2022年からトーヨータイヤが販売しているミニバン専用タイヤ「トランパス mp7」。
販売開始から一定期間が経過してひび割れや減りの早さについての情報が多く集まってきたからMP7の寿命を評判からチェックしていきたいと思う。
「どれくらいの期間使えるタイヤ?」
「走行距離の目安は?」
MP7の寿命についてこのような疑問がある方はぜひ参考にしてほしい。
では早速見ていこう。
トランパスmp7とはどんなタイヤ?

TRANPATH mp7(トランパス エムピー セブン)は、トーヨータイヤが2022年から製造しているミニバン専用タイヤ。
2019年に発売されたトランパスMPZの後継としてラインナップされ、トーヨーのミニバン専用タイヤの中ではスタンダードに位置付けられている。
タイヤサイズは、14から18インチまでと幅広いくラインナップされ、ハイト系軽自動車やコンパクトカー、ミニバンなどの車種に対応する。

トランパスシリーズは耐摩耗性に優れたタイヤが多いと言われ、トランパスmp7もトーヨー公式によると摩耗を抑制する技術によって耐久性を高め、寿命が長くなるように設計されているようだ。
タイヤ公正取引協議会に提出されている想定寿命は、mp7の旧モデルmpZで70000キロ以上と長い。
これを鵜呑みにはできないけど旧製品でこれだけの寿命が長いならMP7も長く使えるタイヤとして期待が高まる!
トランパス mp7の評判から寿命をチェック!

じゃ、ここからトランパスmp7の寿命を評判からチェックしていこう。
良い評判・悪い評判どちらもあるが、実際にトランパス mp7を履いた人が寿命についてどんな感想をもったのか順に見てみよう!
良い評判


新車装着タイヤが2年20000キロをすぎたあたりで寿命になりましたが、トランパスmp7は同じ年数、距離でもまだまだいける状態。4年40000キロは楽にいきそう。

mpzからmp7に交換しましたが、ロードノイズも少なく静かで気に入っています。
普段から結構距離を走りますが、減りが少なくて耐久性は良いしコスパ抜群だと思います。

エコタイヤの時に悩みの種だったフロントタイヤの外減りがずいぶん減りました。
履き替えから3年ほどですが、ひび割れも少なめだしあと2、3年は使えそうです。
悪い評判


減りは少ないし摩耗には強いのは良かったんですが、乗り心地や静粛性がゆるやかに低下してきた感がある。

3年くらいで少しずつひび割れし始めました。
すぐにどうのということではないけど、ゴム劣化の強さは普通かな。
評判から分かったトランパス mp7の寿命の特徴

トランパスmp7の寿命を評判から見てきましたが、そこから分かった寿命の特徴を以下にまとめてみた。
〈トランパスmp7の寿命の特徴〉
- 摩耗・偏摩耗に強い
- ひび割れ耐性は普通
摩耗・偏摩耗に強い!

トランパスmp7は摩耗や偏摩耗に強いとの声は評判でもかなり多い。
減りにくく、耐摩耗性は非常に高いと言える。ミニバンの悩みどころでもあるショルダーの偏摩耗にも強く、部分的な減りを少なくしてくれる。
タイヤの寿命をあますことなく使い切れるし、ミニバン乗りにとっては朗報!
走行距離の目安は使用環境・タイヤサイズ・運転の仕方などによって異なるけど、少なくとも50000キロは使える耐久性・寿命を備えていると思う。
ひび割れは普通

タイヤのひび割れは、一般的に使い始めて4~5年で発生することが多い。
これを踏まえて考えるとトランパス mp7はひび割れが比較的早く発生するタイヤだと思う。
評判だとMP7は、使い始めてから3年くらいで ひび割れし始めたという声が多い。
ひび割れはタイヤ性能の劣化も示しているけど、トランパスmp7はひび割れしても性能がゆるやかに低下するようだ。
トランパスmp7はこんな人におすすめ

トランパスmp7は、こんな方におすすめできる。
〈トランパスmp7がおすすめな人〉
- 年間走行距離が多い人
- 摩耗に強いタイヤを探している人
- ショルダーの偏摩耗が気になる人
- 手頃なミニバンタイヤを探している人
トランパスmp7は、偏摩耗に強いからタイヤのショルダーが減りがちなミニバンにピッタリ!耐摩耗性も高いから年間走行距離が多い人ならさらに合う。
剛性も高いから、ミニバン以外にもハイト系コンパクトカーやハイト系軽自動車にもマッチする。国産で手頃なミニバンタイヤを履きたい人にもおすすめ!
Q&A|トランパスMP7の寿命に関する気になる疑問に答える

ここでは、トランパスMP7の寿命について、実際に読者からよく寄せられる疑問を分かりやすくまとめた。
買い替え時期の目安や走り方による差など、気になるポイントをサクッと確認しておこう。
トランパスMP7の寿命はどれくらい持つ?
実際の口コミを見ると、走行環境にもよるが3〜4年、または3〜4万km前後がひとつの目安になっている。
ミニバン用タイヤとしては十分にロングライフな部類だ。
ミニバン特有の「片減り」は起きやすい?
トランパスMP7はミニバン専用設計で、片減りを抑える構造を採用している。
ただし、ミニバンは車重が重いので、空気圧管理や定期的なローテーションは必須だ。
高速道路メインでも寿命は縮まる?
高速中心の走行は熱が入りやすいが、一定走行が多いため意外と減りにくい。
むしろ街中のストップ&ゴーが多い方が摩耗は進みやすい。
ひび割れは早く出やすい?
MP7はゴムが硬すぎないため、ひび割れの早さは特に目立たない。
ただし日差しの強い地域や屋外保管では早まることがあるので注意。
前モデル(MPZ)より寿命は伸びてる?
口コミを見る限り、MP7の方が摩耗の進みにくさや耐久バランスは良くなっているという声が多い。
普段使いなら十分長持ちするタイヤと言える。
まとめ:トランパスmp7は摩耗・偏摩耗に強いタイヤだった!

今回は、トランパスmp7の寿命について、紹介してきた。
トランパスmp7は摩耗だけでなく偏摩耗にも強いタイヤで減りにくいタイヤだった。ひび割れは普通にくるけど、総合的に考えればこのタイヤの寿命が長い部類に入るのは間違いなさそうだ。
ミニバン専用タイヤだけど、しっかりとした耐久性があるからハイト系コンパクトカーやハイト系軽自動車、SUVなどにもおすすめできる。
気になっている方は次回の履き替えの時にぜひ使ってみてほしい。
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