ネクセンはどこの国タイヤ?ネクセンタイヤの製造国やおすすめタイヤを徹底解説。

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ネクセンタイヤの基礎知識

ネクセンタイヤ(NEXEN TIRE)は1942年に韓国国内で創業したタイヤメーカーだ。タイヤメーカーとして長い歴史がある老舗でハンコック、クムホに次いで韓国3位の販売数を誇る。ヨーロッパではネクセンではなく、ROADSTONE(ロードストーン)というブランド名で販売している。

ネクセンタイヤの生産国

ネクセンタイヤは韓国国内で製造しており、チャンニョン工場では世界初のフルオートメーション(自動化)で稼働している。

日本国内でもネクセンの人気が高まってきておりトヨタグループの総合商社である豊田通商と2016年にネクセンタイヤジャパンを設立し、日本でのタイヤ輸入・卸売りなどの販売網をさらに拡大している。

ネクセンタイヤの品質

ネクセンタイヤ(NEXEN TIRE)は韓国国内だけではなく海外メーカーの新車純正採用タイヤにも多く採用されている。ヨーロッパではアウディやポルシェ、ファルクスワーゲンにも純正タイヤとして採用されていることから品質は悪いどころか高いと言える。ネクセンのSUVタイヤであN’FERA RU1がポルシェカイエンとマカンの純正タイヤに採用にされたのは信頼がある証。

様々な賞を受賞

ネクセンは2016年タイヤ満足度ランキングJ.D.POWERで4位にランクイン。

さらにN9000がグッドデザイン賞を受賞し、その他にもさまざまな賞を受賞している。

おすすめのネクセンタイヤ

ここからはおすすめのネクセンタイヤを紹介していきたいと思う。様々なタイヤをラインナップしているので使用目的や好みに応じて選ぶようにしよう。

N’FERA SU1

ネクセンのハイパーフォマンスタイヤN’FERA SU1。

輸入車や高級車になどエグゼクティブな車に特におすすめだ。ドライ・ウェット性能どちらも高く、耐久性にも定評がある。さらにはタイヤサイズも豊富で低燃費タイヤとしてのラベリングを取得していることから燃費性能にも期待できる。

N’FERA SUR4G

スポーツ走行を好む方にはN’FERA SUR4Gがおすすめ。

しっかり路面に食いつく高いグリップ性能と安定感のあるコーナーリング性能はかなり優秀。耐久性も高くロングライフも期待できる。乗り心地に関しては普及点だが、走る曲がるといったスポーツ走行を目的とするのであれば、レースにも多く参戦しているネクセンの中で最高のスポーツタイヤと称されるN’FERA SUR4Gをおすすめする。

ドリフトに最適なネクセンタイヤ

ネクセンタイヤでドリフトに適しているタイヤといえば以前はN9000だったが、現在はN’FERA SUR4Gが最有力。

性能を評価されてアメリカのフォーミュラードリフトにタイヤ供給をしていることを考えればネクセンのラインナップしているタイヤの中では最もドリフトに適しているタイヤだと言えるだろう。n9000もドリフト用タイヤとして人気があったが、N’FERA SUR4Gはそれを凌ぐ実力は十分にありそうだ。

N’blue 4Season

季節の変化に左右されずに走行が可能なN’blue 4Season 。

M+SのマークとASTMの刻印があることからドライ、ウェット、高速道路の冬用タイヤ規制時でも走行を可能にするオールシーズンタイヤだ。

遠出をした際に突然の積雪があっても安心して走行することができるのは大きなメリットとアドバンテージ。普段雪が降らない地域の方でも遠方に行くことが多い方には特におすすめする。

ただ、凍結した路面への氷上性能はスタッドレスタイヤの方が優れているため、その際は安全運転を心がけよう。

N’blue HD Plus

低燃費性能を最大のコンセプトに掲げて開発されたN’blue HD Plus。

転がり抵抗を低減させるために、タイヤ構造、トレッドパターンの最適化、コンパウンドの見直しにより高い低燃費性能を実現している。さらにはハンドリングやコーナーリング性能についても進化している。

通勤や遠出など車に乗る機会が多いのであればN’blue HD Plusをおすすめする。

スタッドレスタイヤも取り扱いしてる

ネクセンタイヤ(NEXEN TIRE)はサマータイヤやオールシーズンタイヤだけではなく、冬用のスタッドレスタイヤもある。

少し意外だが、WINGUARD ICEを筆頭に4種類もの銘柄をラインナップしている。日本国内の冬場の路面への対応力は抜群だとは言えないが、1〜3年の頻度で交換する方であれば価格面を考慮してネクセンのスタッドレスを使う利点があると言えるだろう。

ネクセンタイヤの購入方法

ネクセンタイヤ(NEXEN TIRE)の購入方法についてだが、ひとつはメールオーダーハウス(Mail Order House)と呼ばれている公式サイトから購入する方法と、インターネット通販の2つになる。

カー量販店での購入も店によっては可能だが、取り寄せすることになる場合が多い。公式からの購入も価格面を考えると慎重に考えておきたい。

現実的にはアマゾンや楽天などのインターネット通販での購入を個人的にはおすすめする。

まとめ

ネクセンはレースにも積極的に参戦することで高い技術とノウハウを得ているが、そこで得た技術を販売されているタイヤにも反映され近年では世界の各自動車メーカー標準タイヤに採用され知名度も高まってきている。

だが、日本国内での販売はナンカンやハンコックなど他のアジアンタイヤと比べまだまだ取扱している店も少ないが、一流自動車メーカーがこぞって採用するほどのタイヤを一度は使ってみてはいかがだろうか。