これから車のシートカバーを購入する方向けに、そのメリットとデメリットを詳しく解説します。

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今回は、『シートカバーを購入しようと思ってるんだけど、どんなメリットやデメリットがあるのかわからない!』という方向けに、シートカバーを取り付けたことによるメリット・デメリットを紹介する記事を書いてみたいと思います。

これを読めばシートカバーとはどんな特徴があるものなのかがわかるので、参考にしてみてください。

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シートカバーのメリット:

最近のシートカバーはもはや、車内のドレスアップの主役と言ってもいいかもしれません。

カバーだからこその利点があるので「改造はちょっと…」という方にもシートカバーは特におすすめです。

そこまでの利点がどこにあるのか、シートカバーのメリットを以下から解説していきます。

① 汚れからシートを守れる:

お子様が車に同乗する場合、飲み物やお菓子などをあやまってこぼしてシートが汚れてしまうことが多々あります。

そんな時にシートカバーを取り付けしていれば、あやまってこぼしてしまっても汚れが生地に浸透せず掃除もサッと拭くだけでOKです。

また、雨がシートにかかると表面に雨シミができてしまうこともありますが、カバーがあればそんな心配もなくなります。

シートカバーで汚れ対策をしておけば、大切な純正シートを守り長持ちさせる効果もあります。

② 日焼け止めや整髪料が付いても拭き取りやすい:

シートカバーに日焼け止めや整髪料がついてしまっても一拭きできます。

カバーの素材にレザーが使われていれば表面に日焼け止めがあやまって付いても一拭きすればシミになることもないです。

人を乗せる機会が多い方や女性の方は、そうした汚れ以外のものがシートに付くこともあるのでシートの保護と掃除のしやすさの必要があるならシートカバーの使用は有益ですね。

③ ペットの毛が掃除しやすい:

ペットの毛は、クルマのシートにつきやすくてファブリックシートだと生地の中にまで毛が入り込むので掃除が大変です。

シートカバーを取り付けしてあれば、そんなペットの毛がシートにくっついたり、入り込むこともないので、掃除しやすくなります。

シートの表面に落ちている毛をコロコロやコードレス掃除機で掃除をして、マットを軽く叩いてお手入れ掃除は終わりです。

④ タバコの火からシートを守れる:

近頃のシートカバーは高性能なものが多くなってきています。

その中でもタバコを吸う喫煙者の方におすすめなのが、燃えにくい素材を使用している耐熱性のあるシートカバーです。

耐熱シートカバーを取り付けると、車内での喫煙でありがちなシートにタバコの灰を落とすことにより、

  • 焦げた
  • 穴が空いた    など

シートに火のついたタバコや灰が落ちて生地が燃えるのを防ぐことができます。

そのため、耐熱性があるシートカバーは喫煙される方には特におすすめです。

⑤ 車内の高級感が増す:

シートカバーにはスタンダードなPVCレザーや本革を使用したタイプ、スエード調のアルカンターラなど様々な素材のシートカバーが販売されています。

車内でもシートは大きい部品なのでシートカバーに交換することによる見た目の変化は少なくありません。

例えば、ファブリックシート(布のシート)にレザー調のシートカバーを取り付けすると、素材が異なるのでワンランク上の車になったかのような見た目になります。

⑥ 自由にカスタムできる:

シートカバーは、素材やシートデザイン、ステッチの色などを自分の好みのものに変えることができるタイプもあります。

愛車に自分だけのオリジナルなデザインで自由にカスタムできるのもシートカバーの特徴でもありメリットですね。

⑦ 下取り査定への影響を防ぐ:

車のシートの汚れがある場合、売却時の下取り査定金額が下がることがあります。

シートの汚れに該当するのは、飲食が原因でついたシミ、タバコの火による穴や焦げ等があげられますが、基本的に簡単に落ちる汚れは下取りに影響しないので、シートに目立った汚れがつかないようにシートカバーで事前に保護しておくと下取りするときの査定への影響も少なくできるし、安心です。

シートカバーのデメリット:

次に、シートカバーを取り付けるとどんなデメリットがあるのか…という点についてもまとめていってみたいと思います。

① 夏は熱く、冬は冷たい:

シートカバーの素材にレザーが使われている場合、夏になると気温の上昇や日差しなどの影響で表面温度がかなり高くなります。

気温が低くくなる冬は逆に表面は冷たくなり、暖房で室内が温まるまでは体が冷えます。

ただ、寒暖差によるシートカバーの表面温度の影響は子供が座るチャイルドシートには影響がありません。

② 取り付けに時間がかかる:

最近は車種別に専用設計されたシートカバーがほとんどです。

取り付けが簡単な汎用タイプのシートカバーと違い、シート形状に合わせてフィット感が重視されていて、その分取り付けに時間がかかります。

フィッティングが良い反面、シートとシートカバーに余裕がないのでミニバンでも3時間~4時間ほどはかかることが多いです。

取り付けに慣れてない方はだと、さらに時間がかかる可能性はありますがその分、取り付け後の満足度は高いです。

③ カバーでもそれなりの費用は必要:

安価なシートカバーでもクルマ1台分なら1万円前後の費用は必要です。

カバーとはいえ、専用設計で部品点数も多いので妥当といえるとは思いますが『シートカバーをつけてないけど汚れは気にしない…』という方には必要ないかもしれません。

しかし、「シートの汚れや痛みが気になる」「車内をドレスアップしたい」このようにお考えの方はシートカバーの使用をおすすめします。

さぁ、シートカバーに交換してみよう:

ここまで自動車のシートカバーについて解説させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

ご覧のようにシートカバーには様々なメリットとデメリットが存在するので、あとはみなさん自身で必要か不要かを選んでもらえればな…と思います。

以上、『これから車のシートカバーを購入する方向けに、そのメリットやデメリットを解説します。』…という記事でした。