「安くても曲がれる・止まれる・攻められる」――そんな欲張りなハイグリップを探しているなら、アジアンタイヤが侮れない。
コストが抑えられるだけじゃない、最近は国産メーカー顔負けの性能を出すモデルまで出てきてるんだ。
この記事では、アジアンハイグリップタイヤを“性能・寿命・コスパ”の3軸で徹底比較。
走り屋も街乗り派も、「安くても本気で使える1本」を見つけたい人は必見だ。
はじめに|アジアンタイヤは「安いだけ」じゃない!

まず、「ハイグリップタイヤ=高価」というイメージを持っていないか?
たしかに、国内大手メーカーのハイグリップタイヤは性能も折り紙付きだが、価格がネックになることも…。
そこで、今注目されているのが「アジアンタイヤ」。
韓国、中国、台湾などのタイヤメーカーが製造するハイグリップタイヤは、驚くほど高性能かつリーズナブルなんだ。
実際、サーキットや峠ユーザーからも「グリップ性能は申し分なし」「コスパ最強」との声が上がっている。
本記事では、アジアンタイヤの中でも“最強のハイグリップタイヤ”を厳選して紹介していく。
グリップ力、耐久性、コストのバランスに優れた製品だけをピックアップしたぜ!
アジアンハイグリップタイヤの選び方

ハイグリップタイヤは“勢い”だけで選ぶと後悔する。
グリップの強さ、ウェットの安定感、そして意外と見落とされがちな寿命…。
アジアンタイヤはモデルごとに性格がハッキリ分かれるから、まずは自分の走り方と使うシーンを整理するのが正解だ。
ここでは、初めてアジアンスポーツに手を出す人でも迷わないように、チェックすべきポイントをわかりやすくまとめていく。
グリップ性能(トレッドウェアの数値に注目)
ハイグリップタイヤの命は、なんといってもグリップ力。
「トレッドウェア」が低いほど柔らかく、グリップ力が高くなります(例:200以下はスポーツ寄り)。
ウェット性能
アジアンタイヤはドライ性能に特化したモデルが多いですが、雨天時の安定性も要チェック。
サーキットだけでなくストリートユースを考えるなら重要になる。
コスパと耐久性のバランス
一部のアジアンタイヤは価格が安い分、減りが早いことも。
どのくらいのペースで使い切るかを想定し、バランスの良いモデルを選ぶようにしよう。
最強ハイグリップ!アジアンタイヤおすすめ5選

「結局どれが一番グリップするの?」
そんな疑問を一発で解消するために、人気モデルの中から“本気で使える5本”だけを厳選した。
ドライでの食いつき、サーキット適性、ストリートでの扱いやすさ、そしてコスパ――。
走り屋も通勤メインの人も、自分のスタイルに噛み合うハイグリップが必ず見つかるラインナップだ。
1. ナンカン NS-2R(台湾)
NS-2Rは、台湾のナンカンが誇るスポーツモデル。欧州のタイムアタックシーンでも活躍している強者。
ドライグリップに関しては「もはや国産にも引けを取らない」と評価も高い。トレッドウェア120仕様は超ハイグリップ仕様で、セカンドカー用として人気だぜ。
- トレッドウェア:120/180
- 特徴:圧倒的なドライグリップとタイムアタック性能で有名。安価ながらサーキット対応。
- 価格帯:8,000円〜/1本
- 向いているユーザー:峠・ワインディング・サーキット初心者〜中級者
2. フェデラル 595RS-PRO(台湾)
フェデラル595RS-PROは、価格と性能のバランスに優れた一品。
温まりやすく、ドライ路面でのグリップは国産セミスリックに迫るレベル。雨にはやや弱いものの、ミニサーキットでタイムを狙うならおすすめの1本。
- トレッドウェア:140
- 特徴:ガチ系サーキットユーザーからも信頼されるロングセラーモデル。
- 価格帯:9,000円〜/1本
- 向いているユーザー:ストリート〜ミニサーキットユーザー
3. ZEETEX HP5000 Max(ドバイ発/中国製)
- トレッドウェア:280
- 特徴:コスパ重視+ストリートメインのハイグリップ
- 価格帯:6,000円〜/1本
- 向いているユーザー:街乗り+ワインディングを楽しむ層
解説:
価格の安さと意外なグリップ性能で、コスパ重視のスポーツユーザーに人気。
本格的なサーキットには向きませんが、ストリート中心のユーザーには最適な選択肢だな。
4. ACCELERA 651 Sport(インドネシア)
インドネシア発のアセレラは、コスパ良好なスポーツモデルを展開しているメーカー。
651 Sportはドライ性能が非常に高く、ミニサーキットや峠走行で力を発揮します。タイム重視の方にもおすすめだ。
- トレッドウェア:200
- 特徴:サーキット対応モデル、グリップ力と耐久のバランス◎
- 価格帯:8,500円〜/1本
- 向いているユーザー:サーキット初心者〜タイム更新狙いの中級者
5. KINFOREST KF550(中国)
聞きなれないブランドながら、一部ユーザーからは「コスパ神」とも。
ドリフト用にも流用されており、トータルバランスに優れた隠れた名品。
- トレッドウェア:不明(実質180〜220相当)
- 特徴:ストリートで“使える”ハイグリップ。ロードノイズ控えめ。
- 価格帯:5,500円〜/1本
- 向いているユーザー:街乗りでスポーツテイストを味わいたい方
アジアンハイグリップタイヤ比較表
ここでは、この記事で紹介した5つのハイグリップタイヤを「グリップ・ウェット性能・耐久性・コスパ」の4軸で一発比較できるようにまとめた。モデルごとの差がハッキリ見えるから、自分の走り方に合うタイヤがすぐ判断できるはずだ。
| モデル名 | トレッドウェア | ドライ性能 | ウェット性能 | 耐久性 | 価格帯 | 適した用途 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ナンカン NS-2R | 120 / 180 | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆〜★★★☆☆ | 8,000円〜 | 峠・ワインディング・サーキット |
| フェデラル 595RS-PRO | 140 | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | 9,000円〜 | ストリート〜ミニサーキット |
| ZEETEX HP5000 Max | 280 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | 6,000円〜 | 街乗り+ワインディング |
| ACCELERA 651 Sport | 200 | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | 8,500円〜 | サーキット初心者〜中級者 |
| KINFOREST KF550 | 実質180〜220 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | 5,500円〜 | ストリートスポーツ・コスパ重視 |
注釈
- トレッドウェアの数値はあくまで目安。アジアンタイヤはロット差でグリップや寿命が変わることがある。
- ドライ性能が高いモデルほどウェット性能が落ちやすい。特にNS-2R・595RS-PRO・651Sportは雨天時に注意。
- 価格はサイズにより変動が大きい。一般的な15〜17インチの価格帯を基準に記載している。
- サーキット使用時は空気圧管理が必須。アジアンハイグリップは内圧の上がり方で性能が大きく変わるため、走行前後のチェックを忘れずに行おう。
迷ったらこれ!筆者イチオシは「ナンカン NS-2R」

本格的にグリップを求めるなら「ナンカン NS-2R」が断然おすすめだ。
トレッドウェア120タイプはグリップ全振り、180はストリートとの両立が可能。
峠からサーキットまで幅広く対応できるタイヤだからタイムを削りたいなら最適だぜ!
まとめ|アジアンタイヤでも最強のハイグリップが手に入る!

アジアンタイヤは「安かろう悪かろう」じゃない。もはや今の時代は「安くて使える」が常識になりつつある。
性能と価格のバランスを見極めれば、ストリートでもサーキットでも十分に戦えるタイヤが手に入るんだ。
最後に表で確認しておこう。
| タイヤ名 | トレッドウェア | ドライ性能 | ウェット性能 | 耐久性 | 価格帯 | 向いている用途 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ナンカン NS-2R | 120 / 180 | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | 約8,000円〜 | サーキット、峠 |
| フェデラル 595RS-PRO | 140 | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | 約9,000円〜 | ストリート〜サーキット |
| ZEETEX HP5000 Max | 280 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | 約6,000円〜 | 街乗り、ワインディング |
| ACCELERA 651 Sport | 200 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | 約8,500円〜 | サーキット初心者、峠 |
| KINFOREST KF550 | 非公開 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | 約5,500円〜 | 街乗り、ドリフト練習 |
このように、各タイヤには明確な特徴と適した用途があるんだ。
迷ったら「ナンカン NS-2R」か「フェデラル 595RS-PRO」を選べば間違いなしだ。
自分の走り方や目的にぴったり合うアジアンタイヤをこのき見つけてくれよな!
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アジアンの中でも“ハイグリップ”という言葉がつくモデルが増えてきてるから、比較対象として入れておくといい。



