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ダンロップ WINTER MAXX SV01 名鑑|商用車専用の高耐久スタッドレス|積んでも止まる、働く車のために

タイヤ名鑑

ダンロップ「WINTER MAXX SV01(ウィンターマックス エスブイゼロワン)」は、
商用バン・ライトトラック専用に開発されたスタッドレスタイヤ。
氷上性能・耐摩耗性・耐荷重性を高次元で両立し、現場を支えるプロ仕様の一品だ。

  • 商用車向け専用設計(ハイエース・キャラバンなど)
  • 氷上性能と長寿命を両立する「ナノフィットゴム」採用
  • 摩耗してもグリップが落ちにくい高耐久コンパウンド

耐久性だけでなく、氷上ブレーキ性能も国産トップクラス。
積載時の安定性を重視するドライバーにとって、信頼できる冬の相棒だ。
実際の走行レビューや氷上テストデータは、
SV01のレビュー記事で詳しく紹介している。

基本情報|商用バン専用に設計された耐久スタッドレス

ダンロップ「WINTER MAXX SV01(ウィンターマックス エスブイゼロワン)」は、
ハイエース・キャラバン・ボンゴなどの商用バン専用に設計されたスタッドレスタイヤ。
氷上での制動力と高い耐摩耗性能を両立し、過酷な冬の現場でも長く使える耐久性を誇る。

メーカー ダンロップ(DUNLOP)
モデル名 WINTER MAXX SV01
発売年 2016年
カテゴリ 商用バン・ライトトラック用スタッドレス
想定車種 ハイエース/キャラバン/ボンゴ/デリカカーゴなど
パターンタイプ 方向性パターン(回転方向あり)
コンセプト 「積んでも止まる」商用専用スタッドレス

耐摩耗性を重視した設計ながら、氷上性能を犠牲にしないのがSV01の大きな特徴。
現場車両のような高積載状態でもしっかり止まり、減りにくく、交換サイクルを長く保てる設計となっている。

開発ストーリー|積載時の安定性を極めたプロ仕様タイヤ

WINTER MAXX SV01の開発テーマは「積載時でも止まる」。
ダンロップは、物流・建設・営業車など日々走り続ける商用バンの“リアルな現場ニーズ”を徹底的に分析した。
氷上性能と耐摩耗性という相反する要素を両立させるために、商用専用コンパウンドを新たに開発している。

開発拠点は北海道旭川とロシア・ハバロフスクのテストコース。
実際の積載状態を再現した氷上ブレーキ試験を行い、荷重がかかっても性能を維持できる構造バランスを追求。
その結果、前モデル比で氷上制動距離を約10%短縮し、積載時のふらつきも大幅に軽減した。

さらに、商用車に多い長距離・連続稼働環境を想定し、ゴムの温度変化や摩耗進行に強い耐久構造を採用。
ダンロップの「WINTER MAXX」シリーズで培われた氷上グリップ技術を商用カテゴリーに応用し、
“働く車のためのブリザード対策”を具現化した一本となっている。

性能データ|氷上・雪上・耐摩耗性を実測で検証

WINTER MAXX SV01は、商用スタッドレスの中でも特に“氷上制動力と長寿命性能”の両立に優れている。
ダンロップが公開する社内試験データおよび独自テストでは、氷上・雪上ともに安定した結果を記録している。

テスト項目 評価(5段階) 特徴
氷上ブレーキ性能 ★★★★★ ナノフィットゴムが低温下でも柔軟性を維持。積載時でも高い制動力を発揮。
雪上トラクション ★★★★☆ 溝深設計+ブロックエッジが雪をしっかり掴み、発進時のもたつきを抑制。
ドライ安定性 ★★★★☆ 高剛性構造によりふらつきが少なく、積載走行でも直進安定性を確保。
静粛性 ★★★☆☆ パターンノイズはやや大きめ。商用車用途としては許容範囲。
耐摩耗性能 ★★★★★ 高密度カーボンを配合し、摩耗寿命を前モデル比で20%向上。

氷上性能はブリヂストンVL10に次ぐ国産上位レベルで、
耐摩耗性では業界トップクラス。長距離・高積載環境での信頼性は非常に高い。

特徴|積載してもブレない安定感と氷上グリップ

WINTER MAXX SV01は、商用車特有の「積んだ状態で走る」環境を前提に設計された。
氷上性能・直進安定性・耐摩耗性の3要素を支える構造と素材が、他のスタッドレスとは一線を画すポイントだ。

1. ナノフィットゴムで氷上でも止まる

ダンロップ独自のナノフィットゴムを採用。
ナノレベルでシリカを分散させることで、氷上の微細な凹凸にしなやかに密着。
低温下でも硬化しにくく、積載時でも安定したブレーキ性能を発揮する。

2. ハイリジッドブロック構造

接地面のブロック剛性を高め、荷重変化による変形を抑制。
これにより、積載走行時でもふらつきや接地ムラを抑え、安定感を確保している。

3. ディープグルーブパターン

深い縦溝と横溝を組み合わせることで、雪詰まりを防ぎつつ高い排雪性能を実現。
雪上発進や登坂路でも力強くトラクションを発揮する。

4. ロングライフデザイン

トレッド全体のゴム厚を確保し、摩耗進行後も氷上性能を維持。
実際の使用では、摩耗限界まで安定したグリップを発揮するため、
年間走行距離が多い商用ユーザーに適している。

構造・技術|荷重にも耐える強靭な内部構造

WINTER MAXX SV01は、商用車特有の高荷重・長距離走行に対応するため、
内部骨格構造にも徹底した補強が施されている。
「強さ」と「柔軟性」を両立したダンロップ独自の技術が詰め込まれている。

高剛性2プライ構造

ベルト部に2層の高強度スチールベルトを採用。
積載荷重がかかった状態でもトレッド変形を最小限に抑え、
接地圧を均一化して氷上での安定性を高めている。

耐久型ナイロンキャッププライ

スチールベルト全体をナイロンキャッププライで包み込み、
連続稼働時の発熱を抑制。
長時間の高速走行や冬季配送などでも、構造の変形を防ぐ役割を担う。

強化サイドウォール

サイドウォール部には高密度ナイロンコードを使用。
横方向のねじれやふらつきを防ぎ、荷重がかかる場面でも安定した姿勢を保つ。
積載時のハンドリング安定性にも貢献している。

均一接地プロファイル

トレッド全体の接地形状を最適化し、偏摩耗を防止。
摩耗後も性能低下が少なく、商用ユーザーの長期使用を支える。

設計仕様|高荷重と長寿命を両立する商用専用設計

WINTER MAXX SV01は、ダンロップが誇る「MAXXグリップコンセプト」を商用バン向けに最適化した設計。
積載時の耐荷重性能と氷上グリップを両立し、長期稼働を前提にした耐久構造を採用している。

パターンタイプ 方向性パターン(回転方向あり)
構造 ラジアル構造(チューブレス)
トレッド構成 ナノフィットゴム+ハイリジッドブロック+ディープグルーブ
対応車種 ハイエース/キャラバン/ボンゴ/デリカカーゴなど
スピードレンジ R(170km/h)
製造国 日本

ラジアル構造と深溝設計を組み合わせることで、氷上での安定感と長寿命を確保。
また、トレッド全体を商用車特有の接地荷重に合わせてチューニングしており、
荷物を積んでも偏摩耗しにくい設計になっている。

他社比較|ブリヂストンVL10との違いを検証

商用バン向けスタッドレスの定番といえば、ブリヂストン「ブリザックVL10」とダンロップ「WINTER MAXX SV01」。
どちらも高い信頼を得ているが、設計思想と得意分野には明確な違いがある。

モデル名 氷上性能 耐摩耗性 静粛性 価格帯(1本) 特徴
ダンロップ WINTER MAXX SV01 ★★★★★ ★★★★★ ★★★☆☆ 約11,000〜15,000円 積載時でも止まる安定性。長寿命かつ氷上制動力に優れる
ブリヂストン ブリザック VL10 ★★★★★ ★★★★☆ ★★★★☆ 約13,000〜18,000円 氷上性能は業界最高峰。静粛性・快適性にも配慮したハイエンドモデル
ハンコック Winter i*cept RW06 ★★★★☆ ★★★★★ ★★★☆☆ 約8,000〜11,000円 積載時の耐久性重視。価格帯を抑えた実用モデル
ナンカン SV-3 ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★☆☆ 約6,000〜9,000円 価格優先型。軽積載車向けのベーシックモデル

SV01は、VL10と比べると静粛性こそ控えめだが、耐摩耗性能とコスパのバランスが非常に高い。
「現場で走る距離が長い」「積載時の安定を重視したい」というプロドライバーには、SV01のほうが実用的な選択といえる。

サイズ展開|主要サイズと対応車種

WINTER MAXX SV01は、商用バンやライトトラック向けに14〜17インチを中心としたサイズを幅広く展開。
C(商用)規格タイヤとして高荷重にも対応しており、主要国産商用車をほぼカバーしている。

主要サイズ例 対応車種イメージ
185R14C 102/100R ハイエースDX/レジアスエース/ボンゴバン
195R15C 106/104R キャラバン/NV350/デリカカーゴ
205/70R15C 106/104R ハイエース スーパーGL/キャラバン ワイド
215/70R15C 109/107R ハイエース ワイドボディ/グランエース
195/80R15C 107/105L ボンゴブローニィ/マツダスクラムバン

価格帯は1本あたり約11,000〜15,000円で、商用車用としては中間価格帯。
国産ブランドならではの安定した品質に加え、摩耗の少なさと耐荷重性能が長期コストを下げてくれる。

最新のラインナップ・在庫状況は公式サイトで確認可能。
ダンロップ公式サイト:WINTER MAXX SV01 製品ページ

メリット・デメリット|現場で選ばれる理由

WINTER MAXX SV01は、“商用車の現場で走り続けるため”に作られたスタッドレス。
氷上性能・耐摩耗性・積載安定性を高水準でバランスさせ、全国の配送・建設現場ドライバーから高い信頼を得ている。

メリット

  • 積載状態でもふらつきが少なく、直進安定性が高い
  • 氷上制動力が強く、低温下でもしっかり止まる
  • 摩耗が遅く、年間走行距離が多い車でも長寿命
  • 国産品質の信頼性と、安定した価格帯
  • 商用車に最適化された高荷重設計(C規格対応)

デメリット

  • 静粛性は乗用向けモデルより劣る
  • タイヤ自体が重く、燃費への影響がわずかにある
  • 空荷状態では若干ゴツゴツした乗り心地になることがある

総じて、SV01は“働く車”に最も適したバランス型スタッドレス。
商用車に求められる「止まる・減らない・安定する」を全て兼ね備え、
冬場も安心して走り続けたい現場ドライバーに最適な一本だ。

まとめ|WINTER MAXX SV01はこんな人におすすめ

ダンロップ「WINTER MAXX SV01」は、冬の現場を支える“プロユース専用スタッドレス”。
積載時でもふらつかず、氷上で確実に止まる高性能と、圧倒的な耐摩耗性を両立している。

  • 荷物を積んで走ることが多い商用バン・ライトトラック
  • 氷上や凍結坂道でも確実なグリップを求めるドライバー
  • 年間走行距離が多く、タイヤの減りを抑えたいユーザー
  • 信頼できる国産スタッドレスを選びたい人

とくにハイエースやキャラバンといった積載前提の車両に最適。
「止まる」「減らない」「安定する」を軸にしたSV01は、
仕事で走る時間が長いドライバーにとって、冬の頼れる相棒になるだろう。

実際の氷上ブレーキ挙動や走行感は、レビュー記事で詳しく紹介している。
併せて読むことで、SV01の“実走の強さ”がよりリアルに理解できるはずだ。
WINTER MAXX SV01 レビュー記事はこちら

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積載走行が多い商用バン・ライトトラックには、氷上性能だけでなく耐摩耗性と経済性のバランスも欠かせない。
以下の記事では、SV01と並ぶ人気モデルや競合スタッドレスを詳しく比較している。現場目線で選びたい人は要チェックだ。

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