86にハイグリップタイヤを履かせると、曲がる・止まる・立ち上がるの全部が一段上に上がる。
だけど、グリップだけで選ぶと「うるさい」「減るのが早い」「雨の日が怖い」みたいな後悔も出やすい。
この記事では、86にハマるハイグリップタイヤを3本に絞ってランキング形式で紹介しつつ、街乗り寄りか走り寄りかで失敗しない選び方も整理する。
自分の用途に合う“ちょうどいい1本”を最短で決めたい人向けの内容だ。
この記事でいうハイグリップタイヤは、純正より明確にグリップ感と応答性を上げられる「スポーツ寄りタイヤ」を前提にしている。
ハイグリップタイヤで86の走りを楽しもう

トヨタ86は、軽快なハンドリングとFRらしい素直な挙動が魅力のライトウェイトスポーツだ。だからこそ、タイヤの差がそのまま走りの楽しさに直結する。
ハイグリップタイヤは、86の「曲げたいときに曲がる」「踏んだ分だけ前に出る」感覚を分かりやすくしてくれる反面、ロードノイズや乗り心地、摩耗の早さなどのトレードオフも出やすい。
ここでは“速いだけ”じゃなく、使い方に合うかどうかで選べるように整理していく。
86のハイグリップタイヤ選びで失敗しない判断軸

ハイグリップタイヤは全部同じじゃない。86で後悔しないために、最低限この4つだけは先に決めておこう。
- 街乗りメインか、ワインディング重視か(快適性の必要度が変わる)
- 雨の日も走るか(ウェットの安心感が重要になる)
- 摩耗の早さを許容できるか(グリップと寿命はトレードになりやすい)
- サーキット走行を想定するか(方向性が一気に変わる)
この判断軸を決めてからランキングを見ると、「結局どれがいいの?」で迷いにくくなる。
逆にここを決めずに買うと、グリップはあるのに日常でしんどい、みたいなズレが起きやすい。
86のおすすめハイグリップタイヤランキング3選

ここからは、86におすすめのハイグリップタイヤをランキング形式で3本紹介する。
どれもグリップ力が高いのは前提で、キャラが違う3本に絞っている。自分の用途に合う方向性を選べば、86の走りは一気に面白くなる。
第1位:アドバン ネオバ AD08R

ネオバ AD08Rは、「ストリート最強クラスのグリップ」を狙いたい86乗りに刺さる定番のハイグリップタイヤだ。ドライの食いつきと応答性が分かりやすく、ステアを入れた瞬間にクルマが反応する感覚が出しやすい。
乗り心地は柔らかい方向ではないが、不快なガタガタ感というより“スポーツ寄りの硬さ”として出るタイプ。熱が入ったときの安定感も狙いやすく、ワインディング中心で気持ちよく走りたい人に向く。
- 向いている人:ワインディング重視/走りの気持ちよさ最優先
- ハマるポイント:応答性が鋭い/グリップ感が分かりやすい
- 注意点:快適性より走り寄り/摩耗は早めになりやすい
「グリップで選ぶならネオバ」という定番があるのは、それだけ86との相性が分かりやすいからだ。
第2位:ポテンザ S007A

ポテンザ S007Aは、ハイグリップ寄りの性能を持ちながら、快適性や静粛性も捨てたくない人向けのプレミアムスポーツタイヤだ。走りの安心感は欲しいけど、街乗りでのストレスは増やしたくない…という86乗りにハマる。
価格は高めになりやすいが、そのぶんバランスが取りやすい。ワインディングも走りたいし、普段の移動もちゃんと快適にしたいなら、この方向性はかなり強い。
- 向いている人:街乗り+走りの両立/快適性も欲しい
- ハマるポイント:スポーツ感と日常性のバランス
- 注意点:価格が高めになりやすい
ハイグリップを履きたいけど「尖りすぎは嫌」なら、こういうバランス型が失敗しにくい。
第3位:ナンカン AR-1

ナンカン AR-1は、サーキット寄りの超ハイグリップを狙えるセミスリック系のタイヤだ。価格を抑えながら、強烈なドライグリップを求めたい人に刺さる。
ただし方向性はかなり尖っていて、街乗り快適タイヤとは別物。ロードノイズや摩耗、ウェットの扱いなども含めて“走り優先で割り切る”タイプになる。86でサーキット走行も視野に入れているなら候補に入る1本だ。
- 向いている人:サーキット寄り/ドライグリップ最優先
- ハマるポイント:価格に対して攻めた性能
- 注意点:日常快適性は優先しない/雨の日は要注意
安さだけで選ぶんじゃなく、用途が合うなら一気に化けるタイプのタイヤだ。
3本の違いが一発で分かる比較表
最後に、紹介した3本を用途別にまとめた。
迷ったら「自分の使い方に一番近い列」を選べばOKだ。
| タイヤ | 方向性 | 向いている使い方 | こんな人向け |
|---|---|---|---|
| ネオバ AD08R | ストリート最強寄り | ワインディング/走り優先 | 86の走りを一気に鋭くしたい |
| ポテンザ S007A | プレミアムスポーツ | 街乗り+走りの両立 | 快適性も捨てずにグリップも欲しい |
| ナンカン AR-1 | セミスリック寄り | サーキット/ドライ重視 | 価格を抑えてガチ寄りを試したい |
86はタイヤでキャラが変わる車だから、最初から“自分の用途に合う方向性”を選ぶのが一番失敗しない。
グリップだけで選ぶと日常がしんどくなることもあるので、走りと生活のバランスで決めるのが正解だ。
86にハイグリップタイヤを履くなら空気圧も意識しよう!

ハイグリップタイヤは、空気圧でフィーリングが変わりやすい。
86の本来の走行性能をしっかり引き出すなら、適正空気圧をキープするのが前提になる。
空気圧がズレると、グリップ感やハンドリングの反応だけでなく、偏摩耗にもつながりやすい。ガソリンスタンドで測定・補充できるが、普段から管理したいならエアゲージや空気入れを用意しておくのもアリだ。
せっかくハイグリップを入れるなら、空気圧まで含めて“走りを整える”のが一番満足度が高い。
Q&A|86のハイグリップタイヤで迷ってる君に答える!

最後に、86でハイグリップタイヤを検討している人が迷いやすいポイントをQ&Aで整理した。
ここを読めば「結局どれにするか」がかなり決めやすくなる。
Q1. 86にハイグリップタイヤって本当に必要?街乗りでも意味ある?
A. 意味はある。86はタイヤの差が走りに出やすいから、ハイグリップにすると「曲がる」「止まる」の安心感が分かりやすく上がる。
ただし、街乗りだけなら快適性や寿命とのバランスも大事。走りを楽しむ頻度が高い人ほど満足度は上がる。
Q2. ハイグリップタイヤにすると乗り心地や静かさはどれくらい悪くなる?
A. だいたいは悪くなる。グリップを出す方向のタイヤは、ロードノイズが増えたり、段差で硬さを感じやすい。
ただ、全部が“ガチガチ”ってわけでもない。快適性も欲しいなら、バランス型の方向性を選ぶのが安全だ。
Q3. 雨の日が不安なんだけど、ハイグリップでも大丈夫?
A. 大丈夫なモデルもあるけど、選び方は重要。
ドライ寄りのタイヤほどウェットはシビアになりやすい。雨の日も普通に走るなら、ウェット性能を捨てないモデルを選ぶか、無理に尖ったセミスリック寄りを選ばないのが正解だ。
Q4. 86でサーキットも走りたいなら、どの方向性を選ぶべき?
A. サーキットも視野に入れるなら、ドライグリップ重視の方向性が向く。
タイヤの熱の入り方や摩耗も含めて“走り優先”になるので、街乗りの快適性は割り切りが必要だ。普段も乗るなら、まずはストリート寄りハイグリップから入るのもアリ。
まとめ|86のハイグリップタイヤは「用途」で選べば失敗しない

86のハイグリップタイヤは、全部が正解になり得る。
ただし、正解は「一番グリップが高いタイヤ」じゃなく「自分の使い方に合うタイヤ」だ。
- 走りの気持ちよさ最優先なら ネオバ AD08R
- 快適性も欲しいなら ポテンザ S007A
- サーキット寄りで攻めたいなら ナンカン AR-1
この3本から方向性を決めれば、86の走りはもっと楽しくなる。
自分の用途に合う1本を選んで、86らしい“曲がる気持ちよさ”を引き出そう。
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ドライグリップ特化の代表格。86の“走り最優先”に寄せる場合の判断軸になる。
これらの記事とあわせて読むことで、86でハイグリップを選ぶ目的が「峠・街乗り・サーキット」のどれに近いかを整理し、ブレない結論に落とし込める。



