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エナセーブEC204の寿命はどう?ひび割れしやすい?評判を口コミから調べてみた

タイヤ

エナセーブ EC204は、「より最後まで使える長持ちタイヤ」と言われているタイヤなんだけど、ダンロップ公式では寿命についての明言はないんですよね。

「気になる!」

というわけで、実際の寿命はどうなのか評判口コミから調べてみたからEC204が気になっている人は参考にしてみて。

エナセーブEC204とは

ダンロップが2018年 2月から販売している「ENASAVE EC204 (エナセーブ イーシーニーマルヨン)」。

エナセーブ EC204は、「より最後まで使える長持ちタイヤ」をコンセプトに開発されたタイヤで耐摩耗性能(減りにくさ)と耐偏摩耗性能(部分的な減りにくさ)の高さが特徴なんだ。

旧モデルEC203との比較で耐偏摩耗性能が16%、耐摩耗性能が4%向上しているらしい。

他にも転がり抵抗性能「AA」、ウェットグリップ性能「c」を獲得。タイヤサイズは全65で13〜18インチと幅広くラインナップされている。

EC204に使われている寿命を長くする4つの工夫

長持ちするタイヤとして開発されたエナセーブEC204には、寿命を長くする4つの工夫が施されている。

非対称ブロック

非対称ブロックは、タイヤのトレッドデザインを左右で変えているパターンのこと。

アウト側の大きなブロックが偏摩耗しやすい外側の剛性を高め、コーナリングで生じる圧力に備えているからタイヤがよれにくい。

接地形状が丸い

EC204は、上級タイヤ「LE MANS V(ルマン ファイブ)」の要素をもつ新たなプロファイル(新しい断面形状)で作られたと言われている。

道路と接地する形状を丸くすることでタイヤにかかる接地圧を均等化し、一部分だけ集中して減るのを軽減してくれる。

接地面の角をなくす

タイヤのショルダー部分にある角をなくしているから接地面の圧力を分散する工夫がされている。

接地面の角って確かに減りやすいし、角だけ減ってしまう片減りが少なければそれだけ寿命も長くなる。

接地面積を増やしている

EC204は、タイヤが道路と接地する面積を増やすことでいわゆる面で減るように工夫されている。

タイヤのトレッド部分にあるブロックの面積比率を高めることで、この接地圧の分散を実現している。溝が同じ減り方をしてくれればタイヤがもつ本来の寿命まで無駄なく使い切れることになる。

エナセーブEC204の寿命の評判を口コミからチェック!

では、エナセーブEC204の寿命の評判を口コミからチェックしていこう。

夏タイヤの寿命は、使用年数4~5年・走行距離30000~5000キロが目安だと言われている。

低燃費タイヤ(エコタイヤ)だとさらに10000~20000キロほど寿命が長くなるとも言われているからそこにも注目!

良い口コミ

3年30000kmで寿命となり交換しましたが、丁寧とは言えない運転だし十分です。
タイヤの減り具合いは標準以上だと思うし、交換直前の最後まで性能が劣化することなく使い切れたのも良かったところです。

交換前も同じタイヤで3年5万キロまで使えました。溝はまだ残っていたんですが、ひび割れがあったので交換しました

EC204に交換して4年50000㎞くらいまでは、ひび割れもなかったし良い。青空駐車だけど寿命は長い方。

前も同じエナセーブEC204を履いていました。素人なので詳しくはありませんが、今まで使ってきたタイヤよりも長持ちするのは確かです。

悪い口コミ

履き替えから4年間で10000キロくらいしか走行していませんが、ひび割れが気になってきました。

2年前に交換して走行距離20000キロあたりで残り溝は6割ほど。深刻なひび割れはないけどシワが少しだけ発生してきた。寿命は普通より少し良いくらい?

評判口コミから分かったエナセーブEC204の寿命

エナセーブEC204の寿命についての評判ををまとめると「寿命の長いタイヤ」だということが分かった。

全体的な割合だと、良い評判が大半で悪い評判はごく少数。

もちろんタイヤの寿命に関しては、走行環境によるから他人と比べるのは難しいところではあるけど、使用年数だと4〜5年。走行距離だと40000〜50000キロほどの寿命になると思う。

溝がなくなって交換となるよりもひび割れが原因で履き替えに至るケースが多いようだ。ダンロップ公式によると5年以上経過したタイヤは点検を受けた方がいいらしい。

これは溝の減りよりもひび割れに対してのことだと推測できるし、5年前後がひび割れがでてきたり、深くなる目安なのかも。寿命が近いとも言えるんじゃないかな。

だけど交換直前まで本来の性能を維持し続けてくれる特徴があるみたいだし、寿命の最後の最後まで使い切れるのはかなり大きなメリット。

エナセーブEC204の寿命を短くしない2つの対策

適正空気圧を保つ

空気圧が不足した状態だと、タイヤが変形してたわむからひび割れしやすくなると言われている。月1回は点検・調整を行う様にしておきたい。

エナセーブEC204は、スタンダード規格を採用しているタイヤなので純正指定の空気圧を目安に調整しよう。

ラバープロテクタントを使う

ゴム製品の劣化防止や保護効果がある「ラバープロテクタント」はタイヤのひび割れ防止に効果があると言われいる。

溶剤だけど揮発性が高いからタイヤへの悪影響はほぼないと言えるし、それ以上にラバープロテクタントのゴムの保護成分がタイヤのひび割れを抑制してくれる。

タイヤワックスはひび割れを促進すると言われているけど、油性のタイヤワックスがそれに該当する。水性タイプもあるけど、タイヤのひび割れを防ぐならラバープロテクタントがいいと思う。

まとめ:エナセーブEC204の寿命は優秀!

今回は、エナセーブEC204の寿命を評判から見てきましたが、ダンロップ公式が言う通り「寿命はちゃんと長いタイヤ」でした!

しかも最後まで性能の劣化を感じにくいタイヤだから実際のEC204の寿命はかなり優秀だと思う。