ミシュラン X-Ice Snow SUVとブリヂストン ブリザック DM-V3は、SUV向けスタッドレスを選ぶときに比較対象へ挙がりやすい2モデルだ。
どっちもメーカー公式に「氷上性能が約9%向上・短縮」という数値が出ている。ただ、比べている相手がX-ICE3+とDM-V2で別モノだから、数字だけ並べても勝ち負けは決まらない。この記事は、メーカー公式の発表内容と価格.comの実売価格をもとに、氷上性能・雪上性能・寿命・静粛性・価格・デメリットを整理した。
もうひとつ押さえておきたいのが、2026年に両モデルとも後継が出ていること。X-Ice Snow SUV側はX-ICE SNOW+、DM-V3側はブリザック ICEPEAKだ。「型落ちになった今、旧型を選ぶ価値があるのか」まで見ていくぜ。
結論だけ知りたい人向けの早見表|X-Ice Snow SUVとDM-V3
| 項目 | ミシュラン X-Ice Snow SUV | ブリザック DM-V3 |
|---|---|---|
| 氷上性能(公式数値) | 氷上制動 約9%向上(X-ICE3+比) | 氷上制動 9%短縮(DM-V2比) |
| 摩耗・寿命(公式数値) | 公式ページに数値の記載なし | 摩耗ライフ 25%向上(DM-V2比) |
| 価格(225/65R17・1本の最安) | 20,940円(106T XL) | 18,370円(102Q) |
| 後継モデル | X-ICE SNOW+(2026年8月1日から順次発売) | ブリザック ICEPEAK(2026年9月1日発売) |
※氷上性能は比較相手が別(X-ICE3+とDM-V2)だから、数値の大小は比べられない。価格は価格.com調べ、2026年9月時点の最安ショップ価格(税込)。
- ミシュラン X-Ice Snow SUVとは?氷上制動約9%向上・サイプ長28%延長のSUV向けスタッドレス
- ブリザック DM-V3とは?氷上制動9%短縮・摩耗ライフ25%向上のSUV/4×4専用スタッドレス
- X-Ice Snow SUVとDM-V3の違い|氷上・雪上・寿命・価格を公式数値で比較
- 型落ちになった今、X-Ice Snow SUVとDM-V3をあえて選ぶ価値はあるのか|後継のX-ICE SNOW+・ブリザック ICEPEAKとの差
- X-Ice Snow SUVとDM-V3のデメリット|買う前に知っておきたい弱点
- X-Ice Snow SUVとDM-V3の実走レビュー・評価|価格.comの満足度から見えること
- X-Ice Snow SUVとDM-V3どちらを選ぶべき?|走る地域・シーン別の選び方
- まとめ|X-Ice Snow SUVとDM-V3の違いを一言で言うなら
- よくある質問(Q&A)|X-Ice Snow SUVとDM-V3の違いをさらに深掘り
- X-Ice Snow SUVとDM-V3を選ぶ前に読んでおきたい関連記事
ミシュラン X-Ice Snow SUVとは?氷上制動約9%向上・サイプ長28%延長のSUV向けスタッドレス

ミシュラン X-Ice Snow SUVは、2020年8月に発売されたSUV向けのスタッドレスだ。公式ページでは、乗用車用のX-ICE SNOWと同じ内容でEverWinterGripコンパウンドと新世代Vシェイプトレッドパターンが紹介されている。X-ICEシリーズは、北海道・士別を開発地に選んでいる。→ もっと詳しく知りたい人はミシュラン X-ICE SNOWの名鑑記事もチェックしてみて。
氷上・雪上性能|氷上制動約9%向上、雪上制動約4%向上(X-ICE3+比)
- 氷上制動距離:X-ICE3+の18.2mからX-ICE SNOWの16.5mへ、約9%向上(25→0km/h、205/55R16、氷盤路面)
- 雪上制動距離:19.8mから19.1mへ、約4%向上(40→0km/h、圧雪路面)
- コンパウンド:EverWinterGripコンパウンド(ベースコンパウンドとの摩耗差で微小な凹凸ができ、水膜を破って接地する)
- パターン:新世代Vシェイプトレッドパターンでサイプ長を28%延長、VTSサイプとNewクロスZサイプを採用
この数値はミシュランの公式ページに載っているものだ。試験は士別寒冷地技術研究会自動車試験場で、乗用車用サイズのX-ICE SNOWを使って実施されている。SUV用サイズで測った数値じゃない点は覚えておいてほしい。比較相手も前モデルのX-ICE3+で、他社のタイヤじゃない。
静粛性・乗り心地|公式に数値なし、体感はサイズと車で変わる
- ミシュランの公式ページに、静粛性の数値や比較試験は載っていない
- ブロックの配置で不快な周波数の音を低減する技術が公式に紹介されているのは、後継のX-ICE SNOW+側だ
静かさは車種・タイヤサイズ・路面で変わる。だからこの記事では、静粛性の優劣を断定しない。気になる人は、同じ車に装着した人の感想を販売店で聞くのが確実だ。
耐久性・寿命|溝50%以下は冬用として使えない、公式の摩耗数値は非掲載
- スタッドレスは溝の深さが50%以下になると冬用タイヤとして使えない(ミシュランの公式注記)
- NewクロスZサイプは、摩耗後もアイスグリップの性能を保つ役割(ミシュラン公式)
- 旧型の摩耗ライフの数値は、公式ページに記載がない
「5シーズン以上履ける」みたいな年数は、走行距離・サイズ・保管・路面で大きく変わる。だから年数では約束しない。見るべきは溝の残りと、冬用として使える限界の50%だ。なお、後継のX-ICE SNOW+は耐摩耗性能を約25%改善したと公式が発表している。旧型が譲る部分の目安になる数字だな。
ブリザック DM-V3とは?氷上制動9%短縮・摩耗ライフ25%向上のSUV/4×4専用スタッドレス

ブリヂストン ブリザック DM-V3は、2019年8月1日から順次発売されたSUV/4×4専用のスタッドレスだ。乗用車用VRX2と同じ「アクティブ発泡ゴム2」を搭載し、ストレート溝を4本にした「SUV専用パタン」を組み合わせている。→ もっと詳しく知りたい人はブリヂストン ブリザック DM-V3の名鑑記事もチェックしてみて。
氷上性能|氷上制動9%短縮、アクティブ発泡ゴム2(DM-V2比)
- 凍結路面の制動距離:DM-V2比で9%短縮(ブリヂストン公式)
- アクティブ発泡ゴム2:水路・気泡の表面を親水性素材でコーティングして、路面の水膜の除去力を高めている
- 粒径の小さいシリカと増やした摩擦力向上剤を配合して、ゴムが氷路面にしっかり接地する
ゴムはVRX2と同じ「アクティブ発泡ゴム2」で、SUV向けにパターンを専用設計している。ただしこの9%はDM-V2との比較だ。X-Ice Snow SUVの数値と並べて優劣を決められるものじゃない。
雪上・ウェット|ウェット制動6%短縮、ラグ溝を増やして雪をつかむ機能を強化
- ウェット制動距離:DM-V2比で6%短縮(80km/h、水深1mm、37.84m対40.05m)
- ストレート溝を4本にして、排水性を確保
- ラグ溝(横溝)を従来より増やし、雪をつかむ・氷をひっかく機能を強化
- 雪上制動距離の数値は、公式ページに載っていない
ブリヂストンのSUV向けページでは、険しい雪道や悪路を走る人にDM-V3、街乗りやレジャー中心なら乗用車用のWZ-1・VRX3という使い分けが案内されている。DM-V3の立ち位置は「雪道を本格的に走るSUV向け」と押さえておけばいい。
静粛性・乗り心地|公式に数値なし、体感で選ぶ項目
- ブリヂストンの公式ページに、静粛性の数値や比較試験は載っていない
- SUV専用パタンはブロック剛性を高めた設計だが、静かさへの影響は公式に示されていない
こっちも静かさは車種・サイズ・路面で変わるから、断定はしない。乗用車用のWZ-1・VRX3と迷う人は、同じ車・同じサイズの装着実績を店で聞いてみるのがおすすめだ。
耐久性・寿命|摩耗ライフ25%向上(DM-V2比、10,000km走行テスト)
- 摩耗ライフ:DM-V2比で25%向上(225/65R17、10,000km走行、2,500kmごとにローテーション)
- ブロック剛性を高めてパターンの変形を抑え、摩耗の原因になるタイヤと路面のすべりを減らしている
公式が摩耗ライフの数値を出しているのは、DM-V3の強みだ。ただし比較相手は先代のDM-V2で、走り方や路面で結果は変わる。冬用としては溝が50%以下になったら使えなくなる点は、X-Ice Snow SUVと同じだ。
X-Ice Snow SUVとDM-V3の違い|氷上・雪上・寿命・価格を公式数値で比較

どっちもSUV向けだけど、公式が出している数値は「比べる相手」が違う。まず比較表で全体を見て、そのあと軸ごとに違いを整理していくぜ。
| 比較項目 | ミシュラン X-Ice Snow SUV | ブリザック DM-V3 |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2020年8月 | 2019年8月1日 |
| 主な技術 | EverWinterGripコンパウンド、新世代Vシェイプトレッドパターン | アクティブ発泡ゴム2、SUV専用パタン |
| 氷上性能(公式) | 氷上制動 約9%向上(X-ICE3+比) | 氷上制動 9%短縮(DM-V2比) |
| 雪上性能(公式) | 雪上制動 約4%向上(X-ICE3+比) | 制動の数値なし(ラグ溝を増やして強化) |
| ウェット性能(公式) | 数値の記載なし | ウェット制動 6%短縮(DM-V2比) |
| 摩耗・寿命(公式) | 数値の記載なし | 摩耗ライフ 25%向上(DM-V2比) |
| 価格(225/65R17・1本の最安) | 20,940円(106T XL) | 18,370円(102Q) |
| 後継モデル | X-ICE SNOW+ | ブリザック ICEPEAK |
※公式数値は各メーカーの公式ページ・ニュースリリースの公表値。価格は価格.com調べ、2026年9月時点の最安ショップ価格(税込)。ロードインデックスなど規格が違うから、価格は目安として見てほしい。
氷上性能の違い|約9%向上と9%短縮は比較相手が別、優劣は断定できない
- X-Ice Snow SUV:X-ICE3+比で氷上制動が約9%向上(18.2m→16.5m)
- DM-V3:DM-V2比で氷上制動が9%短縮
- 同じ「9%」でも、試験車両・路面・サイズ・比較相手が違うから、直接は比べられない
今回確認できた範囲では、2本を同じ条件で比べた公式データは見つからなかった。だから「氷上ならこっちが上」とは言い切らない。アプローチの違いとして整理すると、ブリヂストンは発泡ゴムで水膜を取る方向、ミシュランはEverWinterGripコンパウンドとサイプで水膜を破る方向だ。
雪上・ウェットの違い|X-Ice Snow SUVは雪上制動約4%向上、DM-V3はウェット制動6%短縮
- X-Ice Snow SUV:雪上制動が約4%向上(X-ICE3+比)。ウェットの公式数値は記載なし
- DM-V3:ウェット制動が6%短縮(DM-V2比)。雪上制動の公式数値は記載なし
公式が数値を出している軸が、ちょうど逆になっている。雪上もウェットも、2本を同じ物差しで比べる公式データはない。数字の有無で優劣をつけるのは避けたほうがいいぜ。
静粛性の違い|どちらも公式数値なし、決め手にしにくい
- ミシュラン・ブリヂストンの両公式ページとも、静粛性の数値は載っていない
- 体感は車種・サイズ・路面で変わる
静粛性は、この2本を分ける材料が公式データにない。決め手にするなら、同じ車・同じサイズの装着実績を店で聞くのが早い。
寿命の違い|DM-V3は摩耗ライフ25%向上、X-Ice Snow SUVは公式の摩耗数値なし
- DM-V3:摩耗ライフがDM-V2比で25%向上(10,000km走行テスト)
- X-Ice Snow SUV:旧型の摩耗ライフの数値は公式ページに記載なし。NewクロスZサイプで摩耗後もアイスグリップを保つとされている
- どっちも溝が50%以下になったら冬用として使えない
公式に数値があるのはDM-V3だけだ。ただ比較相手は先代のDM-V2だから、X-Ice Snow SUVより長持ちするとは言えない。何シーズン使えるかは、走行距離と保管状態しだいだ。
価格の違い|225/65R17の1本最安はDM-V3が2,570円安い
- DM-V3(225/65R17 102Q):18,370円
- X-Ice Snow SUV(225/65R17 106T XL):20,940円
- 4本換算で約1万円の差(1本価格×4の単純計算、工賃・バルブ別)
価格は価格.comの同サイズページで確認した、2026年9月時点の最安ショップ価格(税込)だ。店舗と時期で動くし、後継モデルの発売で旧型の在庫価格が動くこともある。買う前に、必ず最新の価格を確認してほしい。
型落ちになった今、X-Ice Snow SUVとDM-V3をあえて選ぶ価値はあるのか|後継のX-ICE SNOW+・ブリザック ICEPEAKとの差
- X-Ice Snow SUV→X-ICE SNOW+:2026年8月1日から順次発売、全97サイズ。氷雪性能を維持したまま、ウェット制動約7.3%向上・耐摩耗性能約25%改善・転がり抵抗約5.6%低減(X-ICE SNOW比)
- DM-V3→ブリザック ICEPEAK:2026年9月1日発売、全57サイズ。氷上制動11%短縮・雪をひっかく効果が前後18%/左右30%向上・摩耗ライフ14%向上(DM-V3比)
数字だけ見ると、後継の伸びしろがはっきり出ている。旧型を選ぶ理由が残るのかを、モデルごとに見ていくぜ。
X-Ice Snow SUV→X-ICE SNOW+|変わったのはウェット約7.3%・耐摩耗約25%・転がり抵抗約5.6%
X-ICE SNOW+は、2020年発売のX-ICE SNOWの後継にあたる。ミシュランの発表では、氷と雪の性能を維持しながら、ウェット制動を約7.3%向上、耐摩耗性能を約25%改善、転がり抵抗を約5.6%低減した。SUVを含む幅広い車種に適合する、16〜22インチの全97サイズだ。→ もっと詳しく知りたい人はミシュラン X-ICE SNOW+の名鑑記事もチェックしてみて。
ここから読めるのは、旧型のX-Ice Snow SUVが譲るのはウェット・寿命・燃費まわりで、氷雪性能は後継でも維持という位置づけだってこと。雪道メインで、ウェットや寿命の伸びに価格差ほどの価値を感じないなら、旧型を安く買う手は残る。逆に雨の日や高速走行が多いなら、後継を見積もりに入れたほうがいい。なお、後継の比較試験は乗用車用サイズで行われていて、SUV用サイズの数値じゃない。
DM-V3→ブリザック ICEPEAK|氷上制動11%短縮・摩耗ライフ14%向上、旧型を選ぶ条件は価格差
ブリザック ICEPEAKは、DM-V3の後継として2026年9月1日に発売された。ブリヂストンの発表では、DM-V3比で氷上制動距離を11%短縮、雪をひっかく効果を前後方向で18%・左右方向で30%向上、摩耗ライフを14%向上している。SUV、CUV、EV、HVなど高荷重・ハイトルクな車両が対象だ。→ もっと詳しく知りたい人はブリヂストン ブリザック ICEPEAKの名鑑記事もチェックしてみて。
DM-V3の強みだった氷上性能と摩耗が、どっちも後継で公式に上積みされた形だ。氷上性能を優先して新品を買うなら、旧型を選ぶ理由は「ほしいサイズがある」「価格差が大きい」くらいに絞られる。ICEPEAKの実売価格はこの記事では確認していないから、見積もりで実際の差額を比べてほしい。
X-Ice Snow SUVとDM-V3のデメリット|買う前に知っておきたい弱点
- X-Ice Snow SUV:氷上の公式数値は前モデル比で、他社比較じゃない/後継でウェット・耐摩耗・転がり抵抗が改善済み/225/65R17の最安がDM-V3より高い
- DM-V3:発売は2019年8月で、後継ICEPEAKは氷上制動11%短縮・摩耗ライフ14%向上/街乗り中心なら乗用車用が案内されている/静粛性の公式数値なし
- 2本共通:夏タイヤ並みのドライ・ウェット性能は期待できない/溝が50%以下で冬用として使えない
X-Ice Snow SUVのデメリット
公式の氷上・雪上数値は前モデルのX-ICE3+との比較で、DM-V3や他社タイヤとの優劣は読み取れない。後継のX-ICE SNOW+でウェット制動・耐摩耗性能・転がり抵抗が改善されたから、そこは旧型が譲る部分になる。価格.comの同サイズページでは、最安がDM-V3より2,570円/本高い。レビューは2件しかなく、満足度3.00と評価が割れているから、参考程度に見てほしい。
DM-V3のデメリット
発売から時間がたっていて、後継のICEPEAKが氷上制動と摩耗ライフを上積みしている。ブリヂストンのSUV向けページは、街乗りやレジャー中心なら乗用車用のWZ-1・VRX3を案内しているから、雪道を走る機会が少ない人にはDM-V3は過剰になりやすい。静粛性の公式数値もない。
2本に共通するデメリット
スタッドレスは、夏タイヤと比べてドライ・ウェットのグリップや燃費の面で割り切りが必要だ。溝の深さが50%以下になると冬用タイヤとして使えないから、「氷上性能が長持ち」と言われても、使える期間には上限がある。
X-Ice Snow SUVとDM-V3の実走レビュー・評価|価格.comの満足度から見えること

- DM-V3(225/65R17):満足度4.62(レビュー10件)
- X-Ice Snow SUV(225/65R17):満足度3.00(レビュー2件)
価格.comの同サイズページで確認した点数だ(2026年9月時点)。X-Ice Snow SUVは2件で、5点と1点に割れている。点数の低さをそのまま性能差とは読めない。DM-V3は10件と多めで、満足度は高い。ただ、レビューは使った車・路面・年数がバラバラだから、「この2本の勝ち負け」じゃなくて「買った人の満足度の目安」として見てほしい。
冬の実走で感じる静粛性や乗り味は、車種とサイズでブレやすい。だからこの記事は、公式数値と実売価格で判断できる部分を軸に整理して、体感の優劣は断定しない形にした。
X-Ice Snow SUVとDM-V3どちらを選ぶべき?|走る地域・シーン別の選び方

選ぶ軸は「どんな冬道を走るか」。メーカー公式の位置づけと公表数値をもとに、地域やシーン別に整理した。
雪が少ない都市部・街乗り中心|DM-V3は過剰になりやすい
- ブリヂストンは街乗り・レジャー中心に、乗用車用のWZ-1・VRX3を案内している
- DM-V3は険しい雪道・悪路向けの位置づけ
SUV用サイズが必要な街乗り中心の人は、X-Ice Snow SUV(またはX-ICE SNOW+)と乗用車用ブリザックを、見積もりで比べるのが現実的だ。
雪国・凍結路・険しい雪道を走る人|DM-V3寄り、新品ならICEPEAKも候補
- ブリヂストンが険しい雪道・悪路向けとして位置づけているのはDM-V3
- 新品で氷上性能を優先するなら、DM-V3比で氷上制動11%短縮のICEPEAKも候補
公式が氷上制動の数値を出しているのはどっちも前モデル比だから、最終的には価格差とサイズの在庫で決めることになる。
長距離通勤・営業車など走行距離が多い人|後継の耐摩耗改善まで含めて見積もる
- DM-V3:摩耗ライフ25%向上(DM-V2比)
- X-Ice Snow SUV:旧型の摩耗数値は公式に記載なし
- 後継:X-ICE SNOW+は耐摩耗約25%改善、ICEPEAKは摩耗ライフ14%向上
走行距離が多い人ほど、後継の摩耗改善を織り込んで、1シーズンあたりの費用で比べたほうがいい。
家族ドライブ・静粛性重視の人|公式数値がないから実車で確認
静粛性は、両モデルとも公式数値がない。同じ車・同じサイズの装着実績を販売店で聞くのが、いちばん確かな判断材料になる。
アウトドア・雪山レジャー派|DM-V3寄り
ブリヂストンが悪路や険しい雪道向けにDM-V3を案内しているから、キャンプやスキーで雪山へ向かう人はこっちが候補になる。ただ、新品なら後継のICEPEAKとの価格差も見てほしい。
- 「街乗り中心で、ウェットや寿命も気にする」なら、X-Ice Snow SUVまたは後継のX-ICE SNOW+
- 「険しい雪道・凍結路を走る」なら、DM-V3または後継のICEPEAK
まとめ|X-Ice Snow SUVとDM-V3の違いを一言で言うなら

公式数値の基準が別だから、氷上性能で優劣はつけられない。違いは、位置づけと、公式が出している数値の中身に出ている。
- ミシュラン X-Ice Snow SUV:氷上制動約9%向上・雪上制動約4%向上(X-ICE3+比)。225/65R17の1本最安は20,940円。旧型の摩耗数値は公式に記載なし。
- ブリザック DM-V3:氷上制動9%短縮・ウェット制動6%短縮・摩耗ライフ25%向上(DM-V2比)。225/65R17の1本最安は18,370円。険しい雪道・悪路向けの位置づけ。
2026年に両モデルとも後継が出たから、新品で買うなら、X-ICE SNOW+とICEPEAKも見積もりに入れてほしい。旧型を選ぶ理由は、ほしいサイズがあることと、価格差が大きいことの2つに絞れる。
よくある質問(Q&A)|X-Ice Snow SUVとDM-V3の違いをさらに深掘り

「どっちが止まる?」「どっちが安い?」「後継が出たけど旧型はアリ?」。X-Ice Snow SUVとブリザック DM-V3についてよく聞かれる質問を、公式数値ベースでまとめた。
Q1. X-Ice Snow SUVとDM-V3の違いは?
公式数値の比較相手が違う。
X-Ice Snow SUVはX-ICE3+比で氷上制動約9%向上・雪上制動約4%向上。DM-V3はDM-V2比で氷上制動9%短縮・ウェット制動6%短縮・摩耗ライフ25%向上。DM-V3は険しい雪道向けとブリヂストンが位置づけている。
Q2. 氷上性能が高いのはどっち?
公式データからは、どっちが上とは断定できない。
X-Ice Snow SUVは約9%向上(X-ICE3+比)、DM-V3は9%短縮(DM-V2比)で、比較相手が別。氷上を優先して新品を買うなら、DM-V3比で氷上制動11%短縮のICEPEAKも候補になる。
Q3. 寿命が長いのはどっち?
公式に摩耗の数値があるのはDM-V3だけ。
DM-V3は摩耗ライフがDM-V2比で25%向上。X-Ice Snow SUVは旧型の摩耗数値が公式ページに載っていない。どっちも溝が50%以下になると冬用として使えない。
Q4. 静粛性・乗り心地がいいのは?
どっちも公式に数値がないから、断定できない。
静かさは車種・サイズ・路面で変わる。同じ車・同じサイズの装着実績を、販売店で聞くのが確実だ。
Q5. 雪が少ない地域と雪国では、どっちが向いてる?
街乗り中心なら乗用車用も視野、雪国・凍結路ならDM-V3寄り。
ブリヂストンは街乗り・レジャー中心に乗用車用のWZ-1・VRX3を案内し、DM-V3は険しい雪道・悪路向けと位置づけている。雪が少ない地域で迷う人は、X-Ice Snow SUVも見積もりに入れてほしい。
Q6. 価格が安いのはどっち?
225/65R17の1本最安はDM-V3。
価格.com調べ(2026年9月時点、税込)で、DM-V3が18,370円、X-Ice Snow SUVが20,940円。4本換算で約1万円の差になる(工賃別)。価格は店舗と時期で変わる。
Q7. 後継モデルは出てる?今も買う価値はある?
両モデルとも後継が出ている。
X-ICE SNOW+は2026年8月1日から順次発売、ブリザック ICEPEAKは2026年9月1日発売。旧型を選ぶ理由は、ほしいサイズがあることと、価格差が大きいことに絞られる。
Q8. X-Ice Snow SUVとDM-V3のデメリットは?
どっちも型落ちで、後継が数値を上積みしている。
X-Ice Snow SUVは後継でウェット・耐摩耗・転がり抵抗が改善済み。DM-V3は後継ICEPEAKが氷上制動11%短縮・摩耗ライフ14%向上。スタッドレス共通の弱みとして、夏タイヤ並みのドライ・ウェット性能は期待できない。
X-Ice Snow SUVとDM-V3を選ぶ前に読んでおきたい関連記事
X-Ice Snow SUVとDM-V3は、公式数値の基準が違うから数字だけじゃ決めきれないと分かった。それぞれの名鑑とSUV向けの記事を読めば、自分のSUVに合うほうを絞りやすくなるぜ。
それぞれの名鑑で型番を深掘りする
- ▶ ミシュラン X-ICE SNOWの名鑑|X-ICE SNOW+との違い・寿命を徹底検証
X-Ice Snow SUVのベースになるX-ICE SNOWの技術やサイズ展開を、名鑑でじっくり確認できるぜ。 - ▶ ブリヂストン ブリザック DM-V3の名鑑|欠点と他モデルとの比較を徹底検証
DM-V3の欠点や、他モデルとの比較まで掘り下げたい人向けだ。 - ▶ ミシュラン X-ICE SNOW+の名鑑|ウェット約7.3%向上と氷雪据え置きの中身を解説
X-Ice Snow SUVの後継で何が変わって何が変わらなかったのか、名鑑で確かめられるぜ。 - ▶ ブリヂストン ブリザック ICEPEAKの名鑑|氷上制動11%短縮の実力と注意点
DM-V3の後継ICEPEAKの試験条件や、発売直後ならではの注意点まで読める。
SUV向けの比較・ランキングで視野を広げる
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DM-V3をヨコハマのSUV専用モデルと並べて、比較の軸を広げたい人向けだ。



