今回は、まだまだ人気の大型ミニバン・トヨタ「10系アルファードのおすすめタイヤ」を徹底解説!
トヨタ・アルファードの「タイヤの選び方」や「タイヤ交換の目安」についても詳しく紹介しているので必要な方は参考にしてほしい。
10系アルファードのタイヤの選び方:
10系アルファードのタイヤ選びのポイントは以下の4つをチェックしよう!
- 取り付け可能なタイヤサイズをチェック
- タイヤ性能の違いもチェック
- 価格の違いをチェック
- タイヤメーカーをチェック
取り付け可能なタイヤサイズをチェック:
まずは、10系アルファードに取り付けできるタイヤサイズを選ぶことが重要だ。
そもそも取り付け可能なタイヤサイズとは、「新車時に標準で装備されているタイヤサイズ」を指す。
標準装備されているサイズは、車体へ干渉したりメーターに不具合がないため、タイヤサイズ選びの基準だといえる。
10系アルファードは、以下の2種類のタイヤが標準装着されている。
タイヤ幅(mm) | 205 | 225 |
偏平率(mm) | 65 | 55 |
リム径(インチ数) | 16インチ | 17インチ |
現在のタイヤサイズがどちらか、事前に確認しておこう。どう確認したらいいのか分からない方は以下の方法を参考にしてほしい。
タイヤサイズを確認する方法:
タイヤサイズは、サイドウォールと呼ばれている側面に数字で表示されている。さまざまな数字が並んでいるが、見るべきものは「タイヤ幅・偏平率・ホイールサイズ」だ。
10系アルファードの場合「225/55/17」と表記されているなら
- タイヤ幅:225
- 偏平率:55
- インチ数:17インチ
これが現在装着しているのタイヤサイズになる。すぐに確認できる簡単な方法なので事前チェックしておくといいだろう。
タイヤサイズの確認は、グレードでも分かるので以下にまとめた詳細を参考にしてほしい。
205/65R16 を装着しているグレード:
- 3.0 MZ
- 3.0 MZ “Gエディション”
- 3.0 MZ “サイドリフトアップシート装着車”
- 3.0 MX/2.4 AX
- 3.0 MX/2.4 AX “Lエディション”
- 3.0 MX/2.4 AX “Lエディション・サイドリフトアップ装着車”
225/55R17を装着しているグレード:
- 3.0 MS
- 2.4 AS
タイヤ性能の違いもチェック:
タイヤ性能をざっくり分類すると以下の3種類になる。
- スポーツタイヤ:走行性能が高いタイヤ
- コンフォートタイヤ:快適性の高いタイヤ
- 低燃費タイヤ:燃費が向上するタイヤ
低燃費タイヤが主な主流となっているが、快適さを重視するコンフォートタイヤや走行性能が高いスポーツタイヤなど、ご自分の好みや使用用途に合っている性能のタイヤを選ぼう。
価格の違いをチェック:
近年は、高性能タイヤからコスパ抜群のお手頃タイヤなど目的や費用に適したものがたくさんあるので、ご自分が納得できる性能と価格のバランスのものを選ぶようにしよう。
タイヤメーカーをチェック:
選び方の選択肢としてタイヤメーカーを基準とするのもおすすめだ。
- ブリヂストン
- ヨコハマ
- ダンロップ
- トーヨー
- ファルケン
- ミシュラン
- コンチネンタル
- ピレリ 等
取り付け可能なタイヤサイズをおさえるのはもちろんですが「やっぱりタイヤメーカーは…ここが好き!」そんな方はお好きなメーカーの中から選ぶのもアリ。
その際、好みのメーカー内から価格や性能の違いを把握した上で選ぶようにしよう。
10系アルファードのおすすめタイヤ:
では、ここから10系アルファードにおすすめのタイヤを標準装着されている2種類のサイズごとに紹介しよう。
【205/65R16】10系アルファードのおすすめタイヤ3選!:
まず、205/65R16を標準装着する10系アルファードのおすすめタイヤから紹介していこう。
この16インチのサイズは、低燃費タイヤが人気となっているが、その中でも走行性能を高めたものや、手頃な価格帯のものもおすすめだ。
205/65R16 を標準装着しているグレード
- 3.0 MZ
- 3.0 MZ “Gエディション”
- 3.0 MZ “サイドリフトアップシート装着車”
- 3.0 MX/2.4 AX
- 3.0 MX/2.4 AX “Lエディション”
- 3.0 MX/2.4 AX “Lエディション・サイドリフトアップ装着車”
ファルケン ZIEX ZE914F:
スポーツ性能と快適さを両立した万能タイヤ、ファルケン ZIEX ZE914F。ハンドリングや低燃費など多彩な性能をもつタイヤだ。
快適で走りも捨てがたい…そんな方はZE914Fを推す。
BRIDGESTONE NEXTRY:
先進技術「ナノプロテック」がタイヤ性能の基本となる、転がり抵抗やウェット性能、さらにはドライ性能と乗り心地にいたるまで確保している。
国内タイヤメーカーものでありながら手頃な価格は魅力的。コストパフォーマンス、人気の定番タイヤを…そんな方はこのタイヤがおすすめだ。
グリンランダー COLO H01:
グリンランダー COLO H01は、トレッドパターンを最適化することで静粛性能を高め、センターに位置する大きな溝4本の溝が優れた排水性能を実現している。
アジアンタイヤなので価格は安く、コスパ重視派ならおすすめだ!
【225/55R17 】10系アルファードのおすすめタイヤ3選!:
続いて、225/55R17を標準装着する10系アルファードのおすすめタイヤを紹介する。
国内タイヤメーカーが人気のようだが、ユーティリティな万能タイヤが多い印象だ。どれもおすすめだが、予算や好みに応じて選んでいこう。
225/55R17を装着しているグレード
- 3.0 MS
- 2.4 AS
GOODYEAR EAGLE LS EXE:
EAGLE LS EXE(イーグル エルエス エグゼ)は、快適性・燃費・ロングライフ・ハンドリング性能など多彩な良さが魅力の万能タイヤだ。コンフォート系に分類されるタイヤで、ウェット性能も高いため雨の日でも安心できる。
PIRELLI CINTURATO P1:
トレッドデザインの最適化によりノイズを抑えて車内の静粛性を向上させているコンフォートタイヤ。
空力を考慮しているサイドウォールが軽量化と転がり抵抗の低減を実現している。快適さと燃費が魅力だが、ドライ・ウェットの走行安定性も高い。価格も手頃な方なのでコスパ重視派ならコレがいい。
YOKOHAMA BluEarth RV-02:
さまざまタイヤサイズで高い人気を誇るミニバン専用タイヤ・BluEarth RV-02。
ウェット性能は最高の「a」グレードを獲得。低燃費は「A/a」グレード。乗り心地や静粛性も高く、隙のない万能タイヤだといえる。迷ったらこのタイヤがおすすめだ。
10系アルファードのタイヤ交換の目安:
「ちょっと待った…!そもそも10系アルファードのタイヤは交換するべきか、それともまだ使えるのかどう判断するべきなの…?」
ご安心を!
そんな方のために、タイヤ交換の目安についてご紹介しよう。着目すべきポイントはこの2つだ。
- 使用年数
- スリップサイン
下から詳しく見ていこう。
① 使用年数:
タイヤは4〜5年が交換の目安といわれている。以前の交換からの使用年数、または製造年からの経過年数を指す。
使用年数をすぎたタイヤは、走行距離が少ない場合でもゴム内部は経年による劣化が進んでいるため、表面上に割れやひびが発生していなくても交換が必要となる。
ゴムの柔軟さを判断できるツールを使用すれば、機械的に判断できるため、用意しておくと便利だ。
② スリップサイン:
新品タイヤの溝は8mm前後だが、使用によって溝が1.6mm以下になると現れるスリップサインも交換の目安となる。
スリップサインが現れた状態での走行は、整備不良となるため注意しなければならない。溝のチェックできるものがあれば正確に判断可能なのであれば分かりやすい。
タイヤが寿命なら早めに交換しよう!
タイヤの寿命は、使用年数とスリップサインで判断可能だ。もし使用しているタイヤにこうした目安がある場合は早めの交換をおすすめする。
大事なことなので、あらためて言うが「スリップサインがでている状態(1.6mm以下)」で走行すると道路交通違反に該当してしまう整備不良になってしまう。使用年数によるひび割れでは違反にはならないが、スリップサインは違反となるため特に注意しておこう。
10系アルファードのインチアップ・インチダウンについて:
「アルファードをカッコよくしたい…」
「純正ホイールにこだわりはない…」
このようにお考えの方は、10系アルファードのインチアップをおすすめする!
正直なところ、大口径すぎるインチアップは推奨しない。だが、18・19・20インチへのカスタムは10系アルファードのインチアップでも人気の定番サイズだ。
実用性と見た目の比率をどうするかは、お好み次第だが必要に応じて検討してみてもいいだろう。
まとめ:10系アルファードには自分好みのタイヤを選ぼう!
今回は、トヨタ 10系アルファードのおすすめタイヤと選び方を紹介させていただいた。
大型ミニバンの10系アルファードは、広々とした室内空間やラグジュアリーな高級感が魅力の車種だが、その持ち前の良さをさらに底上げしてくれるタイヤが合うだろう。
おすすめとしてご紹介したタイヤは、いずれも甲乙つけがたい実力を備えるタイヤなのでアルファードに合うとは思うが、価格や性能などが異なるためご自分に合うタイヤはどれなのか比較検討してみよう。