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街乗りの静けさを極めた“国産万能型”──ヨコハマ ブルーアース4S AW21の実力

タイヤ名鑑

ブルーアース4S AW21は、「静粛性」と「日常域の扱いやすさ」を中心に仕上げた国産オールシーズン。

柔らかめのコンパウンドと最適化されたブロック配置が街中でのノイズを抑え、冷えた雨でも安心して踏める国産らしいバランス型だ。

軽い雪への対応力も備えており、スタッドレスまでは不要だけど冬の不安を減らしたいユーザーに向く。

ここではAW21の構造思想・公式データ・他社比較まで体系的に整理し、最適なユーザー像を明確にする。

基本スペック

  • 発売年:2018年
  • パターンタイプ:非方向性パターン(左右非対称系)
  • ロードインデックス・速度記号:例)205/55R16 94V XL
  • 適合車種カテゴリー:軽自動車・コンパクト・セダン・ミドルSUV

簡易性能チャート

  • ドライ:柔らかめのコンパウンドと非方向性パターンで扱いやすく、日常速度域での安定感が高い。急な操作にも素直に反応し、街中での取り回しが軽い。
  • ウェット:国産タイヤらしい“雨に強い”方向性で、低温域でも粘りやすいシリカ系コンパウンドを採用。排水も優秀で、雨の日の安心感が高い。
  • 静粛性:AW21最大の強み。細かいブロック配置と柔らかめの構造が路面ノイズを吸収し、コンフォートタイヤ並みに静か。ハイブリッド車とも相性がいい。
  • 乗り心地:ゴムの柔軟性と非方向性パターンが衝撃を丸くし、街中の細かな段差でも振動が伝わりにくい。日常の快適さを重視した味付け。
  • 雪:細かいサイプが軽雪でしっかり噛み、都市部の“うっすら雪”なら問題なく対応できる。深雪や凍結路は専門外でスタッドレスには及ばない。
  • 寿命:柔らかめのコンパウンド構造ゆえ摩耗は平均的。ローテーション管理と空気圧調整で長持ちさせやすい設計になっている。

※ このチャートはメーカー公式値ではなく、タイヤの構造・コンパウンド特性から導いた専門的な傾向評価だ。

公式データ|日常域の安心感を支える国産オールシーズンの基礎スペック

ブルーアース4S AW21は、日本の都市部環境に合わせた全天候性能を実現するために必要な公式データが公開されている。

ここでは、変わらない“事実のみ”を整理した。

  • 3PMSF(スリーピークマウンテンスノーフレーク):対応
  • M+S:表記あり
  • パターン構造:左右非対称の非方向性パターン+細密サイプ配置
  • コンパウンド:低温域でも柔らかさを保つシリカ強化オールシーズン用コンパウンド
  • EUラベル(参考):ウェットグリップ C〜D、転がり抵抗 C〜E、外部騒音クラス 2
  • 発売年:2018年

開発ストーリー|日本の“日常の冬”にフィットする静粛・低温ウェット特化設計

ブルーアース4S AW21の開発思想は「日本の都市部で遭遇する冬のリアル」に合わせること。

積雪よりも頻度が高い“冷えた雨”“朝の凍結気味の路面”“うっすら雪”を安定して走れるよう、低温ウェット性能と静粛性を軸に設計されている。

国産らしいしっとりした乗り心地を保ちながら、サイプ量とブロック剛性の最適化で全天候バランスを追求。

スタッドレスほど重くない軽快さと、日常的に使いやすい安心感の両立を目指したモデルだ。

他社比較|静粛型・バランス型・高速安定型で見るAW21の立ち位置

オールシーズンタイヤはモデルごとに性能の「方向性」がまったく違う。
ブルーアース4S AW21は“静粛性と低温ウェットの安定感”を軸にした静粛寄り万能型。

ここでは、オールシーズンを3つの抽象カテゴリに分けて、AW21がどの位置に立つモデルなのかを整理した。

① 静粛型(=AW21のポジション)

静けさ・乗り心地を重視するカテゴリー。AW21はまさにこの領域で、微振動の収まりやロードノイズの抑え方が得意。

街乗りメインのユーザーにとって“扱いやすくて静か”が最大の強みになる。

② バランス型(例:ピレリ チントゥラート オールシーズン SF2)

ドライ・ウェット・軽雪・快適性を均等にまとめるタイプ。

SF2のような欧州系バランス型は高速安定性と雪性能が少し上だが、日常の静粛性と低速域の扱いやすさではAW21が優位に立つ。

③ 高速安定型(例:ミシュラン クロスクライメート 3)

高速域での直進性・剛性を優先したカテゴリー。

クロスクライメート 3は高速安定性で頭ひとつ抜けるが、都市部の低温ウェットや静粛性ではAW21のほうが“普段使いの快適さ”を感じやすい。

メリット・デメリット

メリット

  • 静粛性が高い:細密サイプと柔軟コンパウンドで微振動が出にくく、街乗りの静けさが強い。
  • 低温ウェットが得意:冷えた雨や冬のシャーベット路面でグリップを保ちやすい設計。
  • 非方向性パターンでローテーションがしやすい:前後左右に入れ替えられ、寿命管理が楽。
  • しっとりした乗り味:国産らしい“軽くて穏やかな”操舵フィーリングで扱いやすい。

デメリット

  • 高速安定性は控えめ:タイヤ剛性よりもしなやかさを優先するため、高速域でのシャキッと感は弱い。
  • 雪性能は“都市部レベル”:うっすら雪や凍結気味の路面はこなせるが、本格雪道はスタッドレスに劣る。
  • 軽快感はあるが鋭さはない:応答性はマイルド寄りで、スポーティな動きを求めるユーザーには物足りない。

サイズ展開|主要サイズの代表例をまとめた

  • 14インチ:155/65R14 75T
  • 15インチ:185/65R15 92H
  • 16インチ:205/55R16 94V
  • 17インチ:215/55R17 98V
  • 18インチ:225/50R18 99V

※ ここでは流通量が多い主要サイズだけを抜粋している。全サイズ一覧ではなく、代表的なラインナップをまとめた形だ。

車種別適合|主要コンパクト・ミニバン・SUVの代表純正サイズで整理

  • 軽自動車:N-BOX、タント、スペーシア など
  • コンパクト:フィット、ヤリス、ノート、デミオ など
  • ミニバン:シエンタ、フリード、ノア/ヴォクシー など
  • SUV:ヤリスクロス、ヴェゼル、CX-3、CX-30 など

※ グレードで純正サイズが違うことがあるけど、ここでは代表的な純正サイズを基準にまとめている。

まとめ|街乗りの静けさと“冬の備え”を両立した国産オールシーズン

ブルーアース4S AW21は、街乗りの静けさと日常域の扱いやすさに振った“静粛寄り万能型”オールシーズン。

冷えた雨や都市部のうっすら雪もしっかりこなしつつ、普段はコンフォートタイヤ感覚で履いていられるのが持ち味だ。

高速域の剛性感や深雪性能は専門モデルに譲るものの、「スタッドレスまではいらないけど冬の不安は減らしたい」「ハイブリッド車で静かに走りたい」といったユーザーにとって、ちょうどいい落としどころになっている一本だ。

関連記事|AW21と比較しながら選びたいオールシーズンたち

AW21の立ち位置をよりはっきり掴むなら、静粛型・バランス型・高速安定型のそれぞれと比べてみるのが早い。

ここでは性格の違いが分かりやすい記事を厳選した。

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