉洗たく槽クリーナーで十分事足ります。

シャボン玉洗たく槽クリーナーのよかった点:

今回購入した、「シャボン玉 洗たく槽クリーなー」を利用してみて感じた利点をまとめると、以下のようになります。

  • 口コミがいい
  • コスパがいい
  • 強い洗浄力
  • 使いやすい使い切りタイプ
  • 取れた汚れやカビが見える

僕のように、たましか洗たく槽クリーナーを使う程度の人間には、ちょうど良い使用感です。

シャボン玉洗たく槽クリーナーの良くなかった点:

僕は、レビューを書く際は、良くなかった点を書くようにしています。

けれど、今回購入した洗濯槽クリーナーに関して言えば、良くなかった点ありませんでした。強いて言えばこれまで使用していた塩酸系のクリーナーよりも値段が数百円ほど高いことくらいですが、それでもおおきな値段の違いはありませんでした。

ただ利用する方や環境次第で難点になるかもと感じたことが、以下です。

  • 洗濯機に投入するとき粉が舞うことがある
  • 汚れやゴミが浮いてきたらネットで取り除く手間がある

「浮いてきた汚れやカビを見たくない」とか「汚れを取る手間はかけない」なんて人には向いていないと思います。

とはいえ、定期的に槽洗浄をしているならカビが浮いてこないので取り除く手間がないこともあるようです。この場合、本当にキレイになったのか不安になるかも知れませんが、逆にお使いの洗たく槽がそこまで汚れていなかったということなので気にする必要はないです。

シャボン玉洗たく槽クリーナーを使ってみよう!:

今回購入した洗たく槽クリーナーは、以下のような人にはおすすめかと思います。

  • 定期的に洗濯機を洗浄したい
  • 汚れが取れたか確認したい(確認できない場合もある)
  • コストを抑えたい
  • それでいてなるべく洗浄力の強いものを使いたい

正直、僕は「洗濯機のカビや匂いについてそこまで気を遣う必要はないのかな」と思っていました。

ただ、洗ったはずの衣類やタオルからカビのような匂いがしてきたときはさすがに嫌な気分になったので見た感じキレイであっても、洗濯槽の裏側がキレイだとは限りません。自分ができる範囲で洗浄するとなると、こういった洗たく槽クリーナーを定期的に使う必要があるのかなと思います。