「サーキットも走ってみたいけど、タイヤ代が高すぎる…」そんな悩みを持つスポーツ走行好きに人気なのが、ナンカン NS-2R。
コスパ抜群なのにグリップ力は本格派で、街乗りから峠、サーキットまで幅広く使える万能ハイグリップタイヤです。
この記事では、NS-2Rのスペックや特徴、実際の評判までまとめてご紹介します!
ナンカン NS-2Rとは?基本スペックと特徴
ナンカン NS-2Rは、台湾のタイヤメーカー「NANKANG(ナンカン)」が開発した、高グリップ志向のスポーツタイヤです。
“アジアンタイヤ”と呼ばれるカテゴリの中でも、特に国内外の走行会・サーキットユーザーから熱い支持を受けており、「コスパ最強のハイグリップタイヤ」として広く知られています。
基本スペック
- メーカー:ナンカン(NANKANG/台湾)
- モデル名:NS-2R(エヌエス・ツーアール)
- パターン:非対称トレッドパターン(セミスリック風)
- トレッドウェア:120 / 180(※選択可)
- 構造:ラジアル
- 用途分類:ウルトラハイパフォーマンスタイヤ(UHP)
- 製造国:台湾
NS-2Rの特徴を詳しく解説
トレッドウェア120と180の違い
NS-2Rには、2種類のコンパウンド(トレッドウェア)が用意されています。
タイプ | 特徴 | 対象ユーザー |
---|---|---|
120 | 柔らかく、最もグリップ力重視の仕様。ドライ路面に特化。 | サーキット走行やタイムアタック派 |
180 | 耐摩耗性とのバランス重視。通勤兼用やワインディング向き。 | ストリートスポーツ派 |
トレッドパターンとグリップ性能
トレッドデザインはセミスリックに近い非対称パターンで、ドライ路面での最大限のグリップを狙った設計です。
ショルダー部は接地面積が広く、旋回中のグリップが安定。トラクション性能にも優れており、加速・減速時の反応が鋭いと評価されています。
また、コンパウンド自体も温まりやすく、1〜2周で本領発揮する点がサーキットユーザーに好まれています。
ストリートとサーキット両対応
NS-2Rは、ハイグリップながら車検対応・公道走行可能なモデルです。
180仕様を選べば、日常使いと峠走行を両立することも可能。そのため「ストリートで使えるハイグリップタイヤ」として、ドリ車・スポーツコンパクト・FRセダンなど、様々なジャンルの車両に愛用されています。
サイズ展開の幅広さも魅力
15インチから18インチまでのサイズが中心で、国産スポーツカー(シビック、86、ロードスター等)はもちろん、輸入車やカスタムカーにも対応できます。
また、幅広いサイズ展開により、フロントとリアでサイズを変えるようなセッティングも可能です。
これにより、前後グリップバランスの調整やタイムアタック向けセッティングにも柔軟に対応できます。
NS-2Rはこんな方に向いているタイヤ!
- 国産ハイグリップタイヤは高くて手が出ない方
- 週末だけスポーツ走行を楽しみたいユーザー
- サーキットデビューしたいビギナー
- FR車でドリフトも視野に入れたいユーザー
- 車高調+スポーツホイールで走りの質を高めたい方
他のアジアンハイグリップタイヤとナンカンNS-2Rを比較すると?
ナンカン NS-2Rは、アジアンブランドの中でも定番かつ人気の高いハイグリップタイヤですが、他にもライバル製品がいくつか存在します。
モデル名 | トレッドウェア | 特徴 | 用途 |
---|---|---|---|
ナンカン NS-2R | 120 / 180 | グリップ重視・サーキット/ストリート兼用 | タイムアタック・峠・街乗り |
フェデラル 595RS-R | 140 | ドライグリップとコントロール性が高評価 | スポーツ走行・ストリート |
アセレラ 651スポーツ | 200 | 安価でウェット対応も良好 | 通勤&週末スポーツ |
価格重視ならアセレラ、ドライ最速を狙うならNS-2R(TW120)が有力です。
雨天対応や街乗りとのバランスを求めるならTW180の方や595RS-Rが選ばれています。
ナンカン NS-2Rの評判は?実際のレビューまとめ
ポジティブな評価
- 「コスパでこれ以上のタイヤはない。街乗りから峠までグリップ最高」
- 「タイムアタック専用で使ってます。1回使い切りでも満足」
- 「180ならそこそこ長持ち。スポーツタイヤ初心者にもおすすめ」
ネガティブな評価
- 「雨の日は滑る。油断すると怖い」
- 「タイヤの剛性が高く、車によっては乗り心地が悪く感じる」
- 「トレッドウェア120は想像以上に減りが早い」
総じて、「ドライ路面でのグリップ重視派」からは非常に高評価。一方で、雨やライフには注意が必要です。
ナンカン NS-2Rにおすすめの購入先は?お得に買うならこの2サイト
ナンカン NS-2Rをできるだけ安く・確実に入手したいなら、下記2つのオンラインストアが特におすすめです。
▶ タイヤフッド(TIREHOOD)
- オートバックスなど実店舗での交換が可能
- 取付チケット付き価格が明瞭
- 無料パンク保証付きで安心
▶ オートウェイ(AUTOWAY)
- アジアンタイヤの取り扱いが豊富
- 直輸入のため、最安クラスの価格設定
- 全国の提携店で取り付け可能
価格だけでなく「取付店舗の有無」「保証」「納期」も考慮して選ぶと満足度が高まります。
まとめ|コスパ重視でグリップも妥協しないならNS-2R
ナンカン NS-2Rは、高いグリップ性能とリーズナブルな価格を両立した、サーキット&ストリート対応のハイグリップタイヤです。
用途に応じて選べる2種のコンパウンドを備え、走りを楽しむユーザーに最適な選択肢といえます。
ドライ性能重視の設計ゆえ、ウェットや耐久性には注意が必要ですが、それを補って余りあるパフォーマンスが魅力。
購入は「タイヤフッド」や「オートウェイ」を活用するのがおすすめです。
Q&A:ナンカン NS-2Rについてよくある質問
Q1. NS-2Rは車検に通りますか?
A. はい、NS-2Rは公道走行可能なラジアルタイヤであり、基本的に車検にも対応しています。
ただし、極端なサイズ変更やフェンダー干渉があるとNGになる場合もあります。
Q2. トレッドウェア120と180、どちらを選べばいいですか?
A. サーキット走行がメインなら120、日常使用も考えるなら180がおすすめです。
グリップ優先=120、耐久性・バランス重視=180というイメージです。
Q3. ウェット性能はどうですか?
A. ドライ重視の設計なので、雨天時はグリップが低下しやすく、特に120仕様は滑りやすい傾向があります。
雨の日は運転に注意が必要です。
Q4. 他のアジアンタイヤと比べてどうですか?
A. NS-2Rは“グリップ重視”なら最強クラス。
フェデラル595RS-Rはバランス型、アセレラ651スポーツはコスパ重視+ウェット対応と、目的に応じて使い分けが推奨されます。
Q5. どこで買うのが一番お得?
A. 「タイヤフッド」は店舗交換・保証付き、「オートウェイ」は最安価格帯で人気です。
保証の有無や取り付け環境で選びましょう。