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純正車高のオデッセイには18インチがおすすめ!ツライチになるホイールサイズを徹底解説します。

コラム

オデッセイを純正車高のまま“ちょうどいいカッコよさ”に仕上げたいなら、18インチはかなり現実的な選択肢。

フェンダークリアランス、オフセット、J数さえ合えばツライチ風の見た目を狙いつつ、普段使いの乗り心地も大きく損なわない。

その一方で「干渉しない?」「車検は大丈夫?」「どのサイズを選べば失敗しない?」など、気になるポイントも多いはず。

この記事では、純正車高オデッセイにおける18インチの最適サイズ、注意点、実用性までまとめて解説していく。

オデッセイの純正ホイールサイズを知ろう!:


オデッセイの純正のホイール、タイヤサイズは、グレードや前期、後期などにもよりますが、以下3種類のサイズになっている。

16インチ 17インチ 18インチ
タイヤサイズ 215/60R16 215/55R17 225/45R18
リア幅 6.5J 7J 7J
オフセット +55 +55 +55
穴数 5H 5H 5H
P.C.D 114.3 114.3 114.3

16インチから18インチまでがオデッセイの純正ホイールサイズ。インチは異なるが、タイヤの外径は同じサイズなのでグレードに関係なくインチアップ可能なんだ。

例えば、現在16インチを使っているオデッセイにも18インチや19インチといった感じでホイールサイズの選び方を間違わなければインチアップができるということになる。

 

純正車高のオデッセイに18インチをおすすめする理由:

純正車高のオデッセイのインチアップは18インチを選ぶ方が多い。

理由として挙げられるのは、乗り心地と見た目、走行性能のバランスに優れているのが主に選ばれている理由のようだ。

ちなみにタイヤサイズは、

  • 225/45R18:純正サイズ
  • 225/50R18:純正より少し大きいサイズ

この2つがメーターの誤差やロードインデックスの面でも問題のない無難なサイズだと思う。

純正サイズより少し大きいタイヤサイズの225/50R18ならフェンダーとタイヤの隙間が少なくなるので、ローダウン感をだしてみたい方はこちらをおすすめ。

純正車高のオデッセイを18インチのノーマル車高のツライチサイズ:

ホンダ車の多くはフロントタイヤハウスに余裕がない場合が多く、オデッセイも例外ではない。

フロントはとても窮屈で選べるサイズは限られ、フロントにサイズを合わせるとリアはツライチにはならないので注意が必要。

純正車高のオデッセイに18インチを取り付けしたときのツライチ付近のサイズは以下になる。

フロント リア
リア幅 7.5J 7.5J
オフセット  +48 +38
インチ 18インチ 18インチ
穴数 5H 5
P.C.D 114.3 114.3
このサイズであれば、フェンダーに干渉することなく純正車高でも問題なく取り付けできるツライチサイズ。
この前後で異なるサイズが手に入れば良いですが、4本同じサイズの場合はリア側をスペーサーなどで調整する必要がある。

オデッセイの純正車高に19インチをおすすめしない理由:

オデッセイのノーマル車高で19インチ以上にインチアップすること自体は可能。

ノーマル車高のまま19インチや20インチを装着してる方もいるが、見た目のバランスが崩れてしまうので現実的にはオススメしない。19、20インチなどにインチアップしてホイールを大きくすると、その分タイヤの偏平率を下げて厚みを薄くし、外形を合わせる事が必要になってくる。

そこで、ノーマル車高に大口径のホイールを装着すると…フェンダーとタイヤの隙間が拳1つ分入るくらいに広がってしまうという残念な結果になってしまうんだ。

ちなみにこの様になる。

ご覧の通り腰高感が増してSUVのようになってしまう。

見た目の良し悪しは人のより個人差がありますのでダメとは言えないが、大口径ホイールを履きたいと考えている方は、ローダウンをしてからの方が無難。その方がツライチも狙いやすい。

 

オデッセイのインチアップ時の注意点:外した純正ナットは使えない

純正ホイールから社外ホイールにインチアップする場合は、今まで使用していたホイールナットは使用できない。

ホンダ純正のホイールナットは、他のメーカーの「60°テーパー座」とは違い「12R球面座」という特殊な形状のものを使用していて、純正ホイールの接地面の球面(凹)に合わせた専用ナットという事なんだ。

仮に純正のナットを社外ホイールに使用した場合は、接地面が極端に少なくなりホイールが外れやすくなるから、事前に社外ホイール用のナットを準備しておくようにしよう。

オデッセイの社外ナットサイズ:

オデッセイに純正以外のホイールを取り付けする場合は社外ホイール専用のナットが必要なのでナットサイズを以下になる。

  • M12:ネジ径
  • P1.5:ネジピッチ
  • 全長30ミリ前後:高さ
  • HEX19:ナットの横幅
  • 袋ナット:ハブボルトが隠れるタイプ

このナットサイズを使用して社外ホイールを取り付けすればOK。

袋ナット以外にも貫通ナットも使用できますが、ハブボルトが隠れる袋ナットの方が見た目も良くなるのでおすすめだ。

取り外した純正ナットは、純正ホイールをスタッドレス等で再び使用する時が来るまで保管しておこう。

Q&A|オデッセイに18インチを選ぶ際に多い疑問

「18インチって無理?」「純正車高でもツライチになる?」「乗り心地落ちる?」──こうした疑問をすっきり解消していくぜ。

Q1. 純正車高のままで18インチにするとツライチなるの?

はい、なる可能性が高い。記事ではフェンダーアーチやJ数・オフセットの調整例を紹介しており、純正車高でも“ツライチ風”に見せるための具体的なサイズ選びを解説してる。

Q2. 18インチにすると乗り心地や燃費が悪化する?

少し悪化する可能性はある。大径化・扁平化はタイヤのゴム量減少・サイドウォール剛性変化を招くが、本記事では“純正に近い扁平率を保つ”“車高調整含むバランス維持”といった対策も紹介されている。

Q3. フェンダー・干渉や車検への影響は?

サイズ・オフセットが適切なら基本的には問題なし。ただし、タイヤの突出・フェンダー内ゴミの巻き込み・保安基準を超えると車検NGになるため、記事内で規定との照らし合わせも解説されてる。

オデッセイ純正車高まとめ:

18インチは、オデッセイの純正車高でも“攻めすぎず・地味すぎない”絶妙なサイズ感。
適切なオフセットとタイヤ幅を選べば、ツライチに近いスタイルを実現しつつ、日常の扱いやすさもキープできる。

ただし、車検基準・フェンダーの余裕・タイヤ外径の変化など、押さえておきたいポイントもあるため、記事内の推奨サイズを参考にしながら選ぶのがベスト。

「見た目」と「実用性」を両立したいオデッセイ乗りには、18インチは最有力候補のひとつだ。

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