トーヨーの「オープンカントリーRT」は、走行音が騒音なみに大きいと言われているらしいけど、どれくらいの音量なのか評判から調べてみた。
- 騒音だと感じるくらいうるさい?
- 走行中の音は気になる?
そんな疑問がある方は参考にしてほしい。
まず、オープンカントリーとは
「OPEN COUNTRY(オープンカントリー)」は、トーヨータイヤのSUV専用のタイヤシリーズなんだ。
1970年代の発売開始から長年にわたり多くのユーザーに支持され、RTやATなど見た目や用途別に全4種類がラインナップされている。
オープンカントリーRTはどんなタイヤ?
まずオープンカントリーRTとは、オールテレーンとマッドテレーン両者の特徴を合わせ持つ「ラギッドテレーン」のこと。
オールテレーン(AT)は、全地形型タイヤとも呼ばれるんだけど、オフロードとオンロードどちらでも走行できるタイヤで、マッドテレーン(MT)とは、未舗装のオフロードでの走破性に優れたタイヤという意味なんだ。
このATとMTの特徴を備えたRTは、オフロードでの駆動力と、オンロードでの走行安定性や耐摩耗性能を両立している。
肝心の音についてトーヨータイヤ公式によると、トレッドのパターン配列最適化を採用してノイズ低減を重視したブロック配列になっているらしい。
オープンカントリーRTの走行音の評判
ここからはオープンカントリーRTの走行音が分かる評判をまとめてみた。
良い評判・悪い評判を順に見てみよう。
良い評判
最初はタイヤからの音が気になったけど、慣れたらそんなに気にならなくなった。車内で会話したり音楽が聞きづらい等の支障はない。
前に使用していたBFグッドリッチのロードノイズと比較すると全く気にならない。
ブロックタイヤというくくりで考えると走行音も振動も悪くはないと思います。
交換前に使っていた国産エコタイヤより走行音は多少増えたけど、それ以上に満足感がある。
悪い評判
走り出しは普通にいいんですけど、30〜70キロくらいのスピードになるとうるさく感じます。高速道路で100キロ付近だと音が静かになる気がします。
見た目は良いが、音が気になる。静粛性を気にする方には合わないと思う。
あと交換したばかりだと、落ち着くまで音はさらに大きい。
時速50〜60キロの中速域で独特の騒音がしてきます。音に敏感な人は気になると思います。
評判から分かったオープンカントリーRTの走行音
評判をまとめると、オープンカントリーRTの走行音は速度次第ではうるさいことが分かった。
時速50キロ前後の中速域で発生する音が気になる方が多く、聞く人によっては騒音だと感じるかもしれない。逆に走り始めや時速100キロ前後の速度域だと走行音は気にならなくなるといった声も多かった。
ただ、車内の会話や音楽を聞くのには支障はないようだし、オフロード性能のあるブロックタイヤはうるさいと言われるけど、その中でも音に関して特別悪いわけではなさそう。
同系のBFグッドリッチよりも良かったと思う声もあったし、この手のタイヤだと良い方なんだと思う。
走行音が気になるならオープンカントリーATの方がいい
RTの走行音はうるさいことが分かったけど「走行音も静かにしたい!」「騒音となると話は別だ。」そんな方はオープンカントリーATの方がおすすめ。
RTはどちらかと言えば、悪路走破性の高いオフロード系。オンロードに比べてオフロードはゴツゴツしているから走行音はどうしてもうるさくなってしまうんですよね。
ATは舗装されている道路向きのオンロード系だからRTよりも不快な音はかなり軽減できるから、うるさいのはちょっと…という方はATがいい。
まとめ:騒音も含めてオープンカントリーの魅力なのかも
オープンカントリーは評判お世辞にも静かなタイヤではなかったですけど、そこも含めてこのタイヤの良さなのかなと思う。
SUVだからこの無骨なデザインが似合うし、評判でも「音は気になるけどそれ以上に見た目が気に入っている」って人が多かった。
確かにカッコいいし、オープンカントリーRTは間違いなくSUVに合うタイヤ。
走行中の騒音はおいておいて迷っている方も買って損のないタイヤだと思う!
心くすぐるタイヤなのは間違いない。