アジアンタイヤは日々進化しているため、続々と高性能なタイヤが手頃な価格で販売されてきている。その中でも安いのに性能もいいと評判のケンダのタイヤについてまとめたので詳しく解説していきたいと思う。
製造している国や評判が知りたいとお考えの方はこの機会にしっかり把握しておこう。
ケンダタイヤの製造国
ケンダタイヤは台湾にある老舗タイヤメーカー。台湾で製造されているため、性能を疑問視する方も少なくないとは思うが問題なく使うことができる。
老舗ならではの高い技術と築き上げたノウハウを元に製造されたタイヤなので安心して使用することができるだろう。日本ではまだまだ知名度は低いが世界的に見れば高い知名度を有しているタイヤメーカーなのはあまり知られてない事実だ。
ケンダタイヤのメリット
タイヤサイズが豊富
ケンダタイヤのサイズ展開はかなり豊富。国産タイヤにはないレアなサイズもあるため多くの車種に対応可能なのは魅力だ。
国産タイヤで合うタイヤサイズがあったがレアであればあるほど需要が少ないためタイヤ代も高くなる傾向にある。この場合でもケンダタイヤなら手頃な価格で販売されているため交換費用を抑えることができるためおすすめだ。
性能は国産とそこまで変わらない
台湾製のケンダタイヤのなにが心配か?と聞かれたら、まずは性能について心配だ…という方が多いと思う。
年々進化を続けている技術は想像以上に向上しているのはあまり知られていない。国内タイヤメーカーと比較してもすでに国産クオリティーに負けず劣らずの性能を持っていると言っても過言ではないはずだ。
このことから普通に走行するにあたり身の危険を感じるような問題はないと言えるだろう。
多くのメーカーが純正タイヤとして採用している
グローバルな信用を獲得しているケンダタイヤは純正タイヤとして採用するメーカーも多くなってきている。純正タイヤに採用されるということは高い性能が各メーカーに認められた揺るぎない証になるだろう。世界中で使われていることを考えれば、もはやアジアンタイヤだからそれなり…というイメージは払拭されつつある。
ケンダタイヤのデメリット
ケンダタイヤは国産タイヤと比べて手頃な価格で購入することができるのが最大のメリットになると思う。では逆にデメリットについてはどうなのか…そんな方の為に以下から詳しく解説していこうと思う。
ケンダタイヤによって事故率が上がったり、バーストしやすくなるなどといったことはないので安心してほしい。そこまで気にするほどのデメリットではないが確認しておこう。
静粛性が気になることも
ケンダタイヤの性能については全く問題ない。評判の良し悪しのほとんどは静粛性によるものが多く、この部分で評判が変わってくるだろう。ロードノイズを抑えてとにかく静かなタイヤで走行したい方には適していないと言える。
ただその静粛性も飛び抜けて悪いわけではないので、少しうるさいくらいなら大丈夫という方であれば特に問題にはならないデメリットということになる。
取扱店が少ない
ケンダタイヤは手頃な価格で購入することが可能だが、取扱い店が少ないため購入するなら選択肢が限られる。気になるから近所で買おうとお考えの場合は取り扱い店が即日対応することができないことが多く、ここがデメリットになるだろう。
個人的には価格面を考えるとネット通販での購入をおすすめする。
ハイスペックにこだわるなら違うタイヤを
何度も言っているがケンダタイヤの性能には全く問題ない。だが標準より上のハイスペックなタイヤのラインナップが多くないためこの場合は違うメーカーのタイヤを選んだ方が無難だといえる。
スペックの高いハイグレードタイヤを求めるのであれば、国産や世界的に知名度の高いヨーロッパやアメリカ製のタイヤを検討するようにしよう。
スポーツタイヤやスタッドレスタイヤの性能も良い
ケンダ KR20
スポーツタイヤで性能がいいと評判がいいのがケンダ KR20。グリップ、ウェット性能が高く価格も手頃。スポーツ走行が多い方や走行会に参加する方には特におすすめだ。
KR36 icetec neo
ケンダタイヤのスタッドレスで評価の高いスタッドレスが、KR36 icetec neo。しっかり立っているブロック角が特徴だが、雪道はもちろんのこと凍結路への性能も国産スタッドレスに負けないと評判だ。日本国内でも多くのユーザーが使用してその性能とコストパフォーマンスの良さを実感している。
ケンダは安いだけのアジアンタイヤではない
ケンダタイヤはアジアンタイヤだが、そのラインナップは幅広くエコタイヤやコンフォート、スポーツさらにはスタッドレスまでを網羅する総合タイヤメーカーだ。
性能も悪いどころか国産と比較しても遜色ないクオリティーまで進化してきている。ここまでの解説で「意外に使えるタイヤ」だということが分かっていただけたはずだ。静粛性にそこまでのこだわりがないのであればこのケンダタイヤもタイヤ交換時の選択肢の一つとして検討すべきタイヤだと言えるだろう。