タイヤの寿命、甘く見ちゃダメだ。
いくら走りのキレ味が良くても、すぐ溝が消えたら財布も心もスカスカになる。
今回は“トレッドウェアが高い＝減りにくくて長持ちする”タイヤを、ボディタイプ別（軽・セダン・SUV・ミニバン）に熱くランキングしてやる！
愛車に合う、耐久性モンスターみたいなタイヤを見つけたいなら、ここから先は目を離すなよ。
トレッドウェアとは？｜“減りにくさ”を数字で暴く秘密のパラメーター
「トレッドウェア（TREADWEAR）」ってのは、タイヤの摩耗のしにくさを数値化した指標だ。
基準値は100で、数値が高けりゃ高いほど減りにくい＝寿命が長いってワケ。
例えば「トレッドウェア600」なら、「300」のタイヤよりおよそ2倍減りにくい。ただし、これには落とし穴もあるんだ。
- 同じメーカー内での比較が前提。他社製品とは単純比較できねぇ
- 数値が高い＝ゴムが硬くなりがちで、グリップや乗り心地が犠牲になることも
- スポーツタイヤはあえて低トレッドウェアで作られてることも多い（食いつき命だからな）
トレッドウェア数値のざっくり目安
600以上なら耐久性は相当なモンだ。
でも数字だけ見て選ぶのは危険。
走行環境・車の性格・自分の走り方、これ全部ひっくるめてジャストなタイヤを選ぶのが玄人のやり方だぜ。
【ボディタイプ別】減りにくい！トレッドウェアの高いタイヤおすすめランキング
今回はボディタイプ別に、“トレッドウェアが高くて寿命の長い”タイヤをガチで選び抜いた。
軽からSUV、ミニバンまで、走り屋もファミリーも納得の耐久番長を発表だ！
軽・コンパクトカー向け｜燃費も走りも抜け目なし！
1位｜ミシュラン エナジーセイバー4
トレッドウェア740という異次元の寿命。
転がり抵抗も激低で燃費まで稼げる。
軽やコンパクトの街乗りから通勤まで、長距離の味方だ。
ミシュランらしい上質な乗り味も◎。
2位｜ブリヂストン ネクストリー
国産らしい信頼感と安定性。
トレッドウェア620で寿命も安心。静かで快適、日常使いに欲しい条件全部入り。
3位｜トーヨー ナノエナジー3
トレッドウェア580で十分な耐久性。
しかも値段が手頃。低燃費＋軽快な走りで、コスパ厨ならこれ一択。
| 順位 | モデル名 | トレッドウェア | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 1位 | ミシュラン エナジーセイバー4 | 740 | 超長寿命＆低燃費。街乗り・通勤に最適 |
| 2位 | ブリヂストン ネクストリー | 620 | 国産品質で静粛性＆経済性◎ |
| 3位 | トーヨー ナノエナジー3 | 580 | コスパ良好、軽快な走り |
燃費も寿命も取りたい軽・コンパクト勢は、この3本が鉄板。
特にエナジーセイバー4は異次元クラスの耐久力だ。
セダン向け｜長距離＆高速を気持ちよく走れるヤツ
1位｜グッドイヤー LS EXE
トレッドウェア600。
高速安定性と乗り心地の両立は見事。大人のセダン乗りに刺さる静粛性と安心感。
2位｜ダンロップ エナセーブ EC204
トレッドウェア580。
街乗りメインでも、高速でもソツなくこなす万能タイプ。静かで快適、疲れ知らず。
3位｜ファルケン ZE310
スポーティなハンドリングと耐久性のバランス型。トレッドウェア500〜580。
ちょっと攻めるセダン乗りに。
| 順位 | モデル名 | トレッドウェア | 特徴 | 参考価格（4本） |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | グッドイヤー LS EXE | 600 | 高速安定性と静粛性のバランス◎ | 約56,000〜72,000円 |
| 2位 | ダンロップ エナセーブ EC204 | 580 | 街乗り＆高速どちらも安定 | 約48,000〜64,000円 |
| 3位 | ファルケン ZE310 | 500〜580 | スポーティな走りと耐久性両立 | 約44,000〜60,000円 |
長距離高速もこなすセダンは、耐久と快適性の両立が命。
LS EXEはその完成形だ。
SUV向け｜重量級でもガンガン走れる耐久番長
1位｜ヨコハマ ブルーアースXT AE61
トレッドウェア600。
雨でも踏めるSUV専用設計だから剛性がめちゃめちゃ高いし、ふらつき知らず！
2位｜グッドイヤー エフィシェントグリップ SUV
トレッドウェア560。
耐久＋静粛性＋高速安定性を三拍子揃えた万能SUVタイヤ。ファミリーユースにも◎。
3位｜トーヨー プロクセス CF2 SUV
トレッドウェア500〜540。
街乗り快適、コーナーも安定。コストと性能のバランス型。
| 順位 | モデル名 | トレッドウェア | 特徴 | 参考価格（4本） |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | ヨコハマ ブルーアースXT AE61 | 600 | 雨でも安心、剛性高いSUV専用設計 | 約68,000〜88,000円 |
| 2位 | グッドイヤー エフィシェントグリップ SUV | 560 | 静粛性＆高速安定性に優れる | 約64,000〜84,000円 |
| 3位 | トーヨー プロクセス CF2 SUV | 500〜540 | 街乗り快適、安定性良好 | 約58,000〜76,000円 |
重いSUVは摩耗が早いが、この3本ならガンガン距離を稼げる。
特にAE61は雨の日の安定感も段違い。
ミニバン向け｜家族も荷物もフル積載でもブレない
1位｜トーヨー トランパス MPZ
トレッドウェア580。ふらつきに強く、偏摩耗も防ぐミニバン専用。
ロングドライブの頼れる相棒。
2位｜ブリヂストン プレイズ PX-RVⅡ
トレッドウェア540。剛性高く、高速も安心。偏摩耗にも強い。
安定感を求めるならコレ。
3位｜ダンロップ ビューロ VE304
トレッドウェア520。耐久性は平均的だが静粛性はトップクラス。
車内の会話を大事にしたいファミリーに。
| 順位 | モデル名 | トレッドウェア | 特徴 | 参考価格（4本） |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | トーヨー トランパス MPZ | 580 | ふらつき抑制＆偏摩耗防止 | 約62,000〜78,000円 |
| 2位 | ブリヂストン プレイズ PX-RVⅡ | 540 | 高剛性で高速も安定 | 約68,000〜86,000円 |
| 3位 | ダンロップ ビューロ VE304 | 520 | 静粛性重視の快適モデル | 約64,000〜82,000円 |
家族＋荷物フル積載のミニバンは、ふらつきと偏摩耗が天敵。
トランパスMPZなら、その両方を潰せる。
Q&A｜トレッドウェア選びの疑問を一刀両断！
Q. 高けりゃ高いほど良いの？
A. 走り方次第だ。
高けりゃ減りにくいが、硬くなる分グリップや乗り心地が犠牲になる。スポーツ走行なら低めが◎。
Q. 数値はどこで見る？
A. タイヤ側面に「TREADWEAR 〇〇」と刻印あり。
通販やカタログにも載ってるが、国産は非公開もある。
Q. どうやって決まる？
A. 米国UTQG試験で基準タイヤ（100）との摩耗比較をして算出。
メーカー間比較はNG。
Q. 実際どのくらい持つ？
A. 走り方次第。
空気圧、車重、攻め具合で寿命は大きく変わる。
Q. 高トレッドウェア＝高価格？
A. そうとも限らん。
ナンカンやトーヨーみたいに安くて長持ちするモデルもある。長期的にはむしろお得。
結論｜トレッドウェアを制する者がタイヤ寿命・耐久性を制す！
トレッドウェアは、タイヤ寿命を見抜く最強の物差しだ。
今回のランキングから、自分の愛車と走り方にピタッとハマるヤツを選べば、財布も路面も笑ってくれる。
減らない＝交換回数が減る＝走る時間が増える。
それって、走り屋にとっちゃ最高のご褒美だろ？