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シバタイヤのNORDICA NR01はセンターグルーブレスのスタッドレス|ドライの手応えと凍結路の弱点

その他国産タイヤ

【結論】シバタイヤ版 NORDICA NR01(ノルディカ NR01)は、ドリフト競技を戦う柴田代表が率いるシバタイヤが国内で売る、中国レイダン(RYDANZ)製のスポーツ系スタッドレスだ。冬タイヤの予算をぐっと軽くしながら、ドライ路面の手応えを残しにきた一本である。

みんカラの装着レビューは平均4.44点(16件)。プジョー106のユーザーは175/65R14の4本を22,000円で揃え「約国産の1本分」と書き、メルセデス・ベンツ Cクラスのユーザーは18インチ4本42,400円の購入例を「今のところ、コスパ最高」と評している。安さが満足度の中心にあることは、この2件だけでも伝わってくる。

この名鑑では、センターグルーブレスという設計の狙い、ハンコック iZ2 A・ナンカン ESSN-1との違い、そして雪国の装着者が書き残した凍結路での弱点まで追い、NR01が得意な冬と不得意な冬の境目を引いていく。

  1. なぜシバタイヤは、レイダン(RYDANZ) NORDICA NR01でスタッドレスに踏み込んだのか
  2. シバタイヤ ノルディカ NR01の技術に見る、センターグルーブレスが狙うステアフィールと雪上トラクション
  3. RYDANZ NORDICA NR01の性能を数値化する|6項目でみる、価格と凍結路の落差
  4. シバタイヤ NORDICA NR01とハンコック iZ2 A・ナンカン ESSN-1、アジア系スタッドレスの違いを比較
  5. ⚠️シバタイヤ NORDICA NR01のメリット・デメリット|価格とドライ路面は強いが、氷上の保証は期待しすぎない
    1. ⭕メリット:18インチでも4本4万円台前半、雪のない路面でもぐにゃつかない
    2. ❌デメリット:凍結路の弱さ・柔らかさとノイズ・ロット確認、3つの物足りなさ
  6. レイダン ノルディカ NR01は本当に国産スタッドレスの代わりになるのか?実走レビューと報道で検証
    1. ユーザーの声|圧雪・凍結路・舗装路の装着レビュー
    2. 専門家の評|Motor Fanが伝えた開発背景
  7. レイダン NORDICA NR01が合うクルマとサイズ別の価格目安|スタッドレス4本はいくらか
  8. レイダン(RYDANZ) NORDICA NR01のスペックと欧州ラベリング|サイズ展開と価格帯を総まとめ
  9. シバタイヤ NORDICA NR01についてよくある質問
    1. Q. NORDICA NR01は、シバタイヤが自社で作ったスタッドレスなのか?
    2. Q. 「センターグルーブレス」のパターンは、乾いた路面で何が違うのか?
    3. Q. NR01は凍結路やアイスバーンでも使えるのか?
    4. Q. サイズ展開と価格はどのくらいか?
    5. Q. ナンカン ESSN-1とは何が違うのか?
  10. まとめ:シバタイヤ版ノルディカ NR01は、冬の予算をどこまで軽くできるスタッドレスか
  11. NORDICA NR01の「安さとドライの手応え」を、販売元・同価格帯の他社・使い方別に確かめる
    1. 販売元シバタイヤの成り立ちを知る
    2. 同じ価格帯で、氷雪の手がかりが見える他社スタッドレス
    3. 走る環境から、スタッドレスを選び直す

なぜシバタイヤは、レイダン(RYDANZ) NORDICA NR01でスタッドレスに踏み込んだのか

シバタイヤが国内販売するレイダン NORDICA NR01スタッドレスの背景を示すイメージ

サマータイヤで名を上げたシバタイヤが、冬のラインナップとして展開しているのがNORDICA NR01だ。製造は中国のレイダン社、日本での販売を担うのがシバタイヤという分業になっている。

  • 安いタイヤを自分で作るという出発点:シバタイヤの公式サイトによれば、ドリフト競技の練習と大会で年間約1000本のタイヤを使うことが原点だという。「安くて、性能の良いタイヤ」を求めて中国へ渡り、上海のタイヤショーで出会ったレイダン社との提携に行き着いた。
  • 販売元としての関わり方は、サイズで異なる:2023年3月のMotor Fanは、シバタイヤがスタッドレスの開発には携わらず、レイダンのNORDICA NR01を国内で販売するに留まると伝えている。一方で柴田代表は同年9月のブログで、一部はレイダンの既製品だが、日本向けのサイズは金型から作ったと説明している。サイズによって「既製品を売る」と「日本向けに型を起こす」が混在していると理解しておくと読み違えない。
  • モニター250台超とテスト販売からの立ち上がり:2022年11月のモニター募集はわずか2日で満枠になり、全国250台以上に装着され、雪上・アイスバーン・ドライ・ウェットで概ね好評だったという(Motor Fan)。柴田代表のブログによれば、この冬はテスト販売の位置づけで、本格販売は翌2023年シーズンからだ。雪上ドリフトでもトラクションが掛かるという声が、「スポーツスタッドレス」という打ち出しにつながった。
  • いまの現在地(2026-27シーズン時点):欧州ではEPRELに2018年11月から流通と登録されているモデルで、国内の公式ショップには2023〜2026年製造のロットが並ぶ。後継モデルの発表は確認できず、現行のまま売られている。

シバタイヤ ノルディカ NR01の技術に見る、センターグルーブレスが狙うステアフィールと雪上トラクション

NORDICA NR01のセンターグルーブを廃したトレッドパターンのイメージ

公式に語られている技術要素は多くない。確認できた範囲の核はパターンの設計思想と雪上認証の2点で、残りは正直に「開示なし」と書いておく。

  • ①センターグルーブレスのパターン(=トレッド中央の太い縦溝を設けない設計):Motor Fanによると、シバタイヤが「スポーツスタッドレス」を名乗る理由のひとつは、腰砕け感のないしっかりしたステアフィールにある。それをもたらしているのが、センターグルーブを廃したトレッドパターンだという。シビックに装着したユーザーも、雪や凍結のない路面ではスタッドレス特有のぐにゃぐにゃ感がなく、かなり乗りやすいと報告している。
  • ②3PMSF(=厳しい雪上条件向けと認められたスノーフレークマーク)の登録:欧州ラベリング(EPREL)では「Tyre for use in severe snow conditions」が「Yes」になっている。雪上の最低ラインを国際的な枠組みでクリアしていることは確認できる。一方、北欧の氷上認証にあたる「Tyre for use in severe ice conditions」は取得していない。
  • ③コンパウンドやサイプの個別技術:独自の技術名や配合の説明は、確認できた公式情報の中に見当たらない。販売ページでは「日本はもちろん世界で通用するスタッドレスタイヤを目指して開発」と説明されているが、数値の裏付けまでは出ていない。

RYDANZ NORDICA NR01の性能を数値化する|6項目でみる、価格と凍結路の落差

NORDICA NR01の性能を6項目で評価したスコアのイメージ

スコアは編集部の独自実測ではなく、欧州ラベリング・Motor Fanの報道・みんカラの装着レビューを突き合わせた相対評価だ。国内の第三者による制動テストは見当たらないため、氷上の項目はレビューの声と認証の有無から判断している。

評価項目 スコア 根拠コメント
価格(コスパ) 4.5 / 5.0 公式ショップの2025年製造ロットは1本4,400円〜12,320円。プジョー106のユーザーは175/65R14の4本22,000円を「約国産の1本分」と書いている。
雪上(圧雪・新雪) 3.5 / 5.0 欧州ラベリングで3PMSFに登録。圧雪路はプジョー106・レクサスSCのユーザーとも問題なしと報告。新雪はシビックのユーザーが「難なく走れる」とする一方、レクサスSCのユーザーは水を多く含んだ雪で「かなり滑る」と書いており、評価が割れる。
氷上(凍結路・アイスバーン) 2.5 / 5.0 氷上条件向けの認証はなく、国内の制動データも見当たらない。シビックのユーザーは凍結路での横滑りに気を遣い、プジョー106のユーザーもアイスバーンは弱いと認める。デミオやフリードのユーザーは凍結路を問題なく走れたとしており、使う地域で印象が分かれる。
ドライ・操縦安定 3.5 / 5.0 Motor Fanは腰砕け感のないステアフィールを報じ、シビックのユーザーも雪のない路面の乗りやすさを挙げる。ただしレクサスSCのユーザーは柔らかさから減衰を1段上げ、高速域からのブレーキの立ち上がりが遅いと指摘している。
静粛性・乗り心地 3.0 / 5.0 Cクラスのユーザーは柔らかめで快適としつつ、新品時の唸り音がやや大きいかもしれないと書く。レクサスSCのユーザーもロードノイズは大きめとする。欧州ラベルの騒音は72dB(クラスB)だが、欧州仕様サイズでの値。
耐摩耗・ライフ 3.0 / 5.0 宮城県のスイフトスポーツのユーザーは「少なくとも2シーズンは問題無く履けて」3シーズン目に入ったと報告。3シーズン目以降の効きや硬化の経過を追えるデータはまだない。
  • 最大の強み:価格。軽・コンパクトの14インチなら4本で2万円を切り、18インチでも4本4万円台前半に収まる。評価の方向がもっとも揃っている項目だ。
  • 意外な健闘:圧雪路と2シーズンの持ち。宮城県で2シーズン不便を感じなかったという報告は、価格から想像するより息が長いことを示している。
  • 割り切っている点:凍結路とアイスバーン。認証もテスト値もなく、雪国の装着者ほど横滑りを書き残している。ここを期待して買うタイヤではない。

シバタイヤ NORDICA NR01とハンコック iZ2 A・ナンカン ESSN-1、アジア系スタッドレスの違いを比較

NORDICA NR01とハンコック iZ2 A・ナンカン ESSN-1のアジア系格安スタッドレス比較イメージ

安さを入口に選んだとき、最後に残る問いは何か。ハンコック Winter i*cept iZ2 A(W626)、ナンカン ESSN-1、そしてNR01の3本は、パターンの発想も氷雪性能の裏付けも、それぞれ別の方向を向いている。

比較項目 NORDICA NR01 Winter i*cept iZ2 A ESSN-1
出自 中国・レイダン製(国内販売はシバタイヤ) 韓国・ハンコック 台湾・ナンカン(国内はオートウェイなどで販売)
パターンの特徴 センターグルーブレス 非対称パターン 非対称パターン+ジグザグ状の3Dサイプ
サイズ展開 13〜18インチ(公式ショップの取り扱い) 17インチ以下が中心、18インチも一部(価格.com掲載) 13〜19インチ(オートウェイ表記)
氷雪性能の裏付け 3PMSFを欧州で登録。氷上認証・国内の制動データはなし 北海道での雪道テスト実施を紹介する記事がある オートウェイの購入者評価300件で氷雪上性能4.5、総合4.30
性格 ドライの剛性感を残したスポーツ寄り 価格と雪道の安心感のバランス型 氷雪の効きを前面に出した実用型

同一サイズ・同一時点で比較できる価格が揃わなかったため、この表に価格行は入れていない。購入時は装着予定サイズで3本を横並びにして確認したい。

  • ドライの手応えも残したいならNR01:高速道路や街乗りの比率が高く、雪は年に数回という使い方なら、センターグルーブレスの落ち着きが活きる。
  • バランスで選ぶならハンコック iZ2 A:非対称パターンで、価格と雪道の安心感の釣り合いを取りたい人向け。ハンコックの名鑑はこちらで詳しく扱っている。
  • 氷雪の声の多さで選ぶならナンカン ESSN-1:購入者レビュー300件という厚みがあり、凍結路を走る頻度が高い人にとっては判断材料がいちばん揃っている。
3本のうち、NR01だけが「ドライの走り」を看板に掲げている。その代わり、氷雪の実績を数字で追えるのはESSN-1のほうで、積雪地の山沿いに住む人は、そこを軽く見ないほうがいい。

⚠️シバタイヤ NORDICA NR01のメリット・デメリット|価格とドライ路面は強いが、氷上の保証は期待しすぎない

NORDICA NR01の価格の安さと凍結路の弱さというメリットとデメリットを対比するイメージ

NR01の魅力は価格と日常域の走りに集中していて、凍結路の実績やロングライフの確証は、まだ積み上がっていない。そこを承知で選ぶタイヤだ。

⭕メリット:18インチでも4本4万円台前半、雪のない路面でもぐにゃつかない

プジョー106のユーザーは175/65R14を4本22,000円で揃え、圧雪路は全く問題ないと書いた。メルセデス・ベンツ Cクラスのユーザーは、シバタイヤ公式ショップの1月セールで225/45R18を4本42,400円で購入し、現時点ではコスパ最高と評価している。シビックのユーザーが挙げた、雪のない路面でのぐにゃぐにゃ感のなさも、センターグルーブレスの狙いと重なる。

❌デメリット:凍結路の弱さ・柔らかさとノイズ・ロット確認、3つの物足りなさ

①凍結路・アイスバーンで横滑りしやすい

欧州ラベリングで氷上条件向けの認証はなく、国内でも制動距離などの数値は確認できなかった。シビックのユーザーは凍結路で発進時や横方向に滑るイメージがあり、アクセルワークに気を遣ったと書く。プジョー106のユーザーも、アイスバーンは弱いがブレーキング次第で止まれるという評価で、「雪道が苦手な人は、国産スタッドレスを買いましょう」と締めている。凍結路が日常のエリアでは、ここが最大の不安材料になる。

②柔らかめの乗り味と、ノイズ・高速域の制動を指摘する声がある

Cクラスのユーザーは、硬めだったコンチネンタルのバイキングコンタクト7と違って柔らかめだと感じ、新品特有の唸り音がやや大きいかもしれないと書いている。レクサスSCのユーザーはロードノイズを大きめとし、高速域からのブレーキは制動の立ち上がりが遅いと指摘した。センターグルーブレスの手応えと柔らかいゴムの感触は、車格や速度域によって受け止め方が分かれる。

③製造年ロットと価格の確認が欠かせない

公式ショップは2023〜2026年製造のロットを並べており、古いロットほど値下げされている(2026-27シーズン時点)。安さの裏に製造年の違いがあるため、購入前に製造年を確認したい。

年に数回の雪と高速道路が中心の人なら、この割り切りは納得しやすい。凍結路が日常という人は、氷上の実績が数字で見える国産上位か、購入者評価の厚いESSN-1を選ぶほうが安心だ。

レイダン ノルディカ NR01は本当に国産スタッドレスの代わりになるのか?実走レビューと報道で検証

NORDICA NR01の装着ユーザーのレビューとメディア報道を整理するイメージ

雪道を走った装着者の声と、販売元の証言に基づく報道。両方を並べると、NR01が「国産の代わり」になる場面とならない場面がはっきり分かれる。

ユーザーの声|圧雪・凍結路・舗装路の装着レビュー

「新雪は難なく、凍結路は値段なり」(シビック・評価3)

シビックに225/45R18を履かせたユーザーは、1シーズン使った感想として、新雪は難なく走れる一方、凍結路は不安定気味で主に横滑りに気を遣ったと書く。ブレーキが効かないわけではないが値段なり、雪のない路面はスタッドレス特有のぐにゃぐにゃ感がなく乗りやすいという整理で、雪山へ行かないなら十分候補になるという結論だ。

編集部の見立て:評価3の辛口だが、強みと弱みを分けて書いており、NR01の性格をもっとも端的に伝えるレビューだ。

「4本で国産1本分。圧雪は問題なし、アイスバーンは弱い」(プジョー106・評価5)

プジョー106に175/65R14を履かせたユーザーは、4本22,000円という価格をまず挙げ、圧雪路は全く問題ない一方、横方向のグリップは甘めでアイスバーンは弱いと書く。FFでワインディングも含め5,000km走り、フロントがわずかに減ったと報告している。

編集部の見立て:評価5でも弱点を隠さず、「滑ってもコントロールできる人向け」と読み手を絞っている点に信頼が置ける。

「2シーズン問題なし、3シーズン目へ」(スイフトスポーツ・評価5)

宮城県でスイフトスポーツに195/55R16を履かせたユーザーは、以前のダンロップの冬タイヤから替え、豪雪地帯ではないこともあってか雪道で不便を感じたことはないと書く。少なくとも2シーズンは問題なく履けたうえで、3シーズン目に入ったという報告だ。

編集部の見立て:耐摩耗の手がかりとして数少ない継続報告だが、3シーズン目以降の効きはまだ書かれていない。

「柔らかめで、普通に乗る分には快適。ただし新品の唸りが気になる」(メルセデス・ベンツ Cクラス・評価4)

Cクラス ステーションワゴンに225/45R18を履かせたユーザーは、経年劣化したコンチネンタルのバイキングコンタクト7(硬め)から交換し、舗装路だけのレビューとして快適さとコスパを評価した。空気圧は270kPaで運用し、新品特有の唸り音はもう少し減らないと何とも言えないと書いている。

編集部の見立て:雪道は未走行で、舗装路の初期印象に限った評価だ。唸り音は新品時の傾向とも読めるが、そこは経過報告が出るまで確定できない。

専門家の評|Motor Fanが伝えた開発背景

Motor Fanが報じたモニター結果とパターン設計(2023年3月)

Motor Fanは、2022年11月のモニター募集が2日で満枠になり、全国250台以上で概ね好評だったと伝えている。雪上ドリフトでもトラクションが掛かるという声を受け、スポーツスタッドレスと打ち出したという経緯も報じた。

編集部の見立て:販売元側の証言に基づく報道で、第三者機関によるテストではない。評価の裏付けではなく、開発の方向性を知る資料として読むのが妥当だ。

レイダン NORDICA NR01が合うクルマとサイズ別の価格目安|スタッドレス4本はいくらか

NORDICA NR01の装着例とサイズ別価格目安を示すイメージ

雪は年に数回、走るのは舗装路と高速道路が中心。冬のクルマの使い方をそう整理できる人にとって、NR01は財布にいちばん優しい選択肢になる。

毎日のように凍結路を走る人や、氷上の制動力を数字で確かめたい人は話が別だ。データの揃う国産上位か、購入者評価の厚いナンカン ESSN-1のほうが、気持ちよく冬を越せる。

  • 雪山へは行かず、冬の備えを安く済ませたい人:シビックのユーザーが書いたとおり、ウィンタースポーツで雪山へ通わない使い方なら、凍結路の弱さと価格の釣り合いが取りやすい。
  • 滑り出しを自分で制御できる、運転に慣れた人:プジョー106のユーザーは、NR01を「滑ってもコントロールできる人向け」と評した。横方向のグリップの甘さを前提に走れる人ほど、価格の恩恵をそのまま受け取れる。
  • この用途なら他モデルが向く人:凍結路が日常のエリアや、雪道の運転に不安がある人は、氷上データが公開されている国産上位か、ナンカン ESSN-1のほうが判断しやすい。
タイヤサイズ 装着レビューのある車種 価格目安(4本・税込) このサイズを選ぶ理由
175/65R14 82H プジョー106、日産 オッティ 約17,600円(1本4,400円) 4本そろえても2万円を切る、NR01の価格の強みがもっとも出るサイズ。
195/55R16 91H XL スズキ スイフトスポーツ 約29,920円(1本7,480円) 宮城県で2シーズン使い、3シーズン目に入った継続報告があるサイズ。
225/45R18 95V XL メルセデス・ベンツ Cクラス ステーションワゴン、ホンダ シビック、スバル レヴォーグ、レクサス SC 約43,648円(1本10,912円) 装着レビューがもっとも多い18インチ。4本42,400円のセール購入例もある。

※価格はシバタイヤ公式ショップの2025年製造ロットの1本表示価格×4で算出(税込・タイヤ本体のみ、工賃・送料別、2026-27シーズン時点)。225/45R18は2026年製造ロットだと1本13,640円。製造年や在庫で価格は変動する。車種は、みんカラに装着レビューがあるものを記載しており、純正サイズと異なる装着例を含むため、装着前に車両の適合を確認したい。

レイダン(RYDANZ) NORDICA NR01のスペックと欧州ラベリング|サイズ展開と価格帯を総まとめ

NORDICA NR01のスペックと欧州ラベリングの一覧イメージ

メーカー レイダン(RYDANZ)/国内販売:シバタイヤ(SHIBATIRE)
シリーズ NORDICA(ノルディカ)
モデル NORDICA NR01(ノルディカ NR01)
発売日 国内は2022年11月にモニター募集・テスト販売を行い、2023年シーズンから本格販売(正式な発売日は非公表)。欧州では2018年11月9日からEU市場に投入
対象 乗用車用スタッドレス。LT規格サイズ(155/80R14 89/86T LT、195/80R15 107/105N LT等)も用意
サイズ展開 13〜18インチ(公式ショップの取り扱い、2026-27シーズン時点。2023年3月のMotor Fanは13〜20インチ、一部ランフラット設定ありと伝えている)
ラベリング 国内向けは非公表。参考として欧州ラベリング(225/45R18・245/45R18・245/45R20)は燃費効率C・ウェットグリップB・騒音B(72dB)、3PMSFは登録済み、氷上条件向けの認証はなし
価格帯 1本4,400円〜12,320円(公式ショップの2025年製造ロット)

※価格は2026-27シーズン時点のシバタイヤ公式ショップ表示価格(税込・1本)。2023・2024年製造の旧ロットはさらに安いサイズもあり、ロットごとにセール価格が混在するため、購入時は装着予定サイズの最新価格・製造年・在庫を販売店で確認してほしい。欧州ラベリングは欧州仕様サイズでの値で、日本向けに型を起こしたサイズを含む国内仕様と一致するとは限らない。

シバタイヤ NORDICA NR01についてよくある質問

Q&Aの文字と虫眼鏡のイラスト

Q. NORDICA NR01は、シバタイヤが自社で作ったスタッドレスなのか?

A. 製造は中国のレイダン(RYDANZ)で、シバタイヤは国内での販売を担っている。2023年3月のMotor Fanは開発には携わらず販売に留まると伝えた一方、同年9月には柴田代表が自身のブログで、日本向けのサイズは金型から作ったと説明しており、関わり方はサイズによって異なる。

Q. 「センターグルーブレス」のパターンは、乾いた路面で何が違うのか?

A. トレッド中央の太い縦溝を設けない設計で、Motor Fanによれば腰砕け感の少ないステアフィールを狙ったものだ。ただし舗装路での乗り味は柔らかめだと感じた装着者もいて、新品時の唸り音やロードノイズの大きさを指摘する声もある。

Q. NR01は凍結路やアイスバーンでも使えるのか?

A. 欧州では厳しい雪上条件向けの3PMSFを取得しているが、氷上条件向けの認証はなく、国内の第三者による制動テストも見当たらない。実走レビューでは、新雪は問題ないが凍結路では横滑りに気を遣ったという声や、アイスバーンは弱いがブレーキ次第で止まれるという声があり、凍結路が日常のエリアでは慎重に選びたい。

Q. サイズ展開と価格はどのくらいか?

A. シバタイヤ公式ショップでは13〜18インチを扱い、2025年製造ロットは1本4,400円〜12,320円だ(2026-27シーズン時点)。同じサイズでも製造年で価格が変わるため、購入前に製造年と在庫を確認しておきたい。

Q. ナンカン ESSN-1とは何が違うのか?

A. NR01がセンターグルーブレスでドライの手応えを打ち出すのに対し、ESSN-1は非対称パターンとジグザグ状の3Dサイプを備え、オートウェイの購入者評価(300件)では氷雪上性能が4.5と高い。氷雪の評価を数字で追えるかどうかが、両者の大きな違いだ。

まとめ:シバタイヤ版ノルディカ NR01は、冬の予算をどこまで軽くできるスタッドレスか

NORDICA NR01で冬タイヤの予算を抑える選び方のまとめイメージ

レイダン NORDICA NR01(RYDANZ NORDICA NR01)は、14インチなら4本2万円を切り、18インチでも4本4万円台前半で冬の足元をそろえられる価格と、雪のない路面でぐにゃつかない手応えを両立させたタイヤだ。年に数回の雪と高速道路が主戦場の人なら、財布の軽さがそのまま満足度につながる。

ただし凍結路の認証やテスト値はなく、雪国の装着者ほど横滑りを書き残している。ロットごとの価格差や製造年の確認も購入者の側に残る。凍結路が日常という人は、データの揃う国産上位やナンカン ESSN-1との比較に時間を使いたい。NR01は、安さに納得し、使い方を絞ったときにいちばん光る。

NORDICA NR01の「安さとドライの手応え」を、販売元・同価格帯の他社・使い方別に確かめる

NR01は、センターグルーブレスによる乾いた路面の落ち着きと価格が強みで、凍結路の裏付けは薄いスタッドレスだと分かった。ここからは、販売元シバタイヤの成り立ちや、同じ価格帯で氷雪の実績が見える他社モデル、走る環境別のランキングと並べて確認できる。

販売元シバタイヤの成り立ちを知る

同じ価格帯で、氷雪の手がかりが見える他社スタッドレス

走る環境から、スタッドレスを選び直す

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