「世界最古のパワーストーン」とされるラピスラズリは、古来から世界各地で珍重されてきた。幸運を招く聖石としてエジプトではファラオが愛用し、神秘的な青色が絵画に用いられるなどの歴史を持つ。
そんなラピスラズリが持つ「意味」「歴史」「効果」「宝石言葉」などについてまとめたのでご紹介したい。
ラピスラズリ(瑠璃石)の意味とは
ラピスラズリ……それはまるで宇宙のように美しいブルーをまとっている。
9月と12月の誕生石でもあり、現在知られているパワーストーンの中で水晶と並び最も古く、太古の昔より「聖なる石」と崇められた歴史のある石だ。
そんなラピスラズリ。その名の由来は、石を意味する”lapis”と ペルシャ語で青を意味する”lazwwerd”またはアラブ語で空を意味する混合語である。
ラピスラズリと呼ばれるようになったのは、中世ヨーロッパの頃からでそれまでは古代ギリシャローマ時代には”sappeiros”または ”Sapphius”と呼ばれていた。
そう、この2つの言葉は宝石でも有名なサファイヤの語源であり、古代の人々がサファイヤ(青い石) と呼んだものは実はラピスラズリだったと考えられている。その深く鮮やかな青色から和名は”瑠璃”(るり)である。
ラピスラズリ(瑠璃石)の特性・特徴・色
ラピスラズリとは、方ソーダ石(ほうソーダせき)グループの鉱物「ラズライト/和名:青金石(せいきんせき)」を主成分とし、「ソーダライト/和名:方ソーダ石)」、「アウイン・アウイナイト/和名:藍方石(らんぽうせき」、「ノゼアン・ノーズライト/和名:黝方石(ゆうほうせき)」といった同じグループの鉱物が加わった類質同像の固溶体の半貴石(天然石)である。
類質同像とは、原子配列が全く同じでその原子の種類が異なるものをいう。その為、深い青から藍色を持ち、しばしば「パイライト/和名:黄鉄鉱(おうてつこう)」の粒を含んで夜空のような輝きを持つ。
ラピスラズリに見られる白い筋のような部分や不思議な模様は、「カルサイト/和名:方解石(ほうかせき)」である。
ラピスラズリの色は、紺青色or瑠璃色。その色を出す主成分として挙げられるのがラズライトであり、見た目も似ているソーダライトとラピスラズリは兄弟みたいな存在なのだ。
ラピスラズリは非常に細かい結晶がまだらに入り混じってできているので、鉱物の含み具合によってラピスラズリの青のニュアンスも変化する。
ラピスラズリのモース硬度は5~5.5と言われやや傷がつきやすい。 最後に知っ特べき注意点を2つ挙げておわろうと思う。
青金石(ラズライト:Lazurite)と天藍石(ラズライト:Lazulite)とあるが、ラピスラズリに含まれるものは「青金石のラズライト」のみである。
藍銅鉱アズライトは一見ラズライトと似た呼び名だが、ラピスラズリとは全く違う鉱物でできているというわけだ。
あなたにとって知得になれば嬉しい。
ラピスラズリ(瑠璃石)の産出地
ラピスラズリの3大産出地として「アフガニスタン」「チリ」「ロシア」がある。
産出地が異なるとどのような違いがあるのか見ていこう。
〈ラピスラズリの産出地〉
- アフガニスタン産
- チリ産
- ロシア産
アフガニスタン産
ラピスラズリの3大産地の中でもアフガニスタンは世界一の産出量。どの部分をとってもムラのない高品質なラピスラズリが採れるサリ・サング鉱山があることでも有名。
チリ産
チリ産のラピスラズリは、金箔をまぶしたようなパイライトが散っている。その輝きはまるで夜空を思わせると収集家にも人気なのだとか。
ロシア産
ロシア産のラピスラズリは、アフガニスタン産と比較すると色は暗め。また、パイライトを含まないラピスラズリが多いのも特徴だ。
その他、少量ながら北米やカナダでも採掘されているが主にこの3大産出地からシルクロードを通じ海を越え東西と運ばれた。
ちなみに、ラピスラズリの高品質なものは、金(パイライト)や白(カルサイト)の混ざり気のない青とされ紫味の深みのあるもの程、価値が高く扱われ、ラピスラズリの青とパイライトの金のバランスでパイライトが多すぎると青色が失われ緑色に見えることからグリーン寄りの色は低評価とされる。
パイライトの金色がバランス良く入れば”夜空の星のよう”と好みは分かれるものの高評価を受ける時もある。
ラピスラズリ(瑠璃石)の歴史
東に向かったラピスラズリは海を越え日本にも!
仏教における七宝のひとつに数えられ、日本にも伝えられた。
七宝とは金、銀、瑠璃(るり、ラピスラズリ)、玻璃(はり、クリスタル)、 硬石(しゃこ、シャコ貝に代表されるような美しい見穀)、珊瑚(さんご) 瑪瑙(めのう、現代のメノウではなくエメラルドという諸説あり)であり、 仏教においては貴重な七宝の1つ瑠璃として多くの日本人から大切にされ瑠璃と玻璃は”幸運の守り石”とされてきた。
古くから日本に根づいているラピスラズリ。数ある歴史の中からエピソードを4つほど紹介したいと思う。
〈ラピスラズリの歴史)
- 正倉院・紺玉の帯と瑠璃林
- 宮沢賢治が愛した青色
- 芸術家フェルメールも好んだウルトラマリンブルー
- 古代エジプトの王と青
正倉院・紺玉の帯と瑠璃杯
天平文化を中心とした多数の美術工芸品を収蔵していた奈良県奈良市の正倉院には、広範囲な東西の行き来があったことを明示する遺品の1つ「紺玉の帯(こんぎょくのおび)」が収められている。
幅33cm長さ156cmのベルトであり、紺玉の飾りはアフガニスタからシルクロードを通ってたどりついたラピスラズリの原石!当時、とても希少価値のある石で見事な細工の螺鈿の箱(らでんのはこ)に収められていた。
この他にも聖武天皇、光明皇后のゆかりの品をはじめ、絵画、書跡、金、土、木工、刀剣、陶器、ガラス器を収臓していた。絵画では、希少な岩絵具として使われる群育という色はラピスラズリからきている。
ガラス器においても、瑠璃杯というものがある。それはラピスラズリのような色を求めて名づけられたとされる。奈良時代は華やかで国際色豊かな文化が広がっていたのだ。
宮沢賢治が愛した青色
詩人で童話作家の宮沢賢治は、子供の頃から石好きだったそう!
賢治が書いた詩や童話には様々な鉱物が登場している。
数々の作品で、最も多く使ったと言われている色は青。その中でもラピスラズリの深く濃い青は神秘的であり幼想的。賢治が愛した青の中でも特別だった。
例えば、銀河鉄道の夜、天の川の河原の砂利にサファイヤ、夜のひびわれはトルコ石、海はラズライト、夜空にラピスラズリといった様な宝石や天然石が散りばめられ、その色彩が織りなす幻想的なシーンは印象深く心に残る。
銀河鉄道をはじめとする数々の作品もラピスラズリをはじめ、鉱物にフォーカスするとまた違った目線で楽しめそう!
芸術家フェルメールも好んだウルトラマリンブルー
ラピスラズリの絵具は純金よりも高く、遠くアフガニスタンより海を越えてもたらされたことから「ウルトラマリンブルー」と言われ、画家達に大人気だった。
ラピスラズリを使用した絵画として有名なのが、17世紀オランダの画家フェルメール氏の”青いターバンの女”(真珠の耳飾りの少女)だろう。鮮やかなブルーのターバンと眼差しから目が離せなくなる人物画だ。
なぜこんなにも多くの人が心を奪われるのか。その理由は、青い宝石としても愛された鉱物ラピスラズリにあったのだろう。
人気の一方で超高価だった為、画家達は大変苦労した。もちろん、安価な材料もあったというのにフェルメール氏はラピスラズリの青に最後までこだわり、庶民の日常をラピスラズリの青で品よく表現している 。”牛乳を注ぐ女”もまた有名な作品。。。
人類が利用した鉱物として最古のラピスラズリは宝石として珍重された他、砕いて色が劣化しにくい鉱物顔料にもなったのだ。
古代エジプトの王と青
世界最古の発祥地バビロニア(メソポタミア南東部)や古代エジプトでは、ラピスラズリを砕き粉顔料にして壁画を描き魔除けにしていた。
古代エジプトでは、ラピスラズリは「天空と冥界の神オリシスの石」とされ、ラピスラズリが持つとされる強力なパワーを怖れ、王族しか持ってはいけない時期もあったという。
当時、古代エジプトにおいても黄金と肩を並べるほどの価値があるとされ、ツタンカーメン王の棺やマスクにもラピスラズリが装飾されている。
ツタンカーメンのマスクは、黄金とラピスラズリの青が美しいコントラストを生み、装飾技術の素晴らしさもあいまったその豪華さは王の絶大さを物語っている。何を言おう、ラピスラズリは古代文明においても根づき重宝されてきたのだ。
ラピスラズリ(瑠璃石)の宝石言葉
ラピスラズリには、以下の宝石言葉があるとされている。
〈ラピスラズリの宝石言葉〉
- 幸運
- 健康
- 真実
- 崇高(すうこう)
幸運
ラピスラズリは幸運と成功をもたらす石と信じられている。強力なエネルギーで幸運を引き寄せ、成功をつかみ取るための知性や直感力を与える。
健康
長い歴史の中で薬や錬金術にも使われたラピスラズリには「健康」という宝石言葉もあるのだ 。
真実
邪気や邪念を打ち払い不安を取り除くパワーがあるとされるラピスラズリ。
知恵が生まれ、決断力が高まる。迷いや不安を打ち消して内なる意欲を沸き立せる。不思議と自分にとっての真実が見えてくるかも。
崇高(すうこう)
ラピスラズリの崇高とは、「気高く偉大」。何にも比較できない自然やその広大さは空・宇宙を彷沸(ほうふつ)とさせる。
また、成功の保証という石言葉もあるが、それはラピスラズリが持ち主に試練を与え成長させてくれる石だという考えからきているそうだ。
ラピスラズリ(瑠璃石)が持つ効果やパワーを解説
ラピスラズリで代表的な効果は以下の7つ。それぞれどんな効果があるか見ていこう。
〈ラピスラズリの効果〉
- 幸運を呼び込みたい
- 強力なお守りとして
- 夢・目標達成(才能開花)
- 人生を正しい方向へ導く
- 迷いを断ち切る
- ヒーリング
- 美肌
幸運を呼び込みたい
幸運と成功をもたらすと信じられているラピスラズリ。
運が落ちていると感じたときや進むべき道に迷いが生じたとき身につけるとよい。目先の結果にこだわらず正しい方向へ導き、最高の幸運を呼び寄せてくれる。
強力なお守りとして
ラピスラズリは、邪気や邪念を打ち払う強力なエネルギーを持つ。 不運がつづいてるなーと思ったら身につけるのもよい。
危険から身守る知性・洞察力・決断力を授け、災いを消し去るようアシストしてくれる。
夢・目標達成(才能開花)
ラピスラズリは脳の働きを活性化し、知恵と知性を増し、洞察力・直感力を養うとされる。
受験のお守りとして勉学に励む人、研究者、インスピレーションが必要な人、金運が欲しい人にぴったり。
あなたの内なる意欲を沸き立たせよう★
人生を正しい方向へ導く
ラピスラズリの学究的な性格が相まって、自らの精神的な成長を求める者や眠っている才能を開花させたい人には、過去世での体験や現在の習慣やパターンの原因の出来事をみせてくれる傾向があるとされる。
これぞまさに試練!試練を超えたときあなたにとって最高の幸せがやってくる!
迷いを断ち切る
内なる視力を強化し、物事の内実を見極める力を養い正しい決断ができるようになる暗示がある。
口下手な人で会話がうまくなりた人や営業、 何かで発表する人は頼りになるお守りに!
ヒーリング
抑圧的な感情を解き放ち、ポジティブな波動増幅に放つ。
くよくよしたり積極的になりたい人、悩んでる人におすすめ。
美肌
ラピスラズリの放つ青い波動が、人の皮膚細胞を活性化させるためであるといわれている。
ラピスラズリ(瑠璃石)と相性の良い石の組み合わせ5選
幸運を呼び寄せ、神聖なエネルギーを持つラピスラズリ。
相性の良い石と組み合わせることでその効果をさらに高めることができる。ラピスラズリと相性が良いとされる石は次の5つ。
〈ラピスラズリと相性の良い石の組み合わせ〉
- アメジスト
- フローライト
- モリオン
- ラブラドライト
- ルチルクォーツ
それぞれ詳しく見ていこう。
ラピスラズリ×アメジスト
恋愛、仕事、金運を呼びこむ
ラピスラズリとアメジストの組み合わせはとても良い!
ラピスラズリは紀元前から人と関わりを持ち、神聖な青色の石として世界各地で扱われていた。愛と美の女神アフロディーナとも関係が深く、ローマではカップルの守護石としても崇められていた。
アメジストは愛と調和のパワーを持ち「愛の守護石」とも呼ばれ持つ人の愛情運や人間関係に関わる運気を大きく上昇させると言われている。
ラピスラズリとアメジストの組み合わせは、お互いのパワーをさらに強める相乗効果を発輝し恋愛のお守りとしてはもちろん、気持ちを前向きにしてあらゆることをプラスに転換してくれる。
仕事運や金運を呼びこみたい人にもおすすめのペアリングだ。
ラピスラズリ×グリーンフローライト
試験、資格の勉強、合格祈願に!
脳を活性化し記憶力を高める効果のあるフローライトと幸運を呼びこむラピスラズリとの組み合わせは、目標達成の運気を高めて思考を明確にしてくれると言われている。
受験勉強や就職活動のお守りや願望成就に!
ラピスラズリ×モリオン
邪気払いや仕事で成果を出したい人に!
周知の人も多いであろうモリオンは魔除けの力が非常に強く、浄化作用はピカイチ。
目標を明確にし後押ししてくれるラピスラズリとモリオンの組み合わせは、邪気を浄化し持ち主を守り誘惑に負けないようアシストしてくれる頼もしいペアリング。
邪気払いの他、安全面に気をつけ仕事で成果を出したい人にもおすすめだ。
ラピスラズリ×ラブラドライト
人との良縁、チャンスを運んでくれる
ラブラドライトは太陽と月、両方のエネルギーを持つといわれている。
太陽のようにエネルギッシュなカで持ち主を明るくし自信と活力を与える一方で、月のように心を癒し優しく包み込み安らぎを与えてくれる。
‘再会の石とも呼ばれているラブラドライトとラピスラズリが相まり仕事や環境に人脈を引き合わせ、良緑やチャンスを持ち主へと運んでくれる。
夢に向かって努力してる人や自分磨きをしている人に。やりたいことやその道へ進む意味を明確にしたい人に。
ラピスラズリ×ルチルクォーツ
金運・才能開花・目標達成
ラピスラズリとルチルクォーツは相乗効果でお互いを高める!
そもそもルチルクォーツは金運財運を高める効果があり、数あるパワーストーンの中でも優れた強力な力を宿していると言われているのは有名な話。
金運・財運の他、仕事運、健康運、魔除け、調和といった様々な願いと相性が良いルチルクォーツはラピスラズリと同じような波長を持っている。
邪気除けの効果で運気を高め、良縁を引き寄せる効果もある。才能を後押しし目標達成へと導いてくれるラピスラズリとルチルクオーツはエクセレンスなペアリングなのだ!!!
ラピスラズリのみを身につけるのもよし!このように自分が求める相乗効果を狙うもまたよし!
ラピスラズリ(瑠璃石)の注意点
せっかくラピスラズリを身につけるのだからラピスラズリの注意点を知ろう!
紫外線をさける(長時間太陽光にさらされると変質してしまうおそれあり)
ラピスラズリのモース硬度は5~5.5とやや傷がつきやすく繊細。身に着ける際は十分気をつけたい… 水や塩に弱く湿気にも注意。
ラピスラズリ(瑠璃石)の浄化方法
ラピスラズリにとっておすすめの浄化方法は以下の4つ。
〈ラピスラズリの浄化方法〉
- ホワイトセージをいぶし、けむりでの浄化
- 月光浴で浄化
- 水晶(クラスターにのせる)
- 音での浄化
注意点にも上げたが、ラピスラズリは水や塩に弱いのでこれらを使用した浄化方法はさけたほうが良さそう。日光浴による浄化は、短時間であればOK。
ラピスラズリはエネルギーが高い石でもあるので、出来ればまめに浄化してエネルギーチャージしてあげよう!
ラピスラズリ(瑠璃石)の本物と偽物の見分け方
ラピスラズリには、青色が明るいものと濃い青の色があり どちらの色のラピスラズリにも需要があるが、本物と偽物を見分ける時に確認しなければいけないのは天然の色かどうか。
人気である一方、本物のラピスラズリに見せかける為に加工し販売する事も少なくないので注意したいところ。
そこで代表的な本物と偽物の見分け方を3つ紹介したいと思う。
〈ラピスラズリの本物と偽物の見分け方〉
- 着色・染め
- 練り
- 張り
着色・染め
偽ラピスラズリのベースとなってしまうハウライト。ハウライトは柔らかい白が美しい石だが、表面が微多孔質になっていて非常によく染料の色が定着することから「人工着色処理」に使われてしまう。
本物ラピスラズリと見分けるには、ネイルリムーバーをつけて色が落ちるようであれば着色されたものとなる。
練り
ボーンズとも呼ばれる「練り加工」は、樹脂などでラピスラズリの粉を固めて作られているもの。
着色とは違い一応ラピスラズリも含まれているが模造石となるので宝石としての価値はほとんどない。
張り
薄くスライスしたターコイズの板を安価な材料と張り合わせラピスラズリとして販売されているものもある。
ラピスラズリやターコイズは、平らで均一なデザインが多く「張り加工」が簡単に出来ることでよく使われる手段だ。ラピスラズリもターコイズも人気のある石だが、つなぎ目が存在していたらあやしい…
主に3つ紹介したが、大事なのは知っているということ。知っていればあなたの大切な物になると思うから。
ラピスラズリ(瑠璃石)の体験談
〈ワタシがラピスラズリを身につけるワケ〉
ラピスラズリという石はジュエリーとして知っていた。 ラピスラズリの石言葉や意味を改めて知るうちになんだかパワーストーンラピスラズリを身につけたくなったのである。
わりとネガティブな性格の上、向上心は強いというクセもののワタシ。仕事やプライベートにおいてもどうせやるなら全力でなんて思いがち。一方、 謎に迷いや不安を抱きすぎてなかなか前に進めない現実。そんな時に目に入ってきたのがラピスラズリの石言葉「真実」である。
邪念を打ち払い、不安を取り除き、知恵と決断力が高まるという意味が腑に落ちた。ラピスラズリの持つ試練という意味にもびびりつつ今一度、自分自身を振り返りしっかり前に進みたいと積極的的にラピスラズリを身につけるようになっていた。
不思議と不安は消え、前向きに前進中!ラピスラズリはワタシにとってお守りのような存在になっている。
まとめ:ラピスラズリ(瑠璃石)は古来から人々に愛されてきた神聖な石
人類が利用した鉱物として最古といわれるラピスラズリ。 古代より芸術家、歴史・文明に愛され人々とかかわってきた。
当時は金と同じくらい高価であったラピスラズリ。アフガニスタン内戦時、多量に市場に出回った事や大型原石が多く見つかる為、現代では安価に。古代の人々からすると羨ましいだろうなと個人的に思うのだが…。
そんな現代だからこそ誕生石(9月、12月)や守護石(牡牛座、射手座、水がめ座)として身につけたり、パイライトの粒を含み夜空のような神秘的な輝きがあるようにその色味で身につけるのもいい。 親しみのあるブルーもラピスラズリの手にかかれば空、宇宙のような果てしない青の世界が広がっているよう。
その深い歴史と伝統が裏打する気高く真摯(しんし)なラピスラズリは、その特徴的な姿から神秘的な石として古代の人々を魅了してきたわけだが、現代においても魅力的なパワーストーンのひとつだ。