今回はプリウスαに乗っているなら誰もが知っておくべきおすすめタイヤをランキング形式で紹介していこうと思う。
また、初心者でもわかりやすい「失敗しないタイヤの選び方」も解説していく。
プリウスαの失敗しないタイヤの選び方

タイヤの選び方を間違うと取り付けできない原因となるので、購入前にポイントをチェックしておこう。
プリウスαのタイヤ選びのポイントは、「純正タイヤサイズ」と「タイヤの特徴」の2つ。
下から詳しく紹介していく。
プリウスαが装着できる「純正タイヤサイズ」の確認をしよう!

最初に確認するのは、プリウスαの純正タイヤサイズだ。これはトヨタが推奨しているタイヤサイズを表すものになる。
以下の表がプリウスαに装着されている純正タイヤサイズだ。
| タイヤの外径(インチ) | 16インチ | 17インチ | 18インチ |
| タイヤ幅(mm) | 205 | 215 | 225 |
| 偏平率(%) | 60 | 50 | 45 |

この3つのうち、どのタイヤサイズのものが装着されているのか確認しておこう!
タイヤサイズの確認方法

タイヤサイズは「運転席のドアを開けた開口部に貼ってあるラベル」か「タイヤのサイドウォール」を見ることですぐに確認することができる。
その際のチェックポイントは、「タイヤ幅」「偏平率」「ホイールサイズ」の3つ。
例えばプリウスαの場合、205/60/16と表記されているなら、
- タイヤ幅:205
- 扁平率:60
- インチ数:16インチ
これが純正タイヤサイズになる。確認して同じものを選ぶようにするといいだろう。グレードでもサイズ確認できるので目を通しておくことも忘れずに。
205/60R16を装着しているグレード
- 1.8S (7人乗) ZVW40W
- 1.8G (5人乗) ZVW41W
- 1.8S (5人乗) ZVW41W
- 1.8SLセレクション (5人乗) ZVW41W
- 1.8G (7人乗) ZVW40W
215/50R17を装着しているグレード
- 1.8Sツーリングセレクション (7人乗) ZVW40W
- 1.8Gツーリングセレクション (5人乗) ZVW41W
- 1.8Sツーリングセレクション (5人乗) ZVW41W
- 1.8Gツーリングセレクション (7人乗) ZVW40W
225/45R18を装着しているグレード
- 1.8Sツーリングセレクション G’s (5人乗) ZVW41W
- 1.8Sツーリングセレクション G’s (7人乗) ZVW40W
プリウスαの場合、16インチと17インチを装着しているグレードが多く、18インチは2種類のみとなっている。
プリウスαに求める「タイヤの特徴」を決める!

次にタイヤの特徴についてお話しよう。
タイヤに求めているものは人によってさまざまだ。
「交換したけど想像と違った…」なんてことがないようにタイヤにはどんな特徴があるのかを事前に把握しておこう。
代表的な特徴は次の6つ。
- 価格
- 燃費
- 静かさ
- 乗り心地
- グリップ力
- 耐久性
どれが合うのか順に見ていこう。
① 価格

やはりできるだけ安いものが欲しいと考える方が多いのではないだろうか。
国産・国内メーカーのタイヤは品質が高く、知名度も高いので安心感があるが、価格が高いのが特徴。
長く使うことを考えたら安心感のある方がおすすめだが、アジアンタイヤなど海外メーカーのタイヤもコスパが良いものが多く、魅力的。
② 燃費

燃費が向上すればガソリン代をおさえることができるため月々のコスト削減を考えている方にはおすすめ!
燃費で選ぶなら、転がり抵抗を抑えた低燃費タイヤを選択しよう。
ただし、低燃費タイヤはグリップ力がやや劣るので、キビキビとした走りを好む方には物足りないと感じるかもしれない。
③ 静かさ

静かなタイヤなら余計な走行音が気にならなくなるため、音楽や人との会話も聞き取りやすくなる。
高速道路を走ることが多い方、人を乗せることが多い方などにはもってこいだ。
静かさで選ぶなら、ロードノイズの少ないコンフォートタイヤを選択しよう。
ただし、コンフォートタイヤはグリップ力や耐久性がやや劣る傾向にある。
④ 乗り心地

走行中に感じる揺れや振動が気になる方は乗り心地の良さを重視したコンフォートタイヤがおすすめだ。
運転していない人の方が路面の凹凸を感じると言われているため、静かさと同じく乗り心地も人を乗せることが多い方ならなおさら重要だといえるだろう。
⑤ グリップ力

車の走行性能を活かしたい方やサーキットや街乗りでキビキビとした走りを楽しみたい方はグリップ力で選ぼう。
グリップ力で選ぶならスポーツタイヤがおすすめ。
スポーツタイヤの場合、燃費と耐久性は劣るため、そこは要注意!
⑥ 耐久性

タイヤは消耗品だが、耐久性が高いタイプなら長持ちするため交換サイクルを長くしてくれる。
長持ちすることで、タイヤ代や交換工賃など維持費の削減にも期待できるのでコスパを考えている方におすすめ。
耐久性に特化しているのは、低燃費タイヤだが、グリップはやや低くなるため注意しておきたい。
プリウスαの純正タイヤサイズ別おすすめランキング!

では、ここからプリウスαの純正タイヤサイズ別おすすめランキング!をご紹介。
本当におすすめできる人気のものだけを選んだので、安心して読み進めてほしい。
プリウスα 205/60R16のおすすめ人気タイヤランキング

205/60R16を履くプリウスαにおすすめの人気タイヤランキングはこれだ!
第1位 YOKOHAMA BluEarth RV-02:安心感No. 1
YOKOHAMA BluEarth RV-02(ヨコハマ ブルーアース RV02)の特徴は、低燃費・ウェット性能・ミニバン専用タイヤこの3つ。
ナノブレンドゴムの配合により低燃費性能とウェット性能を高いレベルで両立。
ミニバン専用タイヤなので、ふらつきにくく安定した走行を可能にしてくれる。空気抵抗を低減することでさらに低燃費性能を高めている。
コスパ重視のタイヤに比べ、価格はやや高くなるが、ヨコハマという安心感と性能の高さは魅力だ。
第2位 TOYO SD-7:コスパ抜群
TOYO SD-7(トーヨー エスディー・セブン) は、高い耐摩耗性とウェットグリップ性能も魅力的だが、実はコスパが抜群にいい。
トレッドパターンに配置した3本の溝が排水性能を向上させ、路面に密着してくれる。高硬度のプライトッピングを採用しているため走行中の変形を抑制し、安定感のある運転をもたらしてくれるだろう。
TOYO SD-7は、コスパの良さと耐久性を求める方におすすめのタイヤだ。
第3位 FALKEN SINCERA SN832i:コスパと安全性ならコレ!
安全性と低燃費にすぐれた低燃費タイヤ FALKEN SINCERA SN832i (シンセラ エスエヌ832アイ)。
低価格で濡れた路面でのウェットグリップ性能が高く、安全性が高い。ハンドリングと乗り心地についても期待できる。
燃費だけでなく、安全性にもこだわりたい人におすすめだ。
プリウスα 215/50R17におすすめ人気タイヤランキング

続いて、215/50R17を履くプリウスαにおすすめの人気タイヤランキングを紹介。
第1位 BRIDGESTONE NEXTRY:ブリヂストンなのに格安
ブリヂストンの低燃費タイヤNEXTRY(ネクストリー)。
基本的なタイヤ性能に燃費の良さをプラスしているスタンダードタイヤだ。先進技術ナノプロ・テックにより低燃費性・乗り心地に期待できる。
ネクストリーは、偏摩耗にも強く、タイヤを長持ちさせてくれるから耐久性も高め。国内メーカーなのに価格が手頃なのもいい。
第2位 DUNLOP LE MANS V:最強の快適性
DUNLOP LE MANS V(ダンロップ ルマン5)は、特殊吸音スポンジと接地面の形状を丸くする2つの組み合わせにより、旧モデルより30%以上のロードノイズを低減を実現している。
サイドウォールが柔らかく、クッション性にすぐれているため、路面からの衝撃を効果的に吸収する。
さらに耐偏摩耗性も旧モデルより27%向上している。もちろん低燃費性能にも定評がある。
上質な快適性を求めるなら、このルマン5をおすすめする。
第3位 HIFLY HF805 :コスパ抜群
HIFLY HF805 (ハイフライ エイチエフ ハチマルゴ)の魅力は、抜群のコスパ。
アジアンタイヤなので安くて当然とも言えるが、タイヤ性能に関してもあなどれない高いスペックのをもつ。
シリカ配合により、安定した直進性能とコーナリング性能に期待できる。静粛性や乗り心地など快適さも悪くない。
とりあえず安いタイヤを!そんな方はこのHP805で決まりだ。
プリウスα 225/45R18におすすめ人気タイヤランキング

引き続き、225/45R18を履くプリウスαにおすすめの人気タイヤランキングを紹介。
第1位 PIRELLI DRAGON SPORT:コスパ最強
PIRELLI DRAGON SPORT(ピレリ ドラゴンスポーツ)の魅力は、安さ。
ピレリがアジア市場向けに開発したタイヤであり、原産国が中国だからこの価格を実現できている。
タイヤ性能への評判は高いが、良い意味で価格とのバランスはとれていない。
ドラゴンスポーツは、価格をとにかく抑えたい、性能も一定レベル以上のものを!そんな方におすすめのタイヤだ。
第2位 DUNLOP DIREZZA DZ101:手頃で高性能
多彩な魅力をもつダンロップのスポーツタイヤDIREZZA DZ101 (ディレッツァ DZ101)。
優れた走行性能に加え、快適性や安全性も兼ね備えているタイヤだ。総合力の高いタイヤだが、国内メーカーなのに価格も良心的。
手頃な価格でスポーツタイヤを!そんな方にディレッツァ DZ101はジャストなタイヤだ。
第3位 GOODYEAR EAGLE LS EXE:低燃費と乗り心地が抜群
快適性と低燃費が魅力のGOODYEAR EAGLE LS EXE(グッドイヤー イーグル エルエス エグゼ)
「特殊防振ゴム」と「左右非対称パターン」を採用しているグッドイヤーのコンフォートタイヤ。
ロードノイズや不快な振動を低減し、燃費・静かさ・乗り心地への評判が良く上質な快操舵性の向上やハンドリングのなめらかさを高めてくれる。
快適さを求めている方、低燃費に定評があるタイヤを探しているならこのEAGLE LS EXEがおすすめだ。
Q&A|プリウスαのタイヤ選びで迷ってる君に答える!

Q1. プリウスαに適したタイヤって何を重視すればいい?
A. 「燃費」「静粛性」「耐摩耗性」の3つが鍵だ。ハイブリッド車らしく燃費を稼ぎつつ、静かな室内空間を維持し、そして長く使えることが安心につながる。記事でもこの観点からモデルを紹介してるぞ。
Q2. ミニバン/ワゴン寄りのプリウスαには“普通の乗用車向けタイヤ”でいいの?
A. 半分YES、半分NOだ。確かに乗用車用タイヤでも使えるが、荷重がやや大きめで“ふらつき”や偏摩耗の懸念があるため、「RV専用」「ミニバン専用」としてチューニングされたタイヤも候補に入れたほうが無難だ。
Q3. タイヤサイズをインチアップしたいんだけど、選び方のコツある?
A. ある。外径を大きく変えず“違和感なく装着できる範囲”を守ること。例えば純正16〜17インチ車なら18インチでも225/45R18などが安心ライン。扁平率を極端に下げると乗り心地・耐摩耗に響くぞ。
Q4. 「低燃費タイヤ=静かなタイヤ」なのか?
A. 基本的にはリンクしてるが、必ずしも同義ではない。“低転がり抵抗”武器のタイヤでもパターンノイズが大きければ室内に音が入る。だから燃費+静粛性両立モデルを狙うのがベストだ。
Q5. タイヤ交換のタイミングっていつ?目安ある?
A. 溝の深さ・経年劣化・ひび割れをチェックしよう。目安として「製造から5年」「残溝3 mm以下」「明らかなコンパウンド硬化」が出たら交換を検討すべき。プリウスαの静かな走行環境だからこそ気づきやすいぞ。
Q5. タイヤ交換のタイミングっていつ?目安ある?
A. 溝の深さ・経年劣化・ひび割れをチェックしよう。目安として「製造から5年」「残溝3 mm以下」「明らかなコンパウンド硬化」が出たら交換を検討すべき。プリウスαの静かな走行環境だからこそ気づきやすいぞ。
まとめ:プリウスαのおすすめタイヤはこれで決まり!

プリウスαのタイヤの選びとおすすめタイヤランキングを紹介してきたが、いかがだっただろうか。
さまざまなメーカーからプリウスαに合うタイヤが発売されているが、失敗しないタイヤ選びには、まずは純正タイヤサイズと種類をおさて選ぶことが大事だ。
ご紹介したタイヤは、どれも人気の超おすすめだが、目的や用途などご自分のシーンに1番合うものを選ぶようにしよう。
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プリウスαのタイヤ選びを深掘りするなら、以下の記事も押さえておこう。燃費・ミニバン対応・快適性・コスパなど、それぞれ違う視点で参考になるぞ。
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「長く使いたい」派に向けた寿命重視モデル。 - ▶ トーヨー タイヤ オブザーバー GIZ2|性能・評判・コスパを徹底解説。
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