はじめに|アジアンタイヤは「安いだけ」じゃない!
「ハイグリップタイヤ=高価」というイメージをお持ちではないでしょうか?
たしかに、国内大手メーカーのハイグリップタイヤは性能も折り紙付きですが、価格がネックになることも…。
しかし、今注目されているのが「アジアンタイヤ」。
韓国、中国、台湾などのタイヤメーカーが製造するハイグリップタイヤは、驚くほど高性能かつリーズナブル。
実際、サーキットや峠ユーザーからも「グリップ性能は申し分なし」「コスパ最強」との声が上がっています。
本記事では、アジアンタイヤの中でも“最強のハイグリップタイヤ”を厳選して紹介。
グリップ力、耐久性、コストのバランスに優れた製品だけをピックアップしました!
アジアンハイグリップタイヤの選び方
① グリップ性能(トレッドウェアの数値に注目)
ハイグリップタイヤの命は、なんといってもグリップ力。
「トレッドウェア」が低いほど柔らかく、グリップ力が高くなります(例:200以下はスポーツ寄り)。
② ウェット性能
アジアンタイヤはドライ性能に特化したモデルが多いですが、雨天時の安定性も要チェック。
サーキットだけでなくストリートユースを考えるなら重要です。
③ コスパと耐久性のバランス
一部のアジアンタイヤは価格が安い分、減りが早いことも。
どのくらいのペースで使い切るかを想定し、バランスの良いモデルを選びましょう。
最強ハイグリップ!アジアンタイヤおすすめ5選
1. ナンカン NS-2R(台湾)
- トレッドウェア:120/180
- 特徴:圧倒的なドライグリップとタイムアタック性能で有名。安価ながらサーキット対応。
- 価格帯:8,000円〜/1本
- 向いているユーザー:峠・ワインディング・サーキット初心者〜中級者
解説:
NS-2Rは、台湾のナンカンが誇るスポーツモデル。欧州のタイムアタックシーンでも活躍しており、ドライグリップに関しては「もはや国産にも引けを取らない」との評価。
トレッドウェア120仕様は超ハイグリップ仕様で、セカンドカー用として人気です。
2. フェデラル 595RS-R(台湾)
- トレッドウェア:140
- 特徴:ガチ系サーキットユーザーからも信頼されるロングセラーモデル。
- 価格帯:9,000円〜/1本
- 向いているユーザー:ストリート〜ミニサーキットユーザー
解説:
フェデラル595RS-Rは、価格と性能のバランスに優れた一品。
温まりやすく、ドライ路面でのグリップは国産セミスリックに迫るレベル。雨にはやや弱いものの、ミニサーキットでタイムを狙うならおすすめです。
3. ZEETEX HP5000 Max(ドバイ発/中国製)
- トレッドウェア:280
- 特徴:コスパ重視+ストリートメインのハイグリップ
- 価格帯:6,000円〜/1本
- 向いているユーザー:街乗り+ワインディングを楽しむ層
解説:
価格の安さと意外なグリップ性能で、コスパ重視のスポーツユーザーに人気。
本格的なサーキットには向きませんが、ストリート中心のユーザーには最適な選択肢です。
4. ACCELERA 651 Sport(インドネシア)
- トレッドウェア:200
- 特徴:サーキット対応モデル、グリップ力と耐久のバランス◎
- 価格帯:8,500円〜/1本
- 向いているユーザー:サーキット初心者〜タイム更新狙いの中級者
解説:
インドネシア発のアセレラは、コスパ良好なスポーツモデルを展開。
651 Sportはドライ性能が高く、ミニサーキットや峠走行で力を発揮します。タイム重視の方にもおすすめ。
5. KINFOREST KF550(中国)
- トレッドウェア:不明(実質180〜220相当)
- 特徴:ストリートで“使える”ハイグリップ。ロードノイズ控えめ。
- 価格帯:5,500円〜/1本
- 向いているユーザー:街乗りでスポーツテイストを味わいたい方
解説:
聞きなれないブランドながら、一部ユーザーからは「コスパ神」とも。ドリフト用にも流用されており、トータルバランスに優れた隠れた名品。
迷ったらこれ!筆者イチオシは「ナンカン NS-2R」
本格的にグリップを求めるなら「ナンカン NS-2R」が断然おすすめ。
トレッドウェア120タイプはグリップ全振り、180はストリートとの両立が可能です。
峠からサーキットまで幅広く対応でき、タイヤでタイムを削りたい方に最適です。
おすすめの購入先リンク(タイヤフッド・オートウェイ)
【タイヤフッド】で探す
・タイヤ+取付予約が一括で可能
・全国5,000店舗以上の提携ガレージで交換対応
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【オートウェイ】で探す
・アジアンタイヤに強く、ラインナップが超豊富
・激安価格&在庫も安定
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まとめ|アジアンタイヤでも最強のハイグリップが手に入る!
アジアンタイヤは「安かろう悪かろう」ではなく、「安くて使える」が常識になりつつあります。
性能と価格のバランスを見極めれば、ストリートでもサーキットでも十分に戦えるタイヤが手に入ります。
以下に簡単に振り返りましょう:
タイヤ名 | トレッドウェア | ドライ性能 | ウェット性能 | 耐久性 | 価格帯 | 向いている用途 |
---|---|---|---|---|---|---|
ナンカン NS-2R | 120 / 180 | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | 約8,000円〜 | サーキット、峠 |
フェデラル 595RS-R | 140 | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | 約9,000円〜 | ストリート〜サーキット |
ZEETEX HP5000 Max | 280 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | 約6,000円〜 | 街乗り、ワインディング |
ACCELERA 651 Sport | 200 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | 約8,500円〜 | サーキット初心者、峠 |
KINFOREST KF550 | 非公開 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | 約5,500円〜 | 街乗り、ドリフト練習 |
このように、各タイヤには明確な特徴と適した用途があります。
迷ったら「ナンカン NS-2R」か「フェデラル 595RS-R」を選べば間違いなし。
あなたの走り方や目的にぴったり合うアジアンタイヤを見つけてください!